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つんく♂さんに教わるリズム論『リズム天国』でノリ感アップ!

 
唐突ですけど、質問です。
あなたはリズム感が良いほうだと思いますか?

世のなかにはリズム感の良い人、
また、そうでない人がいますけど、
その良し悪しの差は、
もって生まれたものばかりではなく、
いままでその人が生きてきた
生活環境などによって
大きく変わってくるそうなんですよ。

しかも!
じつはリズム感は、年齢に関係なく、
キチンと訓練すれば鍛えることができるんだそうです。

そこで、このゲームボーイアドバンスの新作ソフト、
『リズム天国』の出番です。


『リズム天国』
ゲームボーイアドバンス
任天堂 8月3日発売 3800円【税込】
※『リズム天国』オフィシャルサイト

なんとこのソフトは、
遊びながらリズム感をアップすることができる
リズムをテーマとした「ノリ感」ゲーム。
一般的には、「音ゲー(音楽ゲーム)」と
呼ばれているタイプの作品です。



小難しい音楽知識や複雑な操作は一切不要。
ゲームから流れてくる軽快な音楽に合わせて、
タイミングよくボタンを押していくだけの
簡単なゲームなんです。

このゲームには、
1回のプレイがだいたい1~2分で終わる、
40種類のミニゲームが収録されています。
どのミニゲームも、音楽にノリながら、
自分のリズム感を頼りにタイミングよくボタンを押し、
さまざまなリズムゲームをクリアーしていくという内容。



たとえば、音楽に合わせて
飛んでくるモノをパンチしていく「カラテ家」や、
ドンドン生えてくるうっとうしい毛を
テンポよく抜いていく「リズム脱毛」など、
見た目にもユニークなリズム遊びが満載なんです。





ゲーム画面を見て、
「どこかで見たことのあるテイストだなあ」と
思っている人もいるかと思いますが、
じつは、この『リズム天国』の開発を手掛けているのは、
「ほぼ日」でもたびたび紹介している、
『メイド イン ワリオ』シリーズのスタッフなんです。
ですから、『メイド イン ワリオ』シリーズが好きな人は、
この『リズム天国』もきっと気に入ると思いますよ。



みなさん、『リズム天国』がどんなゲームか
だいたいわかっていただけましたか?

さて、ここからが本題です。
簡単な操作でたのしみながら
リズム感を鍛えることもできるというこのゲーム、
プロデューサーを務めているのは
なんとあの、つんく♂さんなんですよ。

ええ、そうです。シャ乱Qのボーカルでもあり、
松浦亜弥さんやモーニング娘。など、
数多くのアーティストのプロデュースを務める、
あの、つんく♂さんなんです。
(ちなみに、つんく♂さんのほかに、
『メイド イン ワリオ』シリーズを手掛けた
 坂本賀勇さんも共同プロデューサーとして
 関わってらっしゃいます)

でも、なぜ、つんく♂さんがゲームのプロデュースを?
すっごく気になりますよね?
おまかせください!
なんと、つんく♂さん本人に直接聞いて来ちゃいました。
では、さっそく、
つんく♂さんの登場です。どうぞ~!

つんく♂さんプロフィール

大阪府出身、1968年10月29日生まれ。
バンド、シャ乱Qのボーカルとして
活躍するかたわら、松浦亜弥、
"モーニング娘。"など数多くのアーティストの
プロデュースを務める。
また、音楽だけに留まらず舞台や映画など、
さまざまなエンターテイメントを手掛ける
日本を代表する音楽家&
総合エンターテインメントプロデューサー。

※つんく♂オフィシャルウェブサイト


「リズム感というのは訓練して憶えていけば、
 あっという間に身に付くものなんです。」


── まず、つんく♂さんが『リズム天国』を
プロデュースすることになった
きっかけを教えていただきたいのですが?
つんく♂ 各ゲームメーカーさんから「音ゲー」と呼ばれる
音楽ゲームがいろいろ発売されていますよね。
ゲームセンターにある「音ゲー」は
ほとんどやったことがないんですけど、
たとえば誰かの家に行ったときに
遊ばさせてもらったり、
またレコーディングスタジオに
ゲーム機が置いてありましたので、
そこでいろんな「音ゲー」を
遊んでいたんです。

── そうなんですか。
つんく♂さんってゲームやられるんですねえ。
つんく♂ 最近ですと、任天堂さんから
『ドンキーコンガ』のサンプル版をお借りして、
それで遊んだりもしましたね。
『ドンキーコンガ』に、
松浦亜弥の楽曲が収録されるということで
モニタリングをさせていただいたんです。
実際に、タルコンガを叩いてみたり、
また通常のゲームキューブのコントローラーで
遊んでみたりもみました。



画面に流れてくる
指示マークを憶えていくという面白さもあって、
もちろんゲームとしては非常に楽しいんですけど、
ボクのようなミュージシャンからして見れば、
「ここで指示マークが出るのはちょっと‥‥?」
と、疑問に思う部分もあったんです。
でも、あくまでもゲームですから、
「おかしい」ということはないんですけど、
松浦亜弥の楽曲を手掛けた自分としては、
「ここのアクセントで叩きたいのに‥‥」
という気持ちもあったんですよ。
そこで、ゲームというよりