やえの紙は静かに消えていきました。
やさしい人を授かります。
沈むまで、ほんの３分程度でした。

おお、紙よ。

あ、やえさんの紙に異変が！
紙が耐えられなくなっている！

じわじわと水が入ってきましたよ。
さあ、じゃぼんといってほしい。

さあっ、望み事を叶えたまえ！

紙を浮かべると
文字が浮かび上がってきます。

は
「やさしい人をさずかる。南と東 吉」
は
「望み事かなう。西と北 吉」

やったうれしい、望み事が叶うんだ。

池の中に紙を浮かべてから、
十円玉をのせます。
すると紙が水を吸って
ちゃぽんと沈みます。
沈むまでの早さによって、
願いが叶うまでの時間がわかります。

15分以内なら、すぐに叶う。
15分以上なら、やがて叶う。
近くで沈めば、近くにいいご縁が。
遠くで沈めば、遠くにいいご縁が。

八重垣神社の名物に、
鏡の池占いがあります。
社務所でいただくこの紙を池に浮かべ、
その上に10円玉か100円玉を置くそうです。

八重垣神社の神様、
やえがきましたよ。
HONの商売繁盛をお祈りします。

続いて訪れたのが、
八重垣神社です。
ここにが
訪れたかったのは理由があります。

「やえ」の漢字は違うのですが、
名前の由来がこの八重垣神社なんです。
文献を開いて出てきた
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に
八重垣つくる その八重垣を」
という和歌から着想を得て、
やえという名前になったそうです。