カニの食べ放題は、
半分ぐらい作業が含まれます。
つまらないわけではないけれど、
みんなうつむいて集中します。
裁縫の顔ですね。

でかいよ。皿から出ちゃってるよ。
解体はレクチャーを受けたので、
自分でカニの脚を外していきます。
さあ、60分待ったなし。

やえさん、やえさんの弟、
やえさんの姪っ子、ひらの
という４人で食べていたのですが、
余計なおしゃべりをせず、
黙々とカニに集中しました。
カニは黙食に向いています。

カニの脚って、
真ん中の関節で割った後に
とがったほうを
太いほうへと差し込むことで
身がニュッと出てくるんです。
カニがニュッとを繰り返していくうちに
カニニュッ、カニニュッ、カニュッ。

切り落とすときに
脚のここにある
身を残さないように注意です。
カニスプーンでかきだします。

お店のお兄さんが
カニの解体を教えてくれました。
甲羅からバキッと
素手で脚を外します。
脚の付け根あたりにある
エラ以外の身は食べられます。

甲羅にたまったカニ味噌は、
茶色い部分だけでなく
白い部分もおいしかったあ！！

そう、HONには
カニのことも書けばいいんです。
カニは食べたらなくなるけれど、
手帳に書いたらきっと残るから。

最初に用意されているのは、
カニ、皿、ハサミ、カニスプーン、酢、
エプロン、お手拭き。
サラダや汁物などはありません。
お水やお茶はセルフサービス。
どっさりのカニは、これで４人分です。
ストイックにカニを食べるおれたちに
よけいなものはいらないのさ。
そうさおれたち、
ストイック・クラブ。

席に案内されると、
カニの山！
まぶしいくらいきれいな赤だ！

カニを食べるわけですから、
やはりそこはピースでしょう。
やえの意気込みを感じます。

カニの会場はこちら。
境港の「海心」というお店です。
食べるのは、ベニズワイガニ。
ただ、それのみ！！