2018-03-27

コンテンツ紹介_011
「学生たちの手作り人工衛星」編

首都大学東京渡邉研究室との
共同研究によるコンテンツの第3弾は、
「学生たちの手作り人工衛星」です。

ではさっそく、端末を
ほぼ日のアースボールにかざしてみましょう。



あ、人工衛星が飛び回ってる!



ほぼ日のアースボールのまわりを飛び回っている人工衛星は、
実は学生たちによる、手作りの、人工衛星なんです。
※およそ一日のあいだに描く軌道を、200倍速で再現しています。

UNISEC(大学宇宙工学コンソーシアム)に加盟する、
大学や高等専門学校の学生たちが、
ミッション策定にはじまり、
設計、はんだ付けや機械加工による製作、試験、
そして打ち上げ、宇宙空間での運用まで行っているのです!

すごい!

驚いたのは、それぞれの人工衛星のサイズ。
その大きさは、
小さいものでなんと一辺が10cmの立方体、重さは1kg。
「キューブサット」と呼ばれるこの超小型人工衛星は、
日本では2003年に東京大学と東京工業大学のチームが初めて
打ち上げに成功したそうです。



それぞれの人工衛星をタップすると、
それらがどの大学が打ち上げたものなのか、
どんなミッションを持って飛び回っているのか、
などを知ることができます。





小さいながらも高度は400〜1000kmくらい、
時速は2万6,000km以上!で地球のまわりを周っています。
(ほぼ日のアースボールだと、1cm〜2cmくらいの高さを、
1時間で地球を2/3周するくらいのスピードです。)

しかも、大型の人工衛星にひけをとらない
観測・実験成果をあげているんですって。


学生たちが作った小さな人工衛星が、
今日も地球のまわりを飛び回っているなんて、
ロマンを感じるお話ですね!