ほぼ日刊イトイ新聞

あけまして〜っ!

それはそうと、おとうさん。
「ん?」
5歳、あけまして〜。
「あ、おめでとうのことね」
そうかもしれないです。
犬は、新年を迎えたのです。
「そういう言い方もあるか‥‥」
みなさんも、よい新年をねっ!
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/07/15 09:55
postman

でんきの人。

「電気設備の安全点検」がきた。
うまく言えないので、
「でんきの人」ということにする。
なにか手伝いたかったけれど、
相手にしてもらえなかったです。
しかたないので、カミカミを噛んだ。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/07/14 14:50
darling

偶然の速度。

おとうさんは、写真のことを、
あんまり考えないで撮っています。
でも、偶然のように、みょうな味わいの
ふしぎな感じが写ることがあります。
偶然、速い絵筆を動かしたような、
そんな写真を探してきました。
モデルは、いつもの犬でーっす。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/07/14 11:35
darling

雑草雑感。

雑草と呼ばれるような植物が、
これだけ豊かに生い茂っていると、
もう、独自の価値を感じるのだ。
ここに一本の薔薇が加わったところで、
幾許の意味のあることか。
我ら、雑空を眺め雑風と雑地を行かん。
<『犬の考える脚』(未刊)より>
2008/07/13 19:18
postman

ようきゅう。

人間のおかあさんが、
「ソルベ アルフォンソマンゴー」
というアイスクリームを
食べていたので、犬も、
おやつを「ようきゅう」しました。
だれかがなにか食べているときに、
おやつ入れの前でおすわりすると、
ちょびっとおやつをもらえるのです。
「ようきゅう」は、ひかえめにする。
これが、コツです。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/07/13 11:05
postman

「めちゃいけ」。

人間のおかあさんが、
「あ、そうそう」と言って、
テレビ番組を見はじめました。
なんとなく不愉快な白いやつが、
また登場していたので、
強く怒ってやりました。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/07/13 00:07
darling

だれだれ犬。

しゅんごくあっちー。
そういう日には、
散歩もボール投げも簡略化されます。
犬も、異存はありません。
それはそうと、おとうさん!
小指が‥‥たってますよ。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/07/12 12:19
darling

新子の季節。

まだ小鰭(こはだ)もあるのですが、
新子(しんこ)も出はじめています。
また一年経ったんだなぁ、と、
しみじみしてしまいます。
あと何回、新子を食べるのかな。
<『いやしんぼ(未刊)』より>
2008/07/11 23:57
darling

ひじかけ。

いやいや、おやじのほうじゃなくて、
犬のほうのひじがテーマです。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2008/07/11 11:15
postman

水が。

田んぼに沿って水路がありました。
なんでもない細い水の路なのですが、
流れている水が、透きとおってて
きれいなんですよね。
うれしくなっちゃいます。
2008/07/10 20:16
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
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x
MONTH / 月
0
2
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0
8
HOURS / 時
0
2
MINUTES / 分
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2