まずは、水洗いをします。両手のひらでこするようにして、「マラカス」のようないい音を聴きながら、小豆をあらっていきましょう。手を拝むようにこすり合わせましょう。「おいしいあんこになりますように」と、お願いするといいですよ、と上級技術者の鵜澤さん。小豆の3〜4倍の水で強火にかけます。
作業場の近くに寄って、みんな真剣にメモをとっています。なかなか聞けないあんこの話。「今日の小豆はどこのものですか?」「北海道です。」「うちは豆を一晩水につけてから 炊いていたのですが?」「圧力鍋でやるのと、どう違うのですか?」Ustreamから目が、耳が離せないかも。
あんこの旅人のみなさん、東京、大阪、京都、和歌山、仙台…いろいろなところからおこしくださいました。笑顔がこぼれてます。あんこ大統領に負けないステキな笑顔です。
これからつくるのは、50人前ばかりのものですが、ご家庭用に関しましては、こちらから材料と道具のことをご覧くださいませ。作り方、メモしながらUSTをごらんくださいね。また、こちらのあんこの作り方は、このワークショップのためだけにとらやさんがオリジナルで考えてくださったあんこの作り方です。とらやさんのあんこの作り方のエッセンスがたっぷりとはいっていますが、とらやさんで実際に作られているあんこと完全に一致するものではありません。どうぞ、そのあたりをご理解くださいね。
イトイが大統領ならば、とらやのみなさんは神です。神々のみなさま、左から最高技術者の染谷さん、あんこのスペシャリスト鵜澤さん、そして製造を担当していらっしゃる本田さんです。
ワークショップ、そしてUstreamの中継がテンション高くはじまりました。長丁場です。5時間ほどあります。どうぞのんびりとおつきあいください。
今日の主役、とらやのみなさんとあんこ大統領です。開始前の緊張感とともに撮ったはずなのですが、スターとファン(ピースをしているひと)の記念写真みたいになりました。
「あんこの旅人」のなかには、アメリカの方も。ふだんは仙台にお住まいのダンさんと栄美子さんのご夫婦。あんこだけはたべられないという外国の方が多いなか、ダンさんはあんこが大好きだとか。「はじめは、ハーゲンダッツのアイスと一緒に、 というのが導入にいいんですよ。」と、栄美子さんです。
「ほぼ日」で募集した「あんこの旅人」、そして、気仙沼におすまいの「あんこの旅人」が続々と会場に到着されています。東京や仙台、そして京都からの旅人もいます。今日はたっぷりあんこを楽しんで頂きます。
気仙沼の方々、ほぼ日で応募いただいた方々が交わる今日の甘くて楽しいワークショップ。最初に到着したのは、あんこのあげまんじゅうがおいしい紅梅さんです。そして、東京から昨日着いて、大島に泊まったというお二人。みなさま、ようこそおこしくださいました。みんなであんこな一日を楽しみましょう!