ほぼ日刊イトイ新聞

きねんしゃしん。

犬は、あんまり
記念写真は撮りません。
でも、どうしてもと頼まれたら、
まぁちょっとは、参加します。
ここは日本で初めて「小倉餡」が
つくられたところらしいですよ。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/03/19 09:37
darling

もってもらった。

おとうさんが、カミカミを
持っててくれました。
人に持ってもらうと噛みやすい。
だけど、おもしろさに欠けます。
せっかくのご好意ですが、カミカミは
じぶんで持ったほうがいいです。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/03/19 01:17
postman

きいろもね。

梅だ桃だ桜だ、と、
ピンクの花につい目が行きがちですが、
菜の花の黄色なんかも、
忘れちゃいけないですよねー。
少しハデさで負けるかもしれないけど、
菜の花、おいしいですしね。
2009/03/18 22:57
postman

ああ‥‥。

おとうさんが真剣なときには、
犬は、いろいろ要求しません。
ただ、静かに寄り添うのです。
やがて、ある瞬間から、
おとうさんは力なく微笑みます。
犬に、「なっ」と言います。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/03/18 16:33
darling

置き手紙。

おとうさんとボール遊びをしようと、
階段の下で待っていたんですよ。
ボールを口にくわえて、放して、
床に弾ませて音を出していたんです。
とんとんとんとんとん‥‥ってね。
なかなかおとうさん来ないから、
あきらめて、置き手紙のように
ボールを置いといたんです。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/03/18 11:32
darling

憂い。

おまえは春を待ちわびているのか。
そうか、それもいいだろう。
春は明るくてかわいくて、
匂い立つようなお嬢さんだ。
でもな、おれは冬の婆さんとの
別れがつらくてな‥‥。ふ。
おれか、おれの名は灰色の狼。
<『犬のつく嘘(未刊)』より>
2009/03/17 23:51
darling

夕暮れの公園。

おとうさんが、公園のトイレに行った。
犬はいいこで待っていた。
人間の子どもも、
猫とか、その他のどうぶつも、
公園にはぜんぜんいなかった。
ごはんを食べている時間なのかな。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/03/17 19:08
darling

土の道。

ぬかるみとか、よけながら、
土の道を行きます。
ぬかるみ、よけないこともあり、
道草食うこともあり、いろいろです。
土の道は、息をしてます。
犬の肉球は土が大好きです。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/03/17 10:49
postman

梱包休止中。

京都に来てから、
梱包への意欲が湧きません。
ストーブのせいで暖かいからか?
じぶんでも理由はわかりませんが、
包まれずに寝ています。
また、もぐるときが来たらもぐります。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/03/17 03:41
postman

川沿いの暗い道。

川沿いに道をなぞって帰る。
どこかで曲がり損なうと、
隣りの町に行っちゃいそうです。
隣りの町に行っちゃったら、
隣りの町の子になればいいって、
おとうさんが言いました。
そんなん、いやです。
『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より
2009/03/16 19:46
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
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x
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