HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN 100のツリーハウス

ツリーハウスのいま

2014/03/11 12:13

植樹

陸前高田からきたケヤキが、
気仙沼の地に無事植えられました。

このケヤキの名は、
「大谷 未来の思い出の木」。
糸井が到着直後に命名し、
看板の文字を書きました。

この看板は、
道有さんがこんこん、と
地面に打ち込みました。

小山さんがおっしゃるには、
ケヤキは
肥沃な地を好むそうで、
塩をかぶったこの土地では
根を深く張るのは難しく、
下と横へと伸びていくと
考えられるんだそうです。

そして最後に、
小山さんのこんな言葉で
締めてくださいました。

「300年、続く木にしましょう」。

これから、この地で
「大谷 未来の思い出の木」は
少しずつ成長していきます。
この幹が太く太くなるまでには
長い時間がかかりますが、
そうなるまで、
地元の人といっしょに
見守っていきたいと思います。

(おおたか)

2014/03/11 12:02

根が埋まる

木の根っこが
すっかり
地面に埋まりました。

最後に、小山さんが
木のまわりを押し固め、
整えてくださいました。

(おおたか)

2014/03/11 11:52

土をかけていく

それから、
みんなで穴を埋めるように
土をかけていきます。

ある程度かけたら、
小山さんが
ぎゅっぎゅっぎゅっぎゅと
体重をかけて
足で土を固めます。

そして、
また土をかけます。

(おおたか)

2014/03/11 11:46

津波の被害にあった土には
海水による塩がまじっているため、
これから根っこにかける土に
除塩剤をかけて、よく混ぜていきます。

そして、みんなで堀った穴に
ケヤキを設置。

小山さんが、根の周りの土を
固めていきます。

(おおたか)

2014/03/11 11:42

細いケヤキ

まずは、植樹式。

道有さん、糸井、
気仙沼の市議会議員の佐藤さんが
ご挨拶の言葉をのべました。
そのあと、
小山さんからも
ケヤキについてのお話が。

こちら特設のページ
詳しくテキスト中継しましたので、
どうぞ、合わせてご覧ください。

今回は、あえて
細いケヤキを選んだそうです。
この地で太くしていくために。

(おおたか)

2014/03/11 11:02

到着

ここで、糸井が到着。

朝起きたときは
雪が降っていて、
少し心配しましたが、
すっかり晴天になりました!

さぁ、
植樹がはじまります!

(おおたか)

2014/03/11 10:46

まきまき

小山さんが
ケヤキに麻を巻いていきます。

その麻はなんのために
巻いているんですか?

「木を植え替えたときっていうのは
なかなか根っこから水を
吸い上げられないのね。
水っていうのは
木の幹からも出て行くから、
できるだけ余分な
水分の蒸発を防ぐために
巻いてるの」

(おおたか)

2014/03/11 10:30

クレーン

植樹の準備は
着々と進みます。

いよいよ、
ケヤキを穴の近くに
移します。

ウィーン。

(おおたか)

2014/03/11 10:16

硬い土

掘っていたら、
土の色が黄土色に変わり、
硬くて掘りづらくなってきました。

硬いときはこうするんだよ、と
小山さんがスコップを持って穴へ。

なんと、ジャンプしてスコップへ!
ざっくざく掘ります。
すごい!
ジャンピングスコップ!!

(おおたか)

2014/03/11 10:09

植木職人さん

けやきとともに、
陸前高田市の植木職人さん、
小山さんが到着しました!

プラントハンターの清順さんと
小山さんが話し合ってくれて、
県木であるけやきを
植えることになりました。

さっそく、
穴がまだ小さいと
教えていただきました。
よし、まだ掘るぞ。

(おおたか)