こんにちは、手帳チームの星野です。

今朝出勤してきたら、会社の玄関前で
カメラマンの大江さんに
ばったりお会いしました。
大江さんは手帳の新商品の撮影のため、
毎年4〜6月にかけて
ほぼ日のスタジオにきてくださるのが恒例行事。
今日も朝から夜までみっちり撮影とのことです。

「暑いから短パンを
履いてこようと思ったんだけど、
今日はほぼ日さんの創刊記念日だから
キチンとしました」と、
真っ白なパンツにさわやかな笑顔の大江さん。
連日、大量かつ細かい撮影で大変なはずなのに、
そんなそぶりはちっとも見せず
「毎日準備でたいへんでしょう？大丈夫？」と
こちらにねぎらいの言葉までかけてくださいます。
創刊記念日というタイミングも手伝って、
「ほぼ日はこういうやさしくてかっこいい人に
たくさん助けていただいているよなあ‥‥
ラッキーだなあ‥‥！」と、
朝からひとりでジーンとしました。

手帳チームは今、
9月1日の「手帳2026」の発売に向けて
それぞれが準備の真っ最中です。
おかげさまで
使ってくださるお客さまが世界中に増えて、
販路も広がって、商品数も増えて、
やれることも、やりたいことも、
やるべきことも盛りだくさん。
チームメンバーもずいぶん増えました。

「いいチームってなんだろう？」
とふと考えた時に
思い浮かんだキーワードがあります。
それは「お手柄がたらいまわしになるチーム」。
（たらいまわしという言葉は
一見ちょっとネガティブですが、あえて。）

例えば仕事で何か嬉しいことがあった時、
それに関わった人みんなが、
「Aさんがこう言ったおかげで進んだんだよ」
「Bさんのあのアイデアに助けられました」
「そういえばあのとき
Cさんが気づいてくれてなかったら
実現できてなかったね」‥‥と
言い合うようなチームです。

そして手前味噌ですが、手帳チームは
この“たらいまわし”が多いのです。
社内だけではなく、取り組み先のみなさんや
コラボレーションさせていただくみなさん、
手帳を扱ってくださっているお店のみなさん、
なにより、手帳を使ってくださっているみなさん‥‥
いろんな人が関わり合って、
リレーしたり、キャッチボールしたりして、
お仕事や商品ができていること。
当たり前じゃなくて、嬉しくて、ラッキーで、
書きながらまたジーンとしてしまいました。

もちろん、至らないところや宿題も山積みです。
もっと良くなりたい、びっくりさせたい、
がっかりさせたくない、喜んで欲しい。
そのために各部署各メンバーが
ジタバタもがいて考えて試して、の
泥臭い日々は、これからも続きます。

まだお見せできないのが
ものすごくもどかしいのですが、
今年も粒揃いの商品を鋭意準備中です。
9月1日（月）の発売まで、あと87日。
どうぞ、楽しみにお待ちください！

（写真1枚目：素敵な笑顔の大江さんと
物撮り担当のあんねん・瀬川。
写真2枚目：手帳チーム。これでも一部です！）