おじさんは二重めがねをかけています。
ヒノキやブリキのような素材を
薄く削ってつくる工芸に
すっかり惚れ込んだ我々は、
それぞれちいさな包丁キーホルダーを
買うことにしました。
包丁はひとつ300元(1500円くらい)でした。
(2枚目の写真の手元、包丁を持っています。
精巧で小さいのです。見えますか?)
「この包丁は、年々余裕というテーマだよ。
これを持っていると、年を取るにつれて、
どんどんよくなっていきます」
と、おじさんは教えてくれました。
見たら、おじさんの襟のボタンにも、
同じ包丁がぶら下がっていました。
「この包丁、悪いやつを倒しますからね。
ずっと持っていてください」
そして、おじさんの手帳に、
「いくらで何を買ったか書いて」
と言われました。
いわば、お客がつける台帳です。
おじさんはその過去ログを、
何ページもめくって見せてくれました。
この台帳、おじさんの宝ものなんですね。
私も包丁をだいじにします。
ヒノキやブリキのような素材を
薄く削ってつくる工芸に
すっかり惚れ込んだ我々は、
それぞれちいさな包丁キーホルダーを
買うことにしました。
包丁はひとつ300元(1500円くらい)でした。
(2枚目の写真の手元、包丁を持っています。
精巧で小さいのです。見えますか?)
「この包丁は、年々余裕というテーマだよ。
これを持っていると、年を取るにつれて、
どんどんよくなっていきます」
と、おじさんは教えてくれました。
見たら、おじさんの襟のボタンにも、
同じ包丁がぶら下がっていました。
「この包丁、悪いやつを倒しますからね。
ずっと持っていてください」
そして、おじさんの手帳に、
「いくらで何を買ったか書いて」
と言われました。
いわば、お客がつける台帳です。
おじさんはその過去ログを、
何ページもめくって見せてくれました。
この台帳、おじさんの宝ものなんですね。
私も包丁をだいじにします。


