10歳のおともだちと、
今日もデートをするのです。

お家に遊びに行き、
いっしょにテレビを見る。
テレビを見ながら、おしゃべり。

「わたしのあたま、おおきい？」
「おおきい」

そうだよね。おおきいよね。

そして、島に行こうという話になると
「おごるよ！」
もうすっかりエスコートが
身についてきている。
おばちゃんとデートしてくれて、
ありがとう。

一緒に島に行って、
ツアーに参加して遊びました。
やっぱり、この通信ってすごいなぁ。
外国に住んでる村にも、
行けちゃうわけでしょう？
すごいなぁー。

本日は、
「ハーベストフェスティバル」、
そりゃつまり収穫祭だべな？
わ〜い。

コックさんがきているよ。
うれしいなあ。

で、村の食材をつかいたいというので、
「りんご、オレンジ、ビネガー」を
持ってきたまえと、
コックさんは言うのです。

りんごとオレンジは、弊村では
「たわわ」です。
もう、あなた、
じまんの「たわわ」っぷりだ。

しかし、ビネガーとな？
ビネガー。
店には売ってないぞ、ビネガー。

むむむむむ、これはもしかして？
頓智か？？

ぽくぽくぽくぽくぽく。
ちーん！

レモン！　ビネガーの代わりにレモン！
どうだ！

‥‥ちがうのか！
う〜〜〜ん。

村人がひょいっともっているのか？
穴をほるとでてくるのか？
海岸に流れ着く人がもっているのか？
もしや、なぜかカッペイがもっているのか？

くわ〜〜〜！
ごちそう〜！

今朝、エイブルシスターズに行ったら
「せんすいヘルメット」が
店頭に出ていました。

やってみたかったんです、
せんすいヘルメットで潜水。
これこれ。

やってみた。

よかった。

今日は「ハーベストフェスティバル」。
村にコックさんがきて料理をつくってくれます。
アヤスミスは食材をあつめたりするのが、
メインのお仕事のようなのですが、
村民たちはうちでお料理をつくっているようです。

おや？ナイルさんもたいへいたくんも、
コックさんの服きてる。
なるほど、まずはかたちからはいるってことね。

そういうことなら、アヤスミスも。
初日にナイルさんにもらったさくらんぼの服をぬいで、
コックさんの服にきがえました。
さくらんぼの服をずっと着てたから、
ちょっと違和感があるなぁ。
ナイルさん、許してね。
お祭りが終わったら、またさくらんぼ着るよ。
おか村に食材をもらいにいったら、
オカムラもコック服をきていましたが、もぎこは相変わらず。。。

さー、食材あつめがんばるぞ！

うちの村には、
息子２人が住人として住んでおりまして、
ゲーム上で合うことは無いのですが、
それぞれ村に家が建っています。

休日は、私の３ＤＳは彼らの物となり、
村の中でそれぞれ勝手に活動するので、
知らないうちに村じゅうの果物が取り尽くされてたり、
私が楽しみにしていた釣り大会で
１位を取られてたりしています。


先日はやつらが私の家の前に「おとしあな」を仕掛けたらしく、
うっかり罠にはまってしまいました。
くそー。

今日、おとしあなの種をやつらの家の前に仕掛けてやりました。
（アントニオが「何やってんの？」と見てますが。。）

今週末が楽しみです。

みんな、夜中ににこにこり村に
よく行けるなあ‥‥。
きのうの晩も改札がひらいていたけど、
丑三つ時だったこともあって、
それだけでぶるるいっとなって
中止。

あさおきて、いくことにした。
だって、あのテントが
どうしても、みたいのだ！

しげちゃんは、
ひきつづき、ベッドで寝ていました。
恐怖のあまり、
添い寝しそうになりましたが、
それは、いくらゲームだからといって
テンパりすぎであろう。

そうそう、
これはゲームだからOKってなることと、
ゲームだけどダメってなることの
境目はどこにあるのかしら？
きのう、目の前で、
とさんが、
お互いのウエットスーツを交換していたのをみて、
「いや〜〜〜ん！
　それきっと、
　ホカホカしているよ！」
といって、注意をしたのでした。

あ、話がそれた。
なにはともあれ、
ぐーぐーねてるしげちゃんに
ちょっと安心して、
我が村のとくさんのかきをおいて帰りました。
こんどは誰かをさそって、
夜にでかけてみよう。

夜中、ついつい、行ってみたくなる村。
それは、にこりにこり村。

気になるのです。
怖いもの見たさってやつだと思います。

駅にもいない、
切り株にもいない、
あの赤ずきんちゃんは、どこに？

ふわあああ！
テントの中で、寝ています‥‥。
足元には、OH NO！　斧です！
ひじょうにこわいです。
物騒です。
足元に裸で斧は、まずいです。

狸寝入りの可能性もゼロではないので、
抜き足差し足忍び足で、
そーっと、ランタンのほうへ行き、
明かりを消してみました。

このタイミングで起き上がったら、
ほんとこわい！
おびえながら急いで失礼しました。

もしかしたら起き上がっているかもしれないので、
近くのお家でかくまってもらおうと、
入ってみると、
すごくかわいい、見たことのないタイプの
おさるさんシェリーさんが
あたたかく出迎えてくれました。
気軽に呼び捨てしていいって。
あったかいなぁ。
少しくつろがせてもらって、
やや早足で、にこりにこり村を
あとにしました。

