もうひとつの約束、
りくろーおじさんは並んでない！
チーズケーキは
お一人様１個まで、
オッケー、オッケーイ！！

やっとの思いでたどり着いた
新大阪駅です。

かとちゃんとは
東京でこんな話をしていました。
ちょっと早めに駅に着いてさ、
ふたりで手分けして
551蓬莱の豚まんと
りくろーおじさんのチーズケーキを
買って帰ろうよ。

で、551のこの行列ですよ。
関西ローカルで流れるCMの
「551のないとき〜」の
気持ちがよーくわかりました。

ごめんね、家族のみんな。
お父さん、約束してた豚まんは
買ってこれなかったよ。

JR大阪駅は
かとちゃんが不在の間に
独自の進化を遂げた。
そう思うことにしました。

駅内をスタスタ歩きまわり、
ぜーぜー言いながら
新大阪に向かうっぽい電車に乗ります。

JR大阪駅から新大阪への乗り換えが
急にわからなくなる。

「えーーっと、Googleには
東海道って書いてあるんですけど」

かとちゃん、おちつけ。
それは新幹線じゃないかな。
えっ、あるの？

京都「頂」で、
モダン焼きとオムそばを
いただきました。
このふたつは大阪発祥でした。

でもねぇかとちゃん、
大阪なのか京都なのかを
考えながら食べるってえのは
ほんとによかったのかい。
うん、おいしかったからいいか。

やばい、予約したお店が
思いっきり京都のお店でした。

「ひらの先輩、京都の文字を
消して投稿してください」

「小さな嘘はよくないよ」

そう言いながら笑顔で
京都の部分の写真をとる
先輩なのでした。

おーいかとちゃん！
せっかく予約してもらって
こんなこと言うの申し訳ないんだけどさ、
「京都」って書いてあるよ。

美味しそうなお店なんだけどさ、
「京都」って書いてあるんだよー。

ひらの先輩！
出てます。
リュックから白いコードが。

トークを見ていて
大阪ならではかも、と思ったのは
爆笑している時に
手を叩くお客さんが多い。

わたしもつい手を叩いてしまうのですが、
関西の風習なのだろうか…。

会場で繰り広げられていた軽妙なトークを、
ひらの先輩は
すごい勢いで中継していました。

凄まじいスピード感に私は
ただ見守ることしか出来ませんでした。