tamaco

おじいちゃんの帽子

2013-03-07 17:38
私は気仙沼では斉吉商店さんのおうちに
下宿させていただいています。

斉吉の皆さんは、ころがりこんだ私を、
家族のように迎えてくれて、
毎日毎日、笑いが絶えない
とっても楽しい下宿生活です。

いつもお世話になっている斉吉のおじいちゃんに、
去年の秋に帽子を編みました。

おじいちゃんはその帽子を、
とーーってもよろこんでくださって、
「あったかくて、はなせねえんだ」とそれ以来、
外はもちろんおうちの中でも、
毎日その帽子をかぶっています。

編みものは、
だれかによろこんでもらえるものをつくれるのが、
うれしいですね。
tamaco

気仙沼の空の色

2013-03-06 16:01
気仙沼にいると、空の色が、
とても美しく感じられます。
それも、四季によって違う色。

空は、海の色を映すというけれど。

気仙沼はまさしく、
海を映した豊かな空に、
抱かれているようです。

これは、安波山(あんばさん)という
山から見た、気仙沼の街です。

そういえば、安波山って、いい名前。
海と暮らしてきた人々の願いが、
込められているのかもしれない。
tamaco

どんなシャツと
着てもらえるんだろう

2013-03-05 14:08
おかげさまで、
昨年12月にご注文いただいたMM01は、
無事すべてお客様のもとにおとどけされました。

ご注文いただくと、
編み手の方からのおたよりや、
編んでいる様子の写真なども
お客様の手元にお届けされます。

自分のカーディガンが、
どんな風に編まれていくのか、
見ていただくことができるんですよ。

編み手の方にとっても、
大切に編んだカーディガンを
お客様にどんな風に
カーディガンを着ていただけるのか、
想像するのは楽しみです。

「お客様、どんな方なのかなぁと想像するの」
「このカーディガン、
 どんなシャツに合わせてもらうんだろう」
「ブルーのシャツに、チノパンなんかと
 あわせて着てもらったら、
 きっとかっこいいよねぇ」

編みながら、そんな会話を、
編み手の方たちはされていました。

写真は少し前のものですが、
お客様のカーディガンが
編み上がったときの編み手の方。

とってもうれしそうです。
tamaco

アラン島の写真をちょいちょいと

2013-03-04 18:00
ところで私たちは、
気仙沼ニッティングを始めるにあたって、
「まずは手編み産業の本場を見にいこう!」
ということで、昨夏アラン島に行ってきました。

その様子は、いいものを編む会社。
でご紹介させていただいたのですが、
まだまだ、ご紹介できていない写真がたくさんあります。

私たちも、たまに見返しては、
ぷぷっと笑ってみたり、
その景色にすーっと心洗われたり、
原点を思い出したりしています。

そんなわけで、このコーナーでも、
閑話休題的に、
たまにアラン島の写真もご紹介していきますね。

1枚目は、寒風に吹かれペンギンのようになるメンバー。
(みなさんに掲載許可取ってないけど大丈夫かな‥‥)

2枚目は、宿の目の前に広がる海でみた夕焼けです。
tamaco

MM01グレーとネイビー

2013-03-04 13:21
MM01、前回の販売のときには
生成り色のカーディガンしかご紹介できませんでしたが、
MM01は、生成り・グレー・ネイビーの3色展開です。

次回の受注開始に先駆けて、
今日はMM01のグレーとネイビーをご紹介します。

まず、グレー。
グレーは混じりけのある自然な風合いの色。
落ち着いたやわらかな印象に仕上がります。
前から持っていたかのように、なじむ色です。
インナーやストールも、どんな色にもあいやすい。
この冬の注文では、一番人気の色でした。
いろんな場面で着たい、あわせやすい色がいい、
やさしく落ち着いた印象が好き、
という方におすすめです。

次はネイビー。
今回毛糸は3色とも
一からオリジナルで開発していますが、
特にこのネイビーは、満足できる色目になるまで
何度も作り直しを重ねた糸でした。
その甲斐あってかネイビーは、
しゅっと引き締まっていて、

それでいてみずみずしいエネルギーを
感じさせる雰囲気に仕上がりました。
男性はもとより、
女性にも、ネイビーはおすすめです。
白いシャツによく似あい、知的な印象のある色です。

いよいよ来週、MM01の再受注を開始いたします!
また今回も抽選になるかと思いますが、
今回は前回よりも
多くの方にお手に取っていただけるよう
アレンジしておりますので、
どうぞお見逃しなく〜!
tamaco

40年間海の上

2013-03-01 17:35
気仙沼の事務所に、
先日の手編みのくつした教室
いらしてくださったおじいちゃんが
遊びにいらしてくださいました。
くつしたの続きを編まれています。

お話を伺うと、
おじいちゃんはもともと漁師さんで、
40年間マグロ船に乗られていたそうです。
一度漁に出ると1年以上帰ってこない。
漁から戻ると1か月ぐらい休んでまた次の漁へ。
そんな生活を40年間されていたそうです。

40年間も海の上で生活するとは、
どんなものなのでしょうか。
人生の記憶のほとんどに、
広い海と空の背景があるのでしょうか。
知らない世界に思いを馳せます。
tamaco

あたたかいと思ったけど

2013-02-27 13:10
お昼を買いに外に出てみると、
今日はなんだか、ぱーっと晴れていて、
背中におひさまがあたって
ぽかぽかあたたかい。

これはもしかして、
けっこうあたたかい日なんじゃないの?
と思って天気予報を見てみると、
今(2月27日13:00ごろ)の気温は
1℃ぐらい。

そっかぁ、そんなもんかぁ。
それでも、お日さまがあるのはいいもんです。
tamaco

編み手の方は

2013-02-27 11:01
気仙沼ニッティングの編み手の方は、
こんな風に編んでいます。

ご自宅や仮設のおうちで編むときは、
好きな音楽を聴きながら、
飲みものをとなりに置いて編むのが、
気持ちが落ち着くのだそうです。

1着を編むのに、3週間ほどかかります。
tamaco

オープン!

2013-02-27 11:00
こんにちは、たまこです。

気仙沼ニッティングの仲間、
におねだりして、
作ってもらいました、このコーナー。

気仙沼ニッティングは、
日々なにかしら、動いています。
編んだり、笑ったり、転んだり、起きたり。
感動して泣いたり、
心穏やかにすごしたり、
へんてこな事件に困ったり。

いろんなことが起こる気仙沼ニッティング。
そんな日々の様子を、
小さな小窓からのぞくように
楽しんでいただくために、
このコーナーをつくりました。

気が向いたときにでも、
寄って行ってください。

写真は、夕暮れどきの気仙沼湾。
水面が、
絵みたいになめらかで、とげがない。
静かな瞬間です。

facebookページもあります。
どうぞよろしくお願いいたします。