2015-03-18-

みなさん、おひさしぶりです。



の、チームOKOMEです。

今日は、おしらせがあります。

昨年2014年、まる1年かけて
郡山の藤田浩志さんのアドバイスを受けながら
東京・青山のビルの屋上で稲を育て、
みごと(!)お米を収穫したぼくらですが
その経験をもとに
「ご自宅のベランダや庭先で
 お米を育てられるキット」を開発しました。

名前を「ちいさな田んぼキット」と言います。
次のような内容の、キットです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◯春、はじめにおとどけするもの(4月下旬〜5月上旬)
・種もみ(福島県産コシヒカリ・芽出し・鉄コーディング済)
・培土(肥料入り・9キロ)
・栽培ケース
・育苗用コップ2個
・初心者にもわかりやすい栽培マニュアル

◯秋、収穫時に追加でおとどけするもの(10月中旬ごろ)
・福島県産コシヒカリ新米3キロ
・飯島奈美さんのレシピ集はじめ
 「天のつぶ」をおいしく食べるためのブックレット
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


昨年のぼくたちは、お米どころか
家庭菜園さえ育てたことのない
「めちゃくちゃ初心者」だったわけですが
そういう人でも
できるだけ手軽にかんたんに、
「じぶんのお米」を育てられるキットです。

プロ御用達の種もみ、肥料の入った専用の土。
郡山の「バケツ稲の達人」が監修してくれた、
わかりやすい栽培マニュアル。
(念のためですが、種もみも栽培用の土も
 放射性物質検査をクリアしたものです)


まず春に、栽培のための種や土を、お手元に。

そして秋、お米の収穫にあわせて
プロがつくった福島産コシヒカリ新米3キロを
追加で、おとどけいたします。

昨年、ぼくらは「バケツ」で栽培しましたが
ベランダや庭先に置いても
ちょっとさまになる
オリジナルの栽培ケースも開発しました。


春、まいた種からちいさな芽が出ると、
ほんとうにうれしいんです。
夏、空へ向かってぐんぐん育つ稲を見るのが
毎朝のたのしみになります。
そして秋、収穫した「じぶんのお米」は、
格別に、おいしいですよ!

Facebookなどで
みなさんの「田んぼ」の状況を共有したり
田植えや稲刈りなど
大事なタイミングで
藤田さん(写真)にアドバイスしてもらったり。


秋の収穫までの半年間、
みんなでいっしょに、たのしみながら、
「じぶんのお米つくり」ができる仕掛けも
いろいろ考えています。


発売日は、3月25日(水)です。

キットの写真など、くわしいことは
このページで、追って発表していきますね。

みなさんも
「自宅で、じぶんのお米を育てる」という
たのしくて、うれしくて、おいしい体験を
ぜひ、味わってみてください!

なお、発売日の3月25日(水)には
TOBICHIで
発売記念イベントも計画しています。

詳細は、また後日。

「たのしく、おいしい」場所にしますので
こちらもぜひ、
たのしみにしていてくださいね。

2014-10-30-

収穫から約2週間、写真1枚目のような
座敷わらしの後ろ姿みたいな状態で
自然乾燥させていた、われらが稲くんたち。


本日、ついに脱穀作業をしましたー。

まずは、元気そうな稲穂をよりわけ、
丁寧にお米のつぶをはずし、
すり鉢とすりこ木で優しくゴリゴリ、ゴリゴリ。


3時間くらいかかって
ちょうど「お茶碗一杯ぶん」くらいの
玄米が、できましたー!


はーーーーー。これだけかあ(笑)。
でも、うれしいし、かわいいぜ!

重さを測ったら、300グラムくらいでした。

今年の春から半年間、
来る日も来る日もお水をやって、
何度か襲来した台風のときには
屋根の下に避難させて‥‥と
大事に育てた「9杯分のバケツ稲」が
300グラムの玄米とは。

あらためて、お米って、すごいもんだなー。


食べちゃいたいくらい、いとおしいです。
(食べちゃいますけど)

このお米は、
福島の品種なのですが
後日、東北の美味しいものを取り寄せて
ささやかな「収穫祭」をやりたいと思います!

2014-10-17-

春先に種まきをしてから約半年。

東京・青山のビルの屋上で
スクスク育ったぼくらの稲くんたちを
本日、めでたく、収穫しました!


