何ができるかな? あかぎのまど。


糸井重里が昔から、なんとなく縁のある
ぐんまけん・赤城山で、
ほぼ日、なにかやれたらと思っています。
‥‥といっても、そんなに最初から方針を固めず、
だいぶ自由にのびのびやります。
みんなで、たのしそうなほう、面白そうなほうへ。
ときどきのぞきに来てみてください。



【お知らせ】

「ほぼの駅 AKAGI」営業開始にともない、
ほぼ日の赤城山プロジェクトの情報は
こちらのページにて更新をはじめています
(よろしければSNSのフォローもぜひ!)。
これからもどうぞ、よろしくお願い申し上げます。






sanami.yoshino

市内 -10℃の避暑地。

2024/10/17 11:00
赤城山を知ろう、ということで、
色々な乗組員が機会を変えて足を運んでいますが、
もちろん糸井さんが一緒のときもあります。

8月に入ったばかりの連日35℃超えが続く頃、
一行は赤城山頂エリアを目指しました。
目的は、赤城山のフィールドを知ることです。

ちなみに関東で暑い!といえば、
埼玉県の熊谷などが常連ですが、
そういえば今年は“前橋市”も連日
テレビの天気予報で聞こえてきた印象です。

はたして自分が赤城に
関わるようになったから、
耳に入ってくるようになったのか、
あるいは近年になって
前橋も暑い都市常連として
名乗りを上げるようになったのかは
定かではありませんが、
ともかく麓のまちは暑い夏を迎えていました。

ところが峠道をぐんぐん上った山頂エリアは、
市内との気温差が約10℃ほど。
涼しいのです!

前橋市内の標高100mちょっとですが、
山頂エリアは1300mちょっとなので、
実に標高差 1200mほど。

山登りに精通するやすな曰く、
100m登ると気温が-0.6℃とのことなので、
1200m上がれば-7.2℃くらい?
あれ?計算が合わなかった…笑

実際は天候によって前後するのだと思いますが、
確かなのは
「麓より圧倒的に涼しい」ということ。

ちょっと涼みに車で山頂へ、というのも、
実は夏の日おすすめの過ごし方です。

ということで、写真をご覧のとおり、
糸井さんもあややも、
麓は8月の猛暑日にもかかわらず、
この日はしっかり長袖を着用しやってきました。
sanami.yoshino

山頂のカルデラ湖。

2024/10/02 20:35
赤城で何ができるのか、通いながら探っている日々ですが、
一言で“あかぎ”といっても広いので、
まずは赤城山頂エリアを少しずつご紹介しながら、
皆さまに親しんでいってもらえたら嬉しいです。


いくつもの峰から成る赤城山。
中央部にはそれらの峰にぐるっと囲まれた、
カルデラが形成されています。

その中に、カルデラ湖の大沼や覚満淵、
そして火口湖の小沼がある辺りが山頂エリアです。


前橋市方面から4号線をくねくねと上がっていくと、
ぶつかるのが、大沼湖畔。

はじめて訪れた時は雪の日だったので、
とにもかくにも辺り一面まっしろ!
正直、大きさも景観も全く掴めなかったのですが、
春先にもなると、印象が一変します。

青々とした山と空、そこにすっとひろがる湖面に、
半島に赤城神社がそっと佇む様子が本当にきれいでした。

ある時、ボートでぐるっと巡ってみると、
湖面に限りなく近い目線で約5分、
山々に囲われていることをほんとうに実感できます。
ちなみに、ちょっとしたアトラクション並の迫力で、
個人的にはその疾走感や水しぶきも魅力の体験でした。


赤城山は、ミズナラ、カラマツ、カンバなど
落葉樹で主に構成されていて、
季節によって同じ場所でも、異なる表情をみせます。

紅葉で彩られる、
はじめての秋の赤城山を訪れるのがいまから楽しみです。
sanami.yoshino

はじめてのあかぎ。

2024/10/02 20:35
「裾野は長し、赤城山」

2月某日、雪の降る中で、
はじめてあかぎを訪れた際、
同道したイシザワから、
まるで呪文のように繰り返された句です。
(上毛かるた「す」の札)


群馬県は赤城山。
皆さま、ぱっと姿は思い浮かぶでしょうか?