そう、この報告もしておかなくては。
行ってきました。あの村に。

なぜか、イヤなのに、行きたくなるんです。
あの、「にこにこり村」に‥‥。

「しげちゃん」は、どうしてるんだろう。
なんか、テント生活をしてるらしいけど‥‥。
あれは、新しい住民として参加してるってこと？


まずは、駅のベンチをチェック。

‥‥いない。

もう、ここには寝泊まりしてないみたいだ。
いや、そもそも「寝泊まり」っていう
概念がちょっと変なんだけど‥‥。


例の、ものすごい戦慄を味わった、
線路沿いの切り株には‥‥。

いない！
ここにもいない‥‥。



じゃ、やっぱり、テントに？
っていうか、そのキャラクターは、
「しげちゃん」じゃないってこと？
いや、そもそも、ぼくが訪れてるこの村は、
「しげちゃん」が起ち上げてる村なのか？
それとも、もうひとりの、住民？



地図を頼りに、「しげちゃん」の家へ。

わっ、灯りがついてる！
ってことは、「しげちゃん」が中に？

月夜に浮かび上がる恐怖の館‥‥。
やだなぁ‥‥オレ、なにしに来たんだろ‥‥。
あ、なんか、アイテムが落ちてる。

「おにんぎょう」！！！

ひぃ！　なにそれ！
なんで玄関先に「おにんぎょう」が落ちてるの！

かんべんしてよ‥‥。


けど、引き返すわけにいかないでしょ‥‥。

よし、入ります。

お、おじゃまします！！！




‥‥‥‥いない。
がっかりしたような、ホッとしたような。
ああ、あいかわらず、部屋は変わってない。
きのこの部屋。薄気味悪いけど、
しげちゃんにしては、ふつうだ。

テントをさがしてみるか‥‥‥‥。

あった、テントだ。

あああ、そして、いた！　恐怖の赤ずきん！

ゆらゆらしてる‥‥寝てるのか‥‥？




「こ、こんばんは‥‥」

返事がない。反応がない。
けど、こないだはここから、
突然、動きはじめたからなぁ。

じゃ、中に‥‥‥‥ん？　待てよ？

このテントの中には、新しい住民がいる？
こないだ、
「おしゃぶりくわえて寝てる人」の
写真が掲載されてたもんな。

あの人‥‥誰なんだ？


よし、入るぞ。入ってみるぞ。

中に、いるのか？　新しい「しげちゃん」が。

いや‥‥‥‥ほんと怖いな。




いない！


そして、ベッドのそばに‥‥

斧！！


うわーーーーーー！
なんか、なんか、なんか、イヤだ！


もう、押し寄せる感情を
押しとどめることができず、
駅へと走りました‥‥。


そして、思ったのです。


「しげちゃん」は、
いえ、糸井重里は、ゲーム全体をつかって、
その独特の世界を表現しようとしている。

たとえばぼくらは、
家具を集め、服を着替え、木や花を植えて、
そこを「自分らしく」していきます。

糸井重里は、そういう、
「プレイヤーらしい振る舞い」から離れて、
ここで遊んでいる。誰よりもおおらかに。

不気味な室内だけでなく、
テントの中に落ちている斧だけでなく、
ずっと赤ずきんをかぶっているという行為も、
キャラクターを変えるという遊び方も、
彼にとって『どうぶつの森』に含まれる。

そう。
いってしまえば、「ここをのぞく人」も、
明らかに、彼にとっての『どうぶつの森』に含まれる。
つまり、ぼくも、ぼくが書くこのテキストも、
しげちゃんにとっての『どうぶつの森』に含まれる。
言うまでもないけど、
いまこれを読んでいる、あなたも。

ずっと昔、ぼくがはじめてゲームの
「プレイ日記」というスタイルで原稿を書いたときも
これと同じ気持ちになった。
よいゲームを、みんなが一斉にたのしむと、
しばしばゲームとその周囲との境界は曖昧になり、
それ全体が大きくゲームに含まれてしまう。

そしてそれは、ぼくがゲームにたいして
根本的に感じる「ある原則」に反するのだけれど、
それは、また、別のときに書こうと思います。

すでに、ほかの３人が報告してますが、
ぼくからも４人で行った
すばらしい南の島の思い出を。

もう、みんなしゃべってるから、
ともだちと旅行先で撮った写真を
共有するみたいにして、
写真をずらっと並べておきますね。
モギちゃんも、ぜひ次回。

いやぁ、笑っちゃうかもしれないけど、
ほんとにたのしかったんだよ。
ツアーを待つあいだ、
ロビーで４人で座ってる感じとか、
ほんとに旅に来てるみたいだった。

あと、これはリアルの話だけど、
みんなで座ってパカッと3DSを開けたとき、
「わたし、４人で南の島に行ってみたい！」と
まっすぐに提案したトミちゃんは
すごくいいなあと思った。
なかなか、ぼくには、ああいう風には言えない。
おかげですばらしい思い出ができました。

みんながすでに報告した出来事を
なんでぼくもあらためてこうして
書いているかというと、
島から帰ったときに、
「これは４人それぞれに書いて更新しよう」と
約束しあったからです。
そういうのもさ、
ちょっと、青春っぽいでしょう？

あと、最後の写真にある
「やけにハシャいでるな、シェフ！」
っていう、かっぺいのツッコミには、
みんなで腹をかかえて笑った。

すごいちいさな便利なことを
ひとつ申し上げてもよいかしら？

あのですね、
たぬきブラザーズのお店で売っている
フォーチュンクッキーですが、
わたくし、あれいちいち
お店の外にでて食べてたのです。

だって、ジャパンでは
お会計がすんだからといって、
お店の中では、
買ったものをすぐに食べないじゃない？

でもね、やってみたら
できたのよ。
お店の中でクッキーたべられるの！

決めた。
だいふく村は、アメリカンスタイル。
買ったもの、お店の中でたべてよし！

そんなわけで、迅速におみくじを
たぬき（つぶ）のほうに
わたすことができました。

ちなみに、悪いやつにねらわれるらしいので、
夜道にはきをつけてかえろう。