みてください。

われら「チームOKOME」の面々の、
このうれしそうな顔を。

(念のため、すぐ下の写真の人は
 某国民的スナックのキャラクターではありません)




ちゃんと稲刈り用のカマを用意して
ザクザクザクと、狩りますと、
こうして自然と、笑ってしまうようです。

刈り取った稲の束を、
秋の青い空に、
高く掲げたくなってしまうんですよねー。

からだが、うれしがっている!


もちろんも「うれしいーね!」と言いながら
稲刈り作業を手伝ってくれました。


全体の収穫量は、これくらいの感じです。

んー、これって、お茶碗にしたら
いったい何杯分くらい、あるんだろうか。

いまから2週間ちょっと乾燥させたあと、
脱穀とかして、たしかめてみます!


一足先に役目を終えていたわれらが相棒、
自動水やり機の「水やり豊さん」も
静かに、喜んでくれていることでしょう。

2014-10-16-

先々週、先週と
大きな台風が2回もやってきましたね。

ぼくらが稲を育てているビルの屋上も、
台風にそなえて、
バケツ稲ごと飛ばされないように、
風を避けられる部分に避難させました。


すでに収穫間近の稲が植わったバケツ、
ものすごく重い!


1回目の台風18号のときは、
台風が来ている中の作業だったので、
稲のバケツ&水やり豊さん(水やり器)を
動かすのがいっそう大変で、
合羽を着ていたのに
全身ずぶぬれになりました。
翌日まで体が寒かったなぁ。


バケツを避難させた後の床は、
えらくスッキリしています。
そうか、収穫してしまうと
こんな景色に戻るのかー。


水やり豊さんも、何だかさみしそう。

もうすぐ、収穫です。

2014-10-03-

先月、田舎の山形に里帰りしていたのですが、
懐かしいものを見つけました。


「しょうゆの実」!

しょうゆになる前の「もろみ」が、
食べやすくなったもので、
地元の友人にも
「ごはんの友と言えばこれだろ」
とつよくススメられました。


原料にお米が入っているからでしょうか。
ホカホカ白飯に載せて食べると、
あっという間に3杯はイケます。
(ボクだから‥‥ってわけでもないと思います!)

学生時代、アメフト部の先輩が
「チャーハンで白飯を食べると美味い」と
言っていたのを思い出しました。


今のベストフレンド(ごはんの友)は
「きゅーりのキューちゃん」
ですが、
全国にはまだ知らないごはんの友が
たくさん、いるんだろうなぁ。

ひとりでもおおくの「友」と
おともだちになりたいです。


あー、はやくベランダ稲で食べたい。

2014-09-22-

青山のビルの屋上で育てているほど
大規模ではないのですが
われわれチームOKOMEの面々も
それぞれ、
自宅のベランダや庭先などで
バケツ稲の栽培に取り組んでおります。

もう、けっこう前ですが
うちのベランダのバケツ稲くんたちも
めでたく出穂しておりまして、
今朝などに見たら
かなーり色づいていたのでご紹介します。


青山のビルの屋上みたいに
一日中、
おひさまがあたっているような場所ではなく、
夕方の前には日陰になってしまうような、
ごくごくふつうの、
一般的な「ベランダ」なのですが
スーパーバイザー藤田さんに分けてもらった
タネとプロ用の土で育てたら、
小柄だけれど、りっぱな実が出来たんです。

こっちについても、なにか変化があったら
お知らせしていきますねー。

しかし、かわいいやつだ。

2014-09-16-

青山のビル屋上で育てている稲くんたちは
今日も、すくすく育っています。

稲穂もだいぶ「こんにちは」してきて
「THE 稲〜!」
という感じの金色になってきた稲くんも、ちらほら。


収穫の日は、近いのかもしれない‥‥。

スーパーバイザー藤田さんに聞いて
稲刈りの時期を
具体的に考えはじめたいと思います!

