陸前高田からきたケヤキが、
気仙沼の地に無事植えられました。
このケヤキの名は、
「大谷 未来の思い出の木」。
糸井が到着直後に命名し、
看板の文字を書きました。
この看板は、
道有さんがこんこん、と
地面に打ち込みました。
小山さんがおっしゃるには、
ケヤキは
肥沃な地を好むそうで、
塩をかぶったこの土地では
根を深く張るのは難しく、
下と横へと伸びていくと
考えられるんだそうです。
そして最後に、
小山さんのこんな言葉で
締めてくださいました。
「300年、続く木にしましょう」。
これから、この地で
「大谷 未来の思い出の木」は
少しずつ成長していきます。
この幹が太く太くなるまでには
長い時間がかかりますが、
そうなるまで、
地元の人といっしょに
見守っていきたいと思います。
(おおたか)
それから、
みんなで穴を埋めるように
土をかけていきます。
ある程度かけたら、
小山さんが
ぎゅっぎゅっぎゅっぎゅと
体重をかけて
足で土を固めます。
そして、
また土をかけます。
(おおたか)
津波の被害にあった土には
海水による塩がまじっているため、
これから根っこにかける土に
除塩剤をかけて、よく混ぜていきます。
そして、みんなで堀った穴に
ケヤキを設置。
小山さんが、根の周りの土を
固めていきます。
(おおたか)
まずは、植樹式。
道有さん、糸井、
気仙沼の市議会議員の佐藤さんが
ご挨拶の言葉をのべました。
そのあと、
小山さんからも
ケヤキについてのお話が。
こちら特設のページに
詳しくテキスト中継しましたので、
どうぞ、合わせてご覧ください。
今回は、あえて
細いケヤキを選んだそうです。
この地で太くしていくために。
(おおたか)
小山さんが
ケヤキに麻を巻いていきます。
その麻はなんのために
巻いているんですか?
「木を植え替えたときっていうのは
なかなか根っこから水を
吸い上げられないのね。
水っていうのは
木の幹からも出て行くから、
できるだけ余分な
水分の蒸発を防ぐために
巻いてるの」
(おおたか)
掘っていたら、
土の色が黄土色に変わり、
硬くて掘りづらくなってきました。
硬いときはこうするんだよ、と
小山さんがスコップを持って穴へ。
なんと、ジャンプしてスコップへ!
ざっくざく掘ります。
すごい!
ジャンピングスコップ!!
(おおたか)
けやきとともに、
陸前高田市の植木職人さん、
小山さんが到着しました!
プラントハンターの清順さんと
小山さんが話し合ってくれて、
県木であるけやきを
植えることになりました。
さっそく、
穴がまだ小さいと
教えていただきました。
よし、まだ掘るぞ。
(おおたか)