ほぼ日刊イトイ新聞

いつでも。

けっきょく、やることはいつも、
ほとんどおなじなんですけどねー。
おなじなんだけど、ちがうんです。
あちこち、いろいろが、
ちょっとずつだけ、ちがうんです。
だから、いつでも、たのしいです。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/07/02 12:34
darling

いつも、あんずは。

またまた夜になって、おとうさんが、
ジャムおじさんに変身しました。
「あんずを送っていただいた」
ので、また、あんずジャムです。
今夜は2キロだそうです。
東京で準備はしてきたんだそうです。
犬も応援をしてます。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/07/01 23:53
postman

なんとも。

ふるびたような 青の。
土のいろいろ 根から吸いこんだ。
青い色の あじさい。
(くんくん くんくん)
色のにおい 鼻でみる。
犬の風流と 人の風流はちがえども。
<ブイヨン青春詩集(未刊)より>
2009/07/01 17:56
postman

手荷物さん。

ケージの底に敷いたマットが、
わやわやになっちゃったので、
敷き直すためのピット・イン。
犬は「手荷物さん」と呼ばれて、
ちょっとだけ出してもらえました。
手荷物さん、静かにしてます。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/07/01 14:32
darling

べつべつ。

犬とおとうさんは、
いつでもくっついてるという
わけじゃないのです。
べつべつのときも、あります。
くっつくか、べつべつか?
それを決めるのは、犬のほうです。
おとうさん、わかった?
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/07/01 04:20
darling

べてらん。

ボールといえば、必死に追いかけて、
噛んで絶対に放さないもの、
と思いこんでいたのですが。
ちょっと心境に変化があって、
前肢でころころ転がしたりね、
鼻でつついたり、いろいろするんです。
ベテランになってきたからかなぁ。
<『ボール、その愛』(未刊)より>
2009/06/30 12:06
postman

まぁ、こんなふうな。

おとうさんたちは、たいていは、
こんなふうな朝ごはんです。
年をとってきたからではなく、
昔からこんなふうです。
ここに海苔と、みそ汁と、
白いごはんが来て、すべてです。
レポートは、ブイヨンでした〜。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/06/30 10:53
darling

別の空き地。

あの空き地が、
あれになっちまったので、
新しく目をつけているのが、
誰も知らない、この空き地です。
たぶん、近所の人も知らないです。
この空き地で、犬を走らせたい‥‥。
実は、むつかしいことなんですけどね。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2009/06/30 02:17
postman

ふんわりふわりん。

夜中の芸術づくりのあと、
おとうさんといっしょに寝て、
朝の散歩がすんでから二度寝する。
これがたまらないんですよねー。
ごはんなんか、後回しでもいいです。
ふんわりふわりんっ。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/06/29 11:34
postman

あああっ。

こんな夜には、なんにもないだろう。
そう思って目を離して
仕事している間に、あああああっ!
先生、いつのまに、いつのまにぃい?
気温摂氏26度、湿度60%の梅雨の夜。
まさかの新作が生み出されるとは‥‥。
梱包芸術は忘れたころにやってくる。
<『ブイ先生と共に(未刊)』より>
2009/06/29 00:22
postman

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
0
0
x
MONTH / 月
0
2
DAY / 日
0
8
HOURS / 時
0
2
MINUTES / 分
0
2