ゼロから立ち上がる会社に学ぶ 東北の仕事論。 気仙沼&大船渡をひとめぐり 篇

2012/12/06 17:04
鮫のおはなし
じつはわたくし、
なにをかくそう「サメが大好き」でして
以前、日本一のサメ博士である
北海道大学の
仲谷一宏先生に取材したこともあり、
そのときの成果は
つつしんで「鮫のおはなし」という
コンテンツにいたしまして‥‥と
こんこんと
「鮫が、いかに好きか」について
話したところ、
石渡専務と見事に意気投合いたしました。

専務ももちろん、その道のプロですから
鮫の顎の骨格を出してきて
見せてくれたりして‥‥ああ、おもしろい。

「鮫には、
 おちんちんがふたつあるんですよ」
「ええ、さっきの仲谷先生は
 まさにそういう題名の本を書いてます」
「あ、その本、私も持ってます!」

「ちなみに鮫の歯って
 何度でも生え変わるそうですね」
「そう、だから海の底って
 鮫の歯でいっぱい、なんですよ」
「くっ! 先に言われた!」

‥‥いま、石渡専務は、
ホホジロザメ級の凶暴さと
ジンベエザメ級の巨大さを持っていた
鮫の先祖
「メガロドンの歯」を手に入れたくて
東奔西走しているそうです。

いやあ、すっかり興に乗ってしまい、
予定の時間を
すっかりオーバーしてしまいました‥‥。

後ろ髪を引かれる思いで
次に向かいます。

石渡専務、ありがとうございました。
鮫のおはなし、超楽しかったです!

さあ、本日最後の訪問先、
丸光製麺さんへ、向かいます!

2012/12/06 16:55
収納状態は
このような感じ。

ほぼ日手帳に、サメの歯を、
このようにして収納している人は
世間ひろしと言えども
石渡専務だけでありましょう。

2012/12/06 16:54
ほぼ日手帳から‥‥!
石渡専務は
「ほぼ日手帳」を使ってくれてました。

うわ、うれしい。ありがとうございます!

ん、でも専務、
そこのポケットに入ってるものって?

‥‥鮫の歯だ!

しかも、あの凶暴なホホジロザメの歯!

2012/12/06 16:50
ふかひれスープ‥‥!
まだ、ふかひれの入っていない状態の
スープの段階で
試飲させていただきました!

でもですね、これが、もうこの時点で
美味しかったんですよね。

ここに、ふかひれとカニが入るそう。
んー、うんまい。

2012/12/06 16:47
ふかひれの選別は
すべて手作業。

機械化はできないそうです。

2012/12/06 16:43
石渡商店さん
お次は、ふかひれの石渡商店さん。

石渡専務、はじめまして!

まずは、ぴっかぴかの工場のなかを
ご案内いただきました。

ふかひれスープの缶詰を作る工程では
とても大きな殺菌の機械が。

このうちのひとつは
津波を被ってしまったらしいのですが
「何かあったら、この中に逃げ込め」
と冗談で言われて育ったほど
重たくて頑丈だったので
致命的な故障にはいたらずに
また、使えるようになったそうです。

でも、修理に「1年」かかったとか。

2012/12/06 16:36
ホタテは、あした
そしておかみさんが
「これぞ、宮城のホタテ!」とおっしゃった
つぶの大きなホタテです。

「このホタテはね、
 震災後に、大きくなったものなの」

焼いてもいいし、刺身でもよいそうです。

いくつか買っていこうとしたら
「東京に帰るのは? あした?
 じゃあ、明日また来たほうがいいよ」
とアドバイスしてくださったので
そうしたいと思います。

磯屋水産のみなさん、
ありがとうございました!

新鮮な魚を見て、興奮しました。
明日、また来まーす。

しかしオトヤの姿がまた見えない‥‥。

美味しそうなお魚につられて
フラフラと、
どこかへ行っちゃったんでしょうか。

2012/12/06 16:30
メカジキの切り身
でっかい!

2012/12/06 16:17
まるまるふとった
毛ガニ!

迫力あるなあ。

2012/12/06 16:15
これはなんでしょう?
こたえは‥‥鮫の心臓!

通称「モウカの星」といいまして
「モウカザメの心臓」らしいです。

このあたりの居酒屋などでも
酢味噌で食べるようなメニューが
あるそうですよ。

うわー、すごーい。
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