陸前高田の八木澤商店、
河野さんを含めて
親戚感が出てきたよ。

合言葉は「人の心は腸にある」。

おだやかな心の超腸美人になりたいです。

河野さん、ありがとうございました！

そして最後に、
奇跡の醤や、
朝ごはんでおいしかった
気仙味噌（赤）をおみやげにして。

河野さんは、
陸前高田に２年後あたりに
発酵にかんするテーマパークをつくるのだそうです。

そしたらまた、なかしまさんと三國さんと、
いっしょに来なくっちゃ。

そこから、
なかしましほさんと
河野みーぼさんの
菌トークがとまらない！
めちゃめちゃ白熱しています。

八木澤商店の、醤油のもろみを
なんと、味見させてもらいました。
貴重な体験。

八木澤商店の醤油に、
「奇跡の醤」というのがあります。

震災の１ヶ月前の２月に、
八木澤商店のお醤油のアミノ酸成分に注目した
釜石の海洋研究機関が、
成分を調べるために
八木澤が200年受け継ぐ
醤油麹をふたびん預かったのだそうです。

その後、被災。
八木澤商店は本社が流されて、
研究所も瓦礫にうずまりました。

その後、八木澤商店が再生すると知った
研究所が瓦礫の中から、
ふた瓶の生き残ったもろみを
見つけてくれたそうです。

それを2年熟成で出しているのが、
「奇跡の醤」です。

写真が「ひと瓶」ですから、
ほんとうにちょっとだけ、
生き残った奇跡の醤です。

八木澤商店の経営理念。

これも、７キロ離れた沖で
発見されました。
これを書いてくださった書道家の方は
震災でなくなったそうです。
裏に名前も入っているので、
直すことはせず、
「俺だが見えればいい」ということで、
社長室の目の前に掲げてあるのだそうです。

社長室の椅子の目の前に
かけられているのは。

ここが、河野さんがいつもいる、
社長室。
いいあじわいが出ているこの机も、
三浦さんの作です。

八木澤商店本店は、
震災で、７キロ向こうまで、
海に流されました。

この再建で三浦さんがとくに力を注いだのは、
震災前の社屋にあった「なまこ壁」です。

なまこ壁というのは、
古い土蔵の壁などに見られる
日本の伝統的な壁塗りの様式のひとつで、
黒地に白く盛り上がった目地が特徴です。
震災前の八木澤商店本社にあった
この伝統のなまこ壁を、
三浦さんは新しい建物にも復活させたくて、
廃業直前だった左官屋さんの親方を説得。
見事になまこ壁を復活させたそうです。