ほぼ日刊イトイ新聞

自宅にて。
正確には、自宅の‥‥
人間の寝床にて。
あああ、おちつくなぁ。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2006/10/05 14:00

待つおんな

『気まぐれカメら』の常連読者なら、
もう、タイトルはわかりますよね?
「○○○○を○○○」ですね。
京都から戻ると、ここに来ちゃいます。
2006/10/04 23:51

ブイヨンの絵

矢野顕子さまの
「さとがえるコンサート」に行くと、
こんな姿に会えるかもしれません。
去年のと、タッチを変えたらしい。
晴れがましいです。
<『ブイヨンの気持ち』(未刊)より>
2006/10/04 21:33

水路に落ちたボール

「おとうさん、ありがとう」
ボールが水路などに落ちたときは、
積極的に人間が拾ってやりましょう。
犬は、こういうときの「恩」を、
決して忘れない利口な動物です。
『犬が教える犬のお世話』(未刊)より
2006/10/04 10:35

夢のなかの湖

(エピローグ)
ブイヨンは、
また夢のなかに出かけて行った。
「ぎゅうにく」や「ひつじにく」
というようなことばが、
心地いい音楽のように聞こえて来た。
ブイヨンのよだれは、湖になった。

<『夕日の宿』(未刊)より>
2006/10/04 02:26

夢のなかの夕日の宿

「おとうさん、わかったよ!」
ブイヨンは、いま、目を覚ました。
「なにがわかったんだい?」
「夕日の宿のこと。わかった」
「教えてくれるかい?」
「うん。夕日の宿は、
 夢のなかにあったんだよ!」
だから、起きてるときには
見つけられないのだそうだ。
そうか、そうだったんだね。
(あなたの夢に続く)
<『夕日の宿』(未刊)より>
2006/10/03 14:52

昼間の雲は言った

昼間の雲は言った。
「ブイヨン、おまえさんの好きな
 夕日ってやつはな、
 『夕日の宿』で呪文を唱える。
 そして、くるっと反対を向いて、
 朝日に脱皮するんだ。
 むろん、誰にも秘密のままに、な」
夕日が、朝日だって?!
だって、朝日は東から来るじゃないか?
(もう、終わりにしましょうかね)
<『夕日の宿』(未刊)より>
2006/10/03 11:19

行くな

「行くな」「行くな!」「よせ」
「行っちゃあ、なりません!」
犬のかたちをした動物たちは、
ブイヨンが「夕日の宿」へ行くのを
止めさせようとしていた。
虹の根元を探しに行くよりも、
夕日の宿を訪ねることは、恐ろしいと。
おじさんのかたちの動物は、
「行きたきゃ、行くさ」と笑った。
(続いてもいいの?)
<『夕日の宿』(未刊)より>
2006/10/03 03:15

続くのか?

夕日の降りるところにあるという
親切な主人のいる「夕日の宿」‥‥。
しかし、ブイヨンは奇怪な噂を聞いた。
泊まっているはずの部屋を覗いたら、
夕日は誰にも見られぬように隠れて、
これまで後頭部だったところを前にして
飛び出す準備をしていたというのだ。
ブイヨンは、考えた‥‥わからない。
(続くのか?)
<『夕日の宿』(未刊)より>
2006/10/02 18:23

ロフト京都

「ほぼ日手帳2007」の市場調査、
というか、ごあいさつという名目で、
京都の「LOFT」におじゃましました。
すいません、突然に押し掛けて。
ここらは「蛸薬師」っていう地名です。
何度聞いても、すっごい名前だよなぁ。
2006/10/02 16:34

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
0
0
x
MONTH / 月
0
2
DAY / 日
0
8
HOURS / 時
0
2
MINUTES / 分
0
2