2012/12/07 17:26
あ,八木さんだ
この「漁師のおつまみ研究所」を
立ち上げた
三陸とれたて市場
の
八木健一郎さんがいらっしゃいました。
「いままで、漁師料理というのは
個々の家庭の中にあったもの。
基本的には、家の外には出ないものでした。
でも、それらを、
おたがいに持ち寄って共有するのが
この『おつ研』です。
えっ? そんな食べかたしているの?
なんて、
ここのメンバー同士のあいだでも
新鮮な発見があるみたいで、
おもしろいですよ」
なるほど、
各家庭の「いいところ」が寄り集まって
レシピが、
いっそう磨かれるというわけですね。
そして、ここでつくられたメニューは
もちろん
あの、ものすごい冷凍システム
「CAS(キャス)」で
味や風味が落ちないようにして
埼玉の「越喜来や」さんに運ばれます。
2012/12/07 17:13
こちら、内田所長
こちら、漁師のおつまみ研究所の
若き所長、内田充俊さん。
この「おつ研」って、
つまり、どういうものなんですか?
「大船渡のベテランの主婦8名が
それぞれの家庭の味を持ち寄って
いろいろと試しながら
最高の漁師料理をつくるチームです。
メニューは季節ごと、
つまり
とれる魚によって変わってきますが、
これまで20種類くらいの料理を
生み出してきました」
それって、どこで食べられるんですか?
「埼玉県志木市にある居酒屋さん
越喜来や(おきらいや)
で、食べることができます。
その店の料理は
ほとんどが『おつ研』のメニューか
三陸とれたて市場から送った原料で
できているんです」
つまり、三陸とれたて市場さん、
そして「おつ研」の
アウトプットのリアルな場所が
「越喜来や」さんであると。
へぇー‥‥おもしろいですね!
2012/12/07 16:58
さらにさらに
ぷりっぷりのマダコ‥‥。
2012/12/07 16:52
さらには
カレイの醤油煮‥‥。
2012/12/07 16:51
カナガシラの背骨
こちらは、カナガシラというお魚の
背骨を揚げたものです。
聞きなれない名前ですが、
赤くて、とても綺麗な色をしている
お魚なんだそうです。
スナック感覚でポリポリ食べられて
まさしく、おつまみ。
お味はもちろん、グーでした。
つまり、うまいです。
揚げたては、もっとうまいはずだと
思いました。
2012/12/07 16:44
おつ研のたこ焼き
なにしろ
「漁師のおつまみ研究所」
人呼んで「おつ研」が研究を重ねる
たこ焼きです。
何が違うかというと‥‥
タコがどデカい。そして、うまい。
ただ、それだけ。
シンプルに、それだけなんですが
たこ焼きを食すにあたり
それ以上の「うれしいこと」が
ありましょうか。
2012/12/07 16:36
そして大船渡
車で走ること1時間半弱で、
大船渡の
三陸とれたて市場さんへ着きました。
以前
「東北の仕事論」
に出てくださった
代表の八木健一郎さんが
敷地内に
「漁師のおつまみ研究所」という
なんとも魅惑的な研究所を
開設されたとの噂を聞きつけまして、
取材に来ました。
さっそく
研究所の中へ足を踏み入れいると‥‥
いきなり、
たこ焼きが「研究」されているぞ!
2012/12/07 16:29
とりそば
ちなみに、おひるごはんは
河野社長といっしょに、お蕎麦を。
今日の東北は
太陽は見えるのに雪がちらついて
とっても、さむいです。。
太めの麺の、おいしい「とりそば」で
あったまりました。
さーて、大船渡へ向かおう。
2012/12/07 14:34
いよいよ本格始動
これらの工場は
まだ認可の関係で稼働していませんが
今年中にはつゆたれ工場が動きはじめ、
来年早々には
つゆたれの製品ができあがり、
最終的に
八木澤商店のオリジナルの「お醤油」が
出荷されはじめるのは
来年の9月くらいになるのではとのこと。
やはり、醸造は「生きもの」なんですね。
一定の時間が、かならずかかります。
でも、震災直後に
自動車学校の隅のプレハブの仮事務所で
お会いしてから、1年8ヶ月。
こんなにも素晴らしい工場が建ちました。
河野さん、この工場が動きはじめたら
ぜひ、また訪問させてくださいね。
さて、バタバタで押し押しのツアーも
次が最後の目的地。
ここから50キロくらい離れた
大船渡の
三陸とれたて市場さんへ向かいます!
2012/12/07 14:26
でっかいオトヤも
ごらんのように、おこさま扱い。
(C) HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN