PARCOスタッフのかおりです。

次々と古書店めぐりをすること5時間弱。
ようやく、めぐりあいました。
アンジュール ある犬の物語という絵本。
なんとエンピツのみで描かれていて、
文字はありません。
犬のかなしそうな姿や怯える感じが
なんともいえません。

きょうはなにも調べず、なにも考えずに
古書店街を回って、
ピンときた本を買ってみました。

１冊目は
羽多野書店さんで買った
石川九楊先生の「一日一書」。
中では毎日ひとつずつの「書」が
掲載されているので、
来年はこれを毎日ひとつ、
ほぼ日手帳に写してみようかな！
本を買ったらきれいな包み紙に
ラッピングをしてくれました。うれしい！

2冊目は
神田古書センター１階の
高山本店さんで見つけた
平野レミさんのレシピ本です。
ブックデザインは和田誠さん、
さしえが和田唱さん、率さんで
読むのも作るのもたのしそうな一冊！

3冊目は
古賀書店にあったピアノ楽譜、
サン・サーンス「動物の謝肉祭」。
フランスの出版社から出ているものなのですが、
とにかく表紙のかわいさに一目惚れ！
この中の「水族館」という曲が大好きなので
がんばって練習しようと思います。

あるきながら、会社のみんなとすれ違って
「何買ったの？」「どこ行ってきた？」と
道端で話せたのもたのしかったなあ。

昔の“書”とか、
昔取った杵柄の“物理”系をなんとなく探しながら歩きまわり、
なかなか選べず7軒目の本屋で出会いましたよ！

魚や動物、昆虫の図鑑はたくさんあるけれど、
“釣り魚”の図典、というタイトルに
「ん？」

帯には、
釣る、知る、食べる、そして楽しむ
いいですねー！食べる！
どれどれ…と開いた中身がいい！

皆さんにも中を見て欲しい！
まず、釣り場別に分類。沖合とか内湾とかですね。
そして、魚の絵や名前、大きさだけでなく、
適した竿や仕掛け、釣り方、だけでなく、
調理法や料理例までしっかりと書かれています。

おいしそう…

ちなみに、シマアジを一部抜粋すると、
“刺身にしておいしいのは2kg前後までで、
25cm程度の小さなものは姿焼きに、
大きなものは、脂気が強いので照り焼きなどにするとよい。”
結構しっかりと食のパートがあります。

この本を8歳の娘と眺めながら
釣り熱を高めよう。

そして、次はさんに
おしえてもらった洋書の店。

かつて、ある人が家を新築したときに、
百科事典をメートルで買ったという話がある。
私も、読みもしない洋書や
めくりもしない写真集を
買いそうである。

そーっと中にはいってみると、
そこは、マジで洋書の学術書の店でした。
草生さん、すごいぞやっぱり。
私が読むような本は置いてないよ！

すごすごと、店をでて、
ワゴンセールにあった、
昭和44年に
日本交通公社が出版した
京都と奈良の英語のガイドブック。
ペラペラめくってたら、
観光地のチケットの半券やパンフレットが
ひらりひらりと落ちてきた。

わ！　すご。
当時の人がちゃんと読んで、使って、
それで帰るときに日本に置いてったんだ！
（たぶん）

この半券やパンフレットがほしくて、
ガイドブックを買いました。
ついでに、こんど京都にいくときに、
掲載のレストランなどにいってみよう。

ああ、たのしかった！

PARCOスタッフのちかこです。

ちょっとどきどきする
小さなエレベーターに乗ったら、
居心地の良い異空間が広がっていました。

本棚にはところどころに
不思議なコーナーラベル‥‥。
『正しい時間で生きる』？
コーナーに吸い寄せられ近づいてみたら、
大好きな星野道夫さんの
写真エッセイ集を発見しました。
私にとって星野道夫さんの写真と文章は、
まさに、正しい時間に戻してくれて、
心を整えてくれる、
なくてはならないものなのですが、
この本はまだ手に入れてなかったのです。
うれしーい。出会えて良かった！
大満足です。

こちらのお店には素敵なカウンターもあって、
持ち込みでお酒などもいただけるそうですよー。

居心地良すぎて
おしりに根っこが生えそうになりましたが‥‥
わたしにはまだ大事なお仕事が。

PARCOカルチャんのお店番に向かいまーす！

さてさて、よい本も買ったしひとやすみしますかね、と
大好きな紅茶屋さんにやってきたら
入り口でもぎさんにあいました。
考えることは同じ。
互いに買ったものを自慢し合いましたよ。
たのしー！
わたしは紅茶も買っちゃいました。
ここの紅茶は飲みやすくておいしくて、
キリッとしてて、パッケージもかわいいので、
じつはちょくちょく買いに来てます。
というと、

モギ「わたしもだよー！」

ですよねー。

大学では法学部にいたのですが、
学部１年生のころから目にしてきた
モンテスキューの『法の精神』。

一度は読んでみたいと思いながら
結局手に取ることなく卒業。
あらためて、ここから学びなおします。

いくつも本屋さんを回って、
ついに出会いました！

なんとこの本、
ポップアップの絵画技法本です。

フランス語のため読めないのが残念ですが、
中を開けるたびに飛び出してくる絵画や
たくさんの仕掛けにワクワクして決めました。

小さい頃からしかけ絵本が大好きだったのですが、
大人のために作られた、
しかも絵画技法の本だなんて…
すばらしいです。。

最後のページには、絵画をまとめた冊子や
カセットテープがついていました！

カセットの中身が気になる〜〜
家に帰ったら早速聴いてみようと思います。

わたしはかばが好きです。
大きい動物のかばです。
なので、古本探しは
かばをテーマにすることにしました。

かば好き歴が長いので、
かばの本はぞうやきりんに比べて
あまり多くないことを知ってます。
ただ、絵本には
でっぷりした姿がかわいいからか
たまに登場するので、
まずは「みわ書房」でかば探しです。

かわうそ、こぶた、小ねずみ、もぐら‥‥
あらためて見ていると
ほんとうにいろんな動物が。

ありました！
かば本１冊目は名作『かばくん』です。

立川談志さんの本を買いました。

それほど落語に
くわしいわけじゃないのですが、
前に何かの映像で見た
談志さんの「やかん」が
忘れられないくらい大好きなんです。

それで最近たまたま、
談志さんのエピソードを
たっぷり聞くことがあったので、
なにか談志さんの本を
読みたいなあと思っていたところ、
この本が出てきて思わず買っちゃいました。

中身が気になるので、
ちょっと読んでから会社戻ります！