修学旅行とおぼしき
お嬢さんたちに混じって
赤いベレー帽は
空港へ向かっております。
引率の先生も、
ユニバーサルスタジオの袋を
持っておられます。

いま、リュックのひもは、
長めが流行りなんやな？
そうなんやな？

百貨店の開店とほぼ同時に、
赤いベレー帽が転がり込んできたのは
この女、とんちの女、スガノでした。

いやさ、
来るのはわかってたけどさ、
ほんとにあらわれると、これ、
おもしろいわー。
百貨店なのに爆笑してしまったじゃないか。
ムードが壊れるじゃないか。

でも、誠に、
ここまでよく来ました。
どうぞゆっくりしていってください。

開店そうそう、
毎日放送さんが取材にきてくださいました。
ほぼ日ハラマキをレポート！

え？　いつ放映ですか？
大阪でみられる番組ですか？

ということを訊こうとしたら、
その混乱の現場に赤いベレー帽が。

番組の詳細についてはのちほど。

蛍池で乗り換え、
モノレール乗車。
太陽の塔の前を走る
モノレールですね。

そして、空港到着！

阪急電車に乗ります。

実は私、京都出身でして、
阪急電車は京都の河原町まで
運行しています。

昔、東京から遊びに来た友だちが
阪急電車を見て
「なにこれ、家みたいー」
「かわいいー」
と大騒ぎしていとことを
思い出しました。

色あいが、めずらしいのでしょうか。

さて、さっそく海鮮ふかひれラーメンの
塩味スープのご紹介開始です。

ここへ来るまえ
「すずきは、こういうの得意そうだなー」
ということは
なんとなーく感じていました。

が、オトヤも
「オレ、じつは営業向けなんすよねー」
というだけあって
バイヤーさんと超盛り上がっています。

さっきなどは
オトヤの故郷・福島のバイヤーさんと
福島の話で意気投合していました。

「いやー、たのしいっすわー！」

オトヤさん、そりゃよかったです！

くびまきの撮影は滞りなく進んでおります。
気付けばもう11時半。
そうだ、総勢９名の撮影チームぶんの、
お昼の買い出しに行かなくちゃ。

時間もないことだし、
近所にぱぱっと食べられるところがないので
（ちょっと歩けばあるんだけど）
べんとうを買うことにしました。
どこで買おう？　コンビニ？
いや待て、そうだ、
箱根湯本の駅まで行けば
駅弁が買えるじゃないか。
──ということで
歩いて駅まで行くことにしました。
（車、運転できないんですよ）

旧街道をすすみ、
橋を渡り、駅舎へ。
温泉町で観光地だけあって
たくさんの駅弁があったのですが、
選んだのはいちばんシンプルな「鯛めし」です。
鯛のそぼろがのってるだけの
ほんとうに素朴なおべんとうです。

もうちょっと撮影をしてから
いただくことにしますー。

さきほどのすごい観覧車をすぎ、
えんえんと
左側通行を案内し続ける
通路を進むと
阪急電車のきっぷ売り場があります。

ピタパやイコカは
持ってないので、
きっぷ購入。

はい、オトヤとすずきです。

七十七銀行さんのはっぴに着替えて
臨戦態勢を整えました。

本日、自分たちがご紹介する
海鮮ふかひれ生ラーメンのスープも
飲ませていただきます。

むむう、これはうまい。

さすが
みやぎものづくり大賞優秀賞受賞。

アゴ（とびうお）、帆立の貝柱、
イワシ、干ししいたけ‥‥などの出汁に
豚の背脂が入った、
丸光さんオリジナルの特製スープ。

コクがあって、
ちょっととろみがついていて、
お世辞とかじゃなく、これうまいです。

30秒くらい悩んでいると、
青山の事務所にいるモギから
「そろそろ梅田を出発する時間やで！」
というメールが入りました。

そうや。
立ち止まってはいられない。
赤福餅がおいしそうやけど、
そうそうお餅ばっかり
買っていられない。

進路は阪急電車。

なんや、あのすごい観覧車は！