いまにもドボンと
いきそうな気持ちをおさえて、
如意棒を水辺に伸ばす私。

明太子フランスを
看板の謳い文句どおりに
ペロッといった私。

明太フランスを食べる私。

西田くんは、
仕事の電話ばっかりしてる。

こんなふたりだけど、
たのしい！

かしわめしを平らげた私は、
シロヤの、
ふわトロオムレットへ。

キャーキャー！
ふわっふわ。

東筑軒のかしわめし、
折尾名物、
いかせていただきます。

あ、あのね、
明確なちがいがありますよ。
これは、そぼろごはんではありません。
かしわめしだった。
つまり、かしわの肉が、肉。
肉片なのです。
かめばかむほど、じわっとうまい！
さすがソウルフード！

西田八戒は、
いちばん気になっていた
明太フランスから食べるようです。


「いただきまーす。

うまい。なにこれ。
うまい。
味がしっかりしてる。
俺好みです」

だそうです。

明太子が、ふつうの明太フランスの
倍くらい入っているイメージです。
そして、バターがわりときいていて、
しっとりうまい系！

ものすっごくおいしそうだけど、
ぜんぶが、
パンとごはんだね。


「うん、知ってる」

「買ってきたおいしいものたちを
ぜんぶあけましょう」

わーい。