ミロコマチコさんの絵も、
もちろんあります。

編みものけものみちとともに
力強いパワーをくれるような、
すばらしい作品。
足を止めて
じっくり眺めている方が多くいました。

さいごにはスワッチや道具、
アンティークジュエリーなど
三國さんの私物が展示されています。

仕事のごほうびのように
ジュエリーを買うという三國さん。
ひとつひとつきらめいています。
そして、このきれいなスワッチ（編み地見本）の数々。
洋服や雑貨になるなど、
ニットから形を変えて
巣立っていったものもあります。

また展示に戻ってきました。

けものみちを抜けると、
三國さん私物の古着がならびます。

中には旦那さんが編まれたセーターや、
三國さんが「思い出深い大好きな叔父さん」
と話す、叔父さんからもらったセーターなど。
わたしはお母さまが縫われたという
花柄のワンピースがいい色で、
見入ってしまいました。

博多といえば明太子を思い浮かべますが、
こちらでも明太フランスが大人気。
もわたしも
ハード系のパンが好きなのですが、
これだけハード系のパンが
豊富にそろっているのもめずらしいです。

このかわいい照明たちはもしかして…
と近づいてみると…
krankさんの照明でした！
ほかにもテーブルや家具類は
ほぼすべてKrnakさんのもの。

おいしいパンたちを
頑張って照らす動物たちが
かわいいです。

オーナーの平山さんは小麦アレルギーのため、
ルヴァン（小麦粉から起こした自家培養の種）を
使用し、
選び抜いた九州の小麦で
ご自身も食べられる美味しいパンを
つくっているそうです。

平山さんのおすすめは白ストック。
ハード系のかたいパンをたくさん作ってきて、
すこし柔らかいパンも作ろうと決めたそう。
「見た目はかたそうだけれど、
食べるとミルク生地でふんわりとした食感。
ツンデレのようなパンです」とのこと。

口の中で小麦の香りが広がり、
噛むほどに味わいが増していくパンばかりです。

また、福岡のおすすめスポットめぐりを
スタートしました。

お次は天神にある人気のベーカリーで、
アルティアムからも歩いて5分ほどの
パンストック天神店。

お店の外にもおいしそうな香りがします。

お伝えしたかったのが、
今回のテキストは年表以外すべて
三國さんご自身が書かれているということ。

あいさつにはじまり、
三國さんのぐるぐるとした思いや
昔の思い出から紐解かれたことばなど、
じっくり立ち止まってよみふけってしまいます。
作品とあわせて、
こちらもたのしんでくださいね。

右手壁沿いには、
これまでの道のりを示した年表が。
三國さんとたくさん本をつくられている
文化出版局の三角さんと、
ほぼ日の山川が道のりをふりかえり
どんなことをしたのか
どんな気持ちだったのか
綴られているエモーショナルな年表です。

入口のよこには物販コーナーも。
三國さんのこれまでの書籍、
Miknitsのキットや毛糸など
購入いただけます。
寒い冬のおともに、ぜひ。