?ゴッホゆかりの地をたずねて?和田ラヂヲ先生と行く、
<br />オランダ・スケッチの旅。

okuno

先生の気になる人。

2019/06/14 20:21
「この人、いやに気になるなあ。
どういう人なのかなあ。
しかも描いた人ルノワールだぞ」
okuno

いかがでしたか、先生。

2019/06/14 19:51
こんなにたくさんのゴッホ作品を見て。

「これまでずっとゴッホを見てきて、
ゴッホがどういう人だったのか、
ちょっとだけ、
わかったような気がするなあ」

そうですか。

「やっぱり、漫画家もそうやけど、
自分独自のタッチにたどり着くことって、
大事なことなんやな」

なるほど!

「なんか、親戚のおじさんくらいには、
距離感が縮まった気がする」

よかったです!
okuno

お客さまが、たくさん。

2019/06/14 19:27
ここクレラー・ミュラー美術館、
どっちかというと
郊外って言うか、
ズバリ言ったら田舎にあるんですけど、
お客さまが、どんどんきます。

観光客はもちろんですが、
たぶん、近所の小学校の子どもたちが、
先生に連れられて来てたり。

ぼくらがオオーとありがたがってる
ゴッホの絵の前で
しゃべって、笑って、はしゃいでる。

日本の美術館では考えられないほど
ガヤガヤしてる‥‥と言うか
デシベル的には「うるさい」レベル。

こういうアートとの関係性、距離感、
気軽さって、いいなーと思いました。
okuno

「夕暮れのポプラ並木」

2019/06/14 18:42
この絵を見た斎藤茂吉さんが、
次のような歌を詠んだそうです。

赤々と 一本の道とほりたり
たまきはる我が命なりけり

(C)クレラー・ミュラー美術館
okuno

「糸杉とふたりの女性」

2019/06/14 18:31
この絵は、
ゴッホが精神的にまいってしまい、
幻聴があらわれ、
あしもとから揺らめきのような
幻覚を見はじめた時期に
描かれた作品なんだそうです。

糸杉が、3Dのような立体感です。
ゴッホには、
こんなふうに見えていたのかなあ。

(C)クレラー・ミュラー美術館
okuno

種をまく人。

2019/06/14 18:15
ミレーさんも描いている、
こちらも有名なモチーフですね。

「この人の右手に
野球のボールを握らせてみたら、
まったく違う
意味合いの絵になるなあ」
okuno

「アルルの跳ね橋」

2019/06/14 18:10
アルルに移り住んだゴッホは、
アルルの空は、
まるで、あの、ラピスラズリを使った
フェルメールの青だと、
弟のテオに手紙を書いたそうです。

(C)クレラー・ミュラー美術館
okuno

「ひまわり」

2019/06/14 18:04
ゴッホといえばの、ひまわり。

パリ時代の最高傑作と言われる、
このひまわり。

貧しい画家たちが
自分の描いた絵を、
たがいに交換しあっていた時代、
ゴーギャンから
交換してくれないかと言われた、
このひまわり。

そのことがうれしくて、
ドガといえば踊り子と言われるように、
これから自分は、
ゴッホといえばひまわりと言われるよう、
描いていきたいと言った、ひまわり。

たった今、ガイドさんに教わったことを、
そのままぜんぶ、
みなさまにもおすそ分けいたします。
okuno

〜ゴッホの作品紹介〜《糸杉》

2019/06/14 18:03
「糸杉との出会いは
ファン・ゴッホにとって
極めて重要なものであった。
墓場に植えられることから
死の象徴とされる糸杉だが、
ファン・ゴッホにとっては
挑戦心をかきたてられるモティーフと映った。
その均整のとれた形状と
捉えがたい黒の色調に魅了された
ファン・ゴッホは、
《ひまわり》に匹敵する連作とすべく、
計3点の糸杉に取り組んでいる。
本作は1889年6月、
サン=レミの療養院に入院した直後に
描かれたもの。
ファン・ゴッホは素描を用意して
制作に臨んだが、
背景はためらうことない力強い筆致で
一気に描き上げられている。」

フィンセント・ファン・ゴッホ
《糸杉》
1889年6月
メトロポリタン美術館
Image copyright (C) The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NY


(『ゴッホ展』プレスリリースより)
okuno

「ジャガイモを食べる人々」

2019/06/14 17:53
本物に出会えました!

暗い絵を描いていたオランダ時代、
いちばんの自信作だったと、
ガイドさんがおっしゃってました。

ちなみにこの絵は
何枚か描いているそうですが、
これは2枚めだそうです。

英語では
The potato eaters、なんですね。
そういうバンドいそうですね。

(C)クレラー・ミュラー美術館