恥ずかしながら、私は今回のご縁があるまで、
地名は聞き覚えあるけれども、
場所は曖昧で、そこまでのアクセス手段や
そもそもどんな山なのか、
まったく想像ができていませんでした。

場所は、群馬県のほぼ中央。
東京からは、上越新幹線で高崎駅まで1時間弱、
さらに車で1時間15分で赤城山頂エリアに到着です。

日本百名山・上毛三山のひとつですが、
なんと、実はひとつの山ではないのです!
黒檜山(標高1,828m)を最高峰に、
駒ケ岳、地蔵岳、鍋割山などから成る連峰です。

山登りに親しむ方には、何を当たり前のことを、
と思われるかもしれませんが、
山中湖で過ごし、富士山に慣れ親しむ
私にとっては「はっ」とする事実でした。

前橋市、桐生市、みどり市、沼田市、渋川市、
利根郡昭和村の5市1村にまたがります。
なので、赤城山を歩きながら、いまは前橋市、
一歩進めば桐生市、なんて感じに、
グルっといくつかの市を巡ることもできちゃいます。

群馬県庁(前橋市) 26階に
縮尺1/12,000、高さの縮1/4,000の
群馬県の陶器製ジオラマがあるのですが、
上毛かるたに詠まれる通りの、
なが〜い裾野が体感できるので、
機会あればぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。


さて、はじめて赤城を訪れた、2月某日。
東京でも雪予報のさむ〜い日。
昼からどんどんと雪が大粒になっていき、
視界はあまりきかない中で、
前橋市内から4号線の峠道をのぼって
山頂にむかいました。

だ、だいじょうぶかな‥‥。
初めて訪れるワクワクと同時に、
ドキドキの交じる初訪問。

いざ山頂エリアにいっても、視界まっしろ!!
はじめてのあかぎは、
ここで何がはじまるのか、
まったく想像がつかない幕開けでした。
sanami.yoshino

あかぎのまど。はじまるよ。

2024/10/01 20:05
「赤城でリアルな場づくりをする。
なにをやるかまだわからないんだけどね」

そんなことばからほぼ日に仲間入りした、
横浜出身、旅好き乗組員のさなみです。
横浜と山中湖の2拠点で生活しながら、
あっちこっち隊らしく各地に足を運んでいます。


と言われても、唐突なことで
皆さまも何が始まるのやら、ですよね。


無限の荒野にみえていた
インターネットという場からはじまったほぼ日が、
現実世界でもだだっ広い場所を求めて
東京をとびだして地域に目をむけたとき、
まず向かったのが糸井も昔からご縁のある
群馬県の赤城山でした。

私自身、国内外あちこちと訪ねてきましたが、
実は、あかぎの地はこのご縁がはじめまして。

いったい赤城でほぼ日は何ができるんだろう?
まだまだ手探りですが、
わくわくしながら赤城に通いはじめています。

「あかぎのまど。」では、
色々な方向から赤城をご紹介しながら、
なにができるのか、
皆さまに見守っていただきながら、
場づくりの様子を時々にお伝えして参ります。

どうぞよろしくお願いいたします!
sanami.yoshino

これまでの更新(目次)

2024/10/01 12:00
過去の投稿もタイトルをクリックして、
ぜひご覧ください。
2025-2-21 ちょっと小沼まで雪上散歩
2025-2-7 冬の大沼で、氷上を歩く。
2024-12-20 赤城山頂駅記念館 サントリービア・ハイランドホールの歴史
2024-12-20 赤城山頂の「かつての駅舎」
2024-11-29 車で行ける、雲海スポット。(鳥居峠)
2024-11-29 絶景のパノラマ、鳥居峠。
2024-11-14 大沼のほとり、赤城神社。
2024-11-14 ケーブルカー跡を歩いて、鳥居峠の御神水まで。
2024-10-31 はじめての赤城山 登山
2024-10-31 晴れても霧でもイチオシ(小沼)
2024-10-17 ちょうどよい湿原(覚満淵)
2024-10-17 市内 -10℃の避暑地(赤城山頂エリア)
2024-10-02 山頂のカルデラ湖(赤城大沼)
2024-10-02 はじめてのあかぎ。
2024-10-01あかぎのまど。はじまるよ。