今朝の稲くんたちと、秋の空。


水やり豊さんにも
あたらしいお鼻がついてひと安心です。


でもなぜ、ブタっ鼻‥‥。
つくったに聞いてみたいと思います。

2014-09-11-

われわれチームOKOMEでは、
LINEアプリで
稲くんたちの情報を共有しているのですが、
先日、水やりに行ったから
「みなさんピンチです。」
「水やり豊さんが活動停止しています。」
という緊急投稿が入りました。

あわててと屋上に駆け付けたのですが、
お鼻に内蔵されているタイマーが反応しません。

お鼻の栓が開きっぱなしで、水がダダ漏れ状態。


水やりさんに水を補充していたは、
「水を入れても、水を入れても
 タンクが満タンにならない。
 わるい師匠にいじわるをされている
 修行中の
 ジャッキー・チェンみたいな気分だ」
と遠い目をしたまま、使い物になりません。

そこで、すぐにタンクの水を抜き、
水やり豊さんのお鼻を念入りに調べてみると、
どうやら風雨や太陽の熱やらで
タイマーが壊れてしまったみたいなのでした。

すぐにメーカーさんに問い合わせて
代わりのお鼻を送ってもらうことに。

無理もないよ、水やりさん。
そんなに気を落とさないで。

だって、この夏のあいだ、
雨の日も風の日も台風がやって来た日も、
ずっと働き詰めだったもの‥‥。

ここらですこし、休んでください。

いえいえ、しかたありません。
あなたのノーズ(お鼻)は頭脳ですもの。

一時的にしろ
お鼻をうしなった水やりさんの目が
どこかさみしげに見えました。

2014-09-08-

いま、ぼくらは
合計で「9バケツ」育ててるんですが、
ぜんぶがぜんぶ、
出穂(しゅっすい)しているわけでは
ありません。

そのうちの「2バケツ」は
大きく育ってはいるのでありますが
まだ稲穂が出ていないのです。


水の量や陽当りなどは
他とおなじ条件なので、何がちがうのか。

じつは、こころあたりがあります。

そのふたつの稲くんたちは
まだ、牛乳パックで育てていた
ちいさなときに、
直射日光に当てすぎてしまったことが
あるのです。


そのとき、本当に「1日」で
葉っぱが黄色く枯れてしまったのです。

そのときの名残が「メッシュ」
みたいになっているので(写真2枚め)、
ぼくらは
「ツッパリヘアーの稲センパイ」
とかって呼んで
他の稲くんたちと同じように、
いや、それ以上に応援してきたのですが
いまだに穂を出してくれません。
グレてるんでしょうか。


背丈とか恰幅とかは
他に負けないくらいなのですが‥‥
稲穂が出ない。
これから出してくれるのかなー?

学級担任の先生みたいな目をした
水やり豊さんといっしょに
注意深く
見守っていきたいと思います。

2014-09-05-

我らが相棒・水やり豊さんについて
ご質問をいただきました。

9月3日の
水やり豊さんについてのレポートを読んで、
どうしてもお聞きしたいことがあります。
水やりさんの顔に貼り付けてある、
空のファミマの牛乳パックは、何ですか?
秋にみなさんで
美味しいごはんが食べられるように
応援してます。
(とみこ)


「水やりさんの顔に貼付けてある、
 空のファミマの牛乳パック」
とは、こちらのことですね(白い矢印)。


これはですね、何を隠そう、
水やり豊さんの「はな(nose)」です!

しかしながら、この「はな」には
たいへん重要な機能が備わっています。
ペロッとめくってみましょう。


デジタル的なタイマーが内蔵されています。

水やりさんは、この部分で、
朝昼晩の「注水量」を司っているのです!

具体的には、
朝9時と夕方4時と夜中の2時に
「ウィ〜〜〜〜ン」という
軽いモーター音がしてまいります。

これは、水やりさんが
自らの「はな」の栓をオープンする音。

水やりさんは、
毎回、きっちり4分開栓することで
1バケツにつき
「500ミリリットル」ほどの水を
注水しているのです。

水やりさんの、この「はな(nose)」は
いわば、
水やりさんの「脳(brain)」ですから、
雨風を避けるために
こうして、耐水性のある牛乳パックで
カバーしているというわけです。

とみこさん、
このようなお答えで、大丈夫でしょうか。
応援ありがとうございます!

本日の稲くんたち、こんな感じ。
指でたしかめると、
ちゃーんとつぶつぶが、入っていました!

収穫の日も、近いのでしょうか。