りんご探検隊、りんごを狩って、運びます。

sugano

りんごの精

2021/11/26 13:24
「どういうりんごがいいかっていうとさ」

地色が黄色いやつですよね?

「いや、そういうレベルじゃないんだ、
全部完熟してるから」

そっか、そっか。

「完熟りんごでいえば、ですよ」
sugano

蜜がまわっていない

2021/11/26 13:22
「ただね、こういう、
片方が灼けちゃってるのはだめなんだよ。
灼けたところに蜜が入らないんだ」

灼けてるとおいしそうに見えるのに。
sugano

どれを?

2021/11/26 12:33
「先生、どんなりんごを
採ればいいですか?」

「全部」

「え?」

「全部おいしいから」
sugano

寒さがいい

2021/11/26 12:31
「今日は寒いよね。
この寒さ。
ホント、待ってました。って感じ。
こうやって、しぐれてね、
ほんとおいしくなるんだよ。
この寒さで、あまさの質が変わるのね。
りんごのあまさが、
まるではちみつのようなあまさに
変わっていくの。
そうなるまで、採っちゃだめなんだ」
sugano

紅葉が移っていく

2021/11/26 12:29
カトウ先生は言います。

「あっちの、雪降ってる山、
吾妻山から、紅葉がはじまるのね。

で、ずーっと、左から右へ、
紅葉が山から山へ移っていくの。

最後が、ここにある、
りんごの樹。
りんごも葉を黄色くさせて、
最後は葉を落とすわけ。

りんごの葉が黄色くなったら、
完熟の合図なの」

フルーツファームカトウさん、
今日が吟壌りんごの初収穫なんです。
吟壌解禁の日に、
りんご探検隊はお邪魔しております。
sugano

抜けている

2021/11/26 12:23
この、フルーツファームカトウさんの
農園のパラダイス感、
伝わるかなぁ。
すごく雰囲気がいいんです。
そして、樹がいきいきしている。
sugano

さぁ

2021/11/26 12:11
「いきますよ」

いざ、りんごの楽園へ。
sugano

かご支給

2021/11/26 12:10
「じゃ、探検隊のみなさんに、
今日はりんごを狩っていただきます。
ひとり10個は、もいでください。
とびきりおいしいやつ、
もいでくださいね」

このかごに10個。
おいしいやつを。
sugano

りんごの樹

2021/11/26 12:03
「りんごの樹は、あれです」

「わーーーーー」

「りんごーーーー!!!」
sugano

最初の質問

2021/11/26 12:01
「先生、この木はなんですか?」

「これは、コニファーです」

「りんごではないんですね」

「りんごではありません」