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| 2012/03/11 12:30 |
| 教員の方から |
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はじめまして。 あのときは、帰りのHRが ちょうど始まったところでした。 青森でもものすごい揺れで、 3回目の揺れでは泣きだす子も パニックになる子も出ました。 私はというと、 もしこれよりひどくなったら 自分は目の前にいる41人を 守りきれるのだろうかと怖くなりながらも、 不安げな顔を見せないようにと必死でした。 私ですらそうなのに、 被災地の方々の心のうちは いかほどかと思うと うかつにいろんなことが できない感じがして複雑です。 部活などでお世話になった方も たくさんいたのに、 全然何もできない自分が恥ずかしく、 自分の力の無さを痛感しています。 いろいろ考えました。 復興のための教員派遣があると聞き、 わたしにも何かできるなら 行きたいという気持ちと そうすると私が教えている 子どもたちはどうなるのかという気持ちと 震災の実際を知らない私が、 当事者の中に入ることで かえって傷つけることに ならないかという気持ちと‥‥ 全然気持ちが整理できず、 行動できませんでした。 時間が経ち、生活は普通どおりになりました。 それでも震災については、 私自身未だに気持ちの整理ができません。 今日はどうすればいいのか わからないまま過ごしています。 そしてこれからもとにかく目の前にある 毎日を過ごしていくのだと思います。 これからの日本を支える 子どもたちを育てながら 自分の人生を考えていこうと思います。 (なるみたかこ) |
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