2014-09-22-

青山のビルの屋上で育てているほど
大規模ではないのですが
われわれチームOKOMEの面々も
それぞれ、
自宅のベランダや庭先などで
バケツ稲の栽培に取り組んでおります。

もう、けっこう前ですが
うちのベランダのバケツ稲くんたちも
めでたく出穂しておりまして、
今朝などに見たら
かなーり色づいていたのでご紹介します。


青山のビルの屋上みたいに
一日中、
おひさまがあたっているような場所ではなく、
夕方の前には日陰になってしまうような、
ごくごくふつうの、
一般的な「ベランダ」なのですが
スーパーバイザー藤田さんに分けてもらった
タネとプロ用の土で育てたら、
小柄だけれど、りっぱな実が出来たんです。

こっちについても、なにか変化があったら
お知らせしていきますねー。

しかし、かわいいやつだ。

2014-09-16-

青山のビル屋上で育てている稲くんたちは
今日も、すくすく育っています。

稲穂もだいぶ「こんにちは」してきて
「THE 稲〜!」
という感じの金色になってきた稲くんも、ちらほら。


収穫の日は、近いのかもしれない‥‥。

スーパーバイザー藤田さんに聞いて
稲刈りの時期を
具体的に考えはじめたいと思います!

今朝の稲くんたちと、秋の空。


水やり豊さんにも
あたらしいお鼻がついてひと安心です。


でもなぜ、ブタっ鼻‥‥。
つくったに聞いてみたいと思います。

2014-09-11-

われわれチームOKOMEでは、
LINEアプリで
稲くんたちの情報を共有しているのですが、
先日、水やりに行ったから
「みなさんピンチです。」
「水やり豊さんが活動停止しています。」
という緊急投稿が入りました。

あわててと屋上に駆け付けたのですが、
お鼻に内蔵されているタイマーが反応しません。

お鼻の栓が開きっぱなしで、水がダダ漏れ状態。


水やりさんに水を補充していたは、
「水を入れても、水を入れても
 タンクが満タンにならない。
 わるい師匠にいじわるをされている
 修行中の
 ジャッキー・チェンみたいな気分だ」
と遠い目をしたまま、使い物になりません。

そこで、すぐにタンクの水を抜き、
水やり豊さんのお鼻を念入りに調べてみると、
どうやら風雨や太陽の熱やらで
タイマーが壊れてしまったみたいなのでした。

すぐにメーカーさんに問い合わせて
代わりのお鼻を送ってもらうことに。

無理もないよ、水やりさん。
そんなに気を落とさないで。

だって、この夏のあいだ、
雨の日も風の日も台風がやって来た日も、
ずっと働き詰めだったもの‥‥。

ここらですこし、休んでください。

いえいえ、しかたありません。
あなたのノーズ(お鼻)は頭脳ですもの。

一時的にしろ
お鼻をうしなった水やりさんの目が
どこかさみしげに見えました。

2014-09-08-

いま、ぼくらは
合計で「9バケツ」育ててるんですが、
ぜんぶがぜんぶ、
出穂(しゅっすい)しているわけでは
ありません。

そのうちの「2バケツ」は
大きく育ってはいるのでありますが
まだ稲穂が出ていないのです。


水の量や陽当りなどは
他とおなじ条件なので、何がちがうのか。

じつは、こころあたりがあります。

そのふたつの稲くんたちは
まだ、牛乳パックで育てていた
ちいさなときに、
直射日光に当てすぎてしまったことが
あるのです。


そのとき、本当に「1日」で
葉っぱが黄色く枯れてしまったのです。

そのときの名残が「メッシュ」
みたいになっているので(写真2枚め)、
ぼくらは
「ツッパリヘアーの稲センパイ」
とかって呼んで
他の稲くんたちと同じように、
いや、それ以上に応援してきたのですが
いまだに穂を出してくれません。
グレてるんでしょうか。


背丈とか恰幅とかは
他に負けないくらいなのですが‥‥
稲穂が出ない。
これから出してくれるのかなー?

学級担任の先生みたいな目をした
水やり豊さんといっしょに
注意深く
見守っていきたいと思います。

2014-09-05-

我らが相棒・水やり豊さんについて
ご質問をいただきました。

9月3日の
水やり豊さんについてのレポートを読んで、
どうしてもお聞きしたいことがあります。
水やりさんの顔に貼り付けてある、
空のファミマの牛乳パックは、何ですか?
秋にみなさんで
美味しいごはんが食べられるように
応援してます。
(とみこ)


「水やりさんの顔に貼付けてある、
 空のファミマの牛乳パック」
とは、こちらのことですね(白い矢印)。


これはですね、何を隠そう、
水やり豊さんの「はな(nose)」です!

しかしながら、この「はな」には
たいへん重要な機能が備わっています。
ペロッとめくってみましょう。


デジタル的なタイマーが内蔵されています。

水やりさんは、この部分で、
朝昼晩の「注水量」を司っているのです!

