ほぼ日刊イトイ新聞

いきものたち。

たがいに、
ことばをなくしている
生きものたち。
でも、とてもたのしんでいる。

2015/02/12 05:17
darling

ふっきん。

おとうさんは、腹筋をしてるとき、
犬がそばにいると、なでてくれます。
もっと一所懸命に、
腹筋すればいいのに、
ついつい犬をなでたりします。
腕立て伏せのときは、
そういうことはしません。
犬は、よくわかっています。
<『ブイヨンの気持ち(不明)』より>
2015/02/11 10:10
darling

おかえりおかえり〜〜。

犬が散歩してきて、
ごはんを食べるころに、
おとうさんが帰ってきました。
おかえりおかえっり〜〜。
ぐるぐる駆け回って歓迎します。
実は、ただ寝そべって、
「あ‥‥」っていう日もあります。
どっちも、いいんじゃないでしょうか。
<『ブイヨンの気持ち(不明)』より>
2015/02/10 20:16
darling

いろいろちがう。

人がちがう、犬がちがう、
電話がちがう〜〜。
だって、6年前だもの〜。
ほんとに、いまさらながら、
びっくりしちゃったのでした。
月日という川の流れは、
歩いて戻るには遠すぎるほどに。

2015/02/10 11:36
darling

ちゅーりっぷ。

くんくん。
これはチューリップです。
人間のおかあさんは、わりと、
チューリップが好きなんです。
犬にも、よく見せてくれました。
このごろ、お花をよく見ます。
<『ブイヨンの気持ち(雑感)』より>
2015/02/09 10:37
darling

はなは。

ほんとうに、花に花にと
目が行きます。
今日はしとしと雨も降る日ですが、
もうじき春ですよと、
あちこちの花が告げています。
犬もちょっと花に混じりました。
<『ブイヨンの日記(未刊)』より>
2015/02/08 12:14
darling

ひとのいないこうえん。

公園には、だれも人がいません。
暗くなると、こどもは帰るし、
おとなは寒いからですからね。
犬はさみしい公園はけっこう好きです。
<『ブイヨンの気持ち(不明)』より>
2015/02/07 18:31
darling

めがはなを。

なんとなく、冬は、
目が花を探してる。
桜や、タンポポを待っている。
どこかの家の庭や、
花屋さんの店先に、
ちょっと早めに花が咲いてる。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2015/02/07 11:45
darling

そういえば。

おとうさんと、人間のおかあさんが、
犬のことを話しています。
「去年のお正月に鹿児島に行って、
ブイヨン、ものすごく自然のなかで
走り回ったじゃない。
あれが最後の大活躍だったよね」
「仔犬時代を思い出したものね」
そういう話を、犬は聞いています。
<『ブイヨンの気持ち(不明)』より>
2015/02/06 11:00
darling

そとはゆき。

犬は、外のお天気を見てないけど、
なんとなく、わかるんです。
雪なんです、わかるんです。
だから散歩はなくって、
ちょっと運動っていうコースです。
ちょっとUを拾ってもらったりね。
それでも、ま、いいです。
<『ブイヨンの気持ち(雑感)』より>


2015/02/05 11:47
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
0
0
x
MONTH / 月
0
2
DAY / 日
0
8
HOURS / 時
0
2
MINUTES / 分
0
2