QRコードみたいな模様。
（読み込んでみましたが、
反応しませんでした）

呆然としたまま
とりあえず乗り込みました。
空港線は
福岡空港と博多の繁華街を結ぶ
福岡の主要な路線です。

平日の昼間でもかなり混み合っているので、
とにかく終点の福岡空港まで
行くことにしました。

福岡空港でみなさんが降りたすきに
写真を撮ります。

木目とテキスタイルの組み合わせが
かわいいシート。
一両のなかでも、
シートごとに
デザインが違うんです！

白い車体、
「Commuter Train 305」の文字。
305系だ！

じゃまにならずに待てるのは
何両目くらいかな、
とりあえず降りて、
いったん混み具合を見て‥‥

と、電車が到着した気配に
顔を上げたとき、
本当に声が出ました。

「え！」

これって！

さて、
この時間がやってきました。

先ほども少し触れましたが、
水戸岡さんのテキスタイルから選んだ
「HON」の「夜道」のデザインが、
「305系」という電車の
シートに使われているそうなのです。

その「305系」は
福岡市地下鉄空港線を走っているらしい。
しかし、たくさん走っているうちの、
一部らしい。
（正確には、
西唐津ー姪浜間を走る
JR筑肥線の車両が
空港線と直通運転をしている、
ということだと思います。
間違っていたら教えてください！）

「とにかく博多駅で張っておけば
まちがいない」という有力情報を
事前にもらっています。
「でも山手線みたいに
電車が次々来る感覚でいたら
いたい目を見るぞ」とも
忠告されています。

魔法のように
たった一台の路面電車に
乗せてくれたひぐはもういません。

ここからは持久戦です。
まずは博多駅に向かい、
体勢をととのえて
電車を待とうと思います。

もしなかなか来なかったら、
昼ごはんもこのあとの予定もふっとばして
空港に行くギリギリまで
ねばる気持ちです。

ロフトをあとにして、
移動します。
寒いので地下街を通ります。

天神地下街は
シックな天井がアーチを描いていて、
幅が広くて、かっこいい。

天神地下街のロゴを見るたび、
なんかこう、
ステーキが食べたいような
気がしてきます。

文具売り場を見ていたら、
「旅する文具店」のコーナーに
きのううかがった
石丸文行堂さんの
「カラーバーインク」が！

ロフト各店舗をまわるフェアで、
ちょうど天神ロフトに
きていたみたいです。

思わぬ再会に
うれしくなりました。

「HON」のロゴパネルを
取り出して、
「ぜひこれを持って１枚」
とおねがいしました。

「わたしでだいじょうぶですか‥‥？」と
戸惑いながらも
こたえてくれる
やさしい内野さん。

ありがとうございました！

天神ロフトで
手帳を担当されている
内野さんです。

とつぜん行ったにもかかわらず、
こころよく対応してくださいました。

「『HON』は
『Slash』（いちばんベーシックな
デザインのもの）が人気です。
もうそれぞれ現品かぎりです」

ことしは発売記念で
３色のスリーブケースに
入れているのですが、
全色、あと１冊ずつだそうです。

きょうは水戸岡さんのデザインを
めぐっているんですよ。
福岡市地下鉄空港線の一部に
この「夜道」のデザインの
シートがあるそうで、
それを探そうと思っています。

「知らなかったです！
今度注目してみます。
『夜道』はカラフルだし、
『オリーブ』も
かわいらしいですよね」

到着しました。
「HON」、ある！
いちばん上に並んでいます！