具体的には、
朝9時と夕方4時と夜中の2時に
「ウィ〜〜〜〜ン」という
軽いモーター音がしてまいります。

これは、水やりさんが
自らの「はな」の栓をオープンする音。

水やりさんは、
毎回、きっちり4分開栓することで
1バケツにつき
「500ミリリットル」ほどの水を
注水しているのです。

水やりさんの、この「はな(nose)」は
いわば、
水やりさんの「脳(brain)」ですから、
雨風を避けるために
こうして、耐水性のある牛乳パックで
カバーしているというわけです。

とみこさん、
このようなお答えで、大丈夫でしょうか。
応援ありがとうございます!

本日の稲くんたち、こんな感じ。
指でたしかめると、
ちゃーんとつぶつぶが、入っていました!

収穫の日も、近いのでしょうか。

2014-09-03-

これまで、われわれ「チームOKOME」は


スーパーバイザー・藤田浩志さんを加えたチームですと
紹介してきましたが
もうひとり、大事な「相棒」がいるんです。

毎日毎日、晴れの日も雨の日も風の日も
朝昼晩きちんと3回、
バケツにお水を注いでくれている、
「水やり豊」さんです。


稲くんたちにお水をやって
みのり豊かに育ててくれるところから
こう呼ばれています。

販売開始となった「ほぼ日手帳」の準備が
ピークを迎えていたころ、
日頃から
ダジャレ成分の高い
うわ言のように命名しました。

もちろん僕たちも
毎日、稲くんたちのようすを
見に行ってますが、
取材やら打ち合わせやら何やらで
どうしても、
だれも動けないこともあるんです。


そんなときでも
毎日毎日、張り込み中の刑事のごとく
稲くんたちを見守り、
決まった時間に
決まった量のお水を稲くんたちに注ぐ、
水やり豊さん。

けっして
「60リットルの大型タンク付き
 自動水やり機」
ではない。

彼の名は、水やり豊さん。

なんなら
「水やり豊先輩」と呼びたくなるほど
育ち盛りの稲くんたちにとって
かけがえのない存在。

張り込み中の刑事が
差し入れのアンパン1個でOKのごとく、
単4電池一本でOKという、
たいへん燃費の良い、水やり豊さん。

カメラを向けたら、
ちょっとだけ伏し目がちになった
水やり豊さん。シャイなんです。


どうぞ、お見知りおきください。

2014-09-02-

実家(山形)に帰って、
田んぼの写真を撮っていたのですが、
写真撮りながら、会社で育てている稲が気になっておりました。
屋上の稲はメンバーが水やりして、報告を送ってくれますし、
室内の稲はアルバイトの
水やりを頼んでいるから安心なのですが、
自分が何度も枯らしたことがあるんで、心配で心配で。
無事の知らせだけ欲しいというか。

この写真撮った時も、田んぼを見に来て、
ついでにお昼食べているおじさんを見つけました。
天気が悪くなりそうで、
稲の様子が気になってたんじゃないかなぁ。

2014-09-01-

週末、チームOKOMEの
田舎の山形県に里帰りしていたそうで、
近所の風景を送ってくれました。


おおぅ、なんとうつくしい‥‥! 
さすがプロの仕事場!


お米を育てるようになって、
すくなからず
枯らしてしまったりとか
うまくいかないこともあったりなので
それにくらべて、
この山形の水田のうつくしさ。
緑の黄金という感じ。
色がきれいだし、背丈もそろってる。


さて、出社すると
お土産の「芋煮うどん」のカップが
デスクに置かれていました。
山形風、お醤油味、熱湯5分。


ありがとう、さん。
遠慮なくいただきます。

2014-08-30-

こんなメールをいただきました。

昨年まで毎年、我が家の狭いベランダで
バケツ稲を育てていました。
台風のときには、避難させたり‥‥。
でもアッという間、
ほんと数分のあいだに
雀の朝ごはんになってしまったことが。
どうぞ、稲刈りできますように!
(かじば〜)


なっ、なるほど!

ぼくらの稲くんたちは
うれしいことに、
たわわ、たわわに実っておりまして、
お世話に行くたび、
「よしよし。」と目を細めてるんですが
そうかあ、スズメさんが‥‥。


いまのところ、僕らの「田んぼ」で
スズメさんはじめ、
カラスくんなどにも遭遇しては
いないのですが
今後、ネットをかけるとかの対策が
必要になるのでしょうか。

ただちに調査を開始します。

2014-08-29-

バケツ稲をはじめてみて
水と日光の大切さを実感したのですが、
もうひとつ、
「風」が大事なんだと気付きました。

屋上で育てている稲の他に
室内で育てている稲もいるのですが、
風に吹かれてないせいか、
いまひとつ、線が細いと言いますか。

藤田さんから指導を受けたメンバーも
風は大事だと聞いたそうで、
たしかに屋上で風に吹かれている稲は
たくましい感じがします。

なんとなく、
自分もたまには外にでないとなぁって
思った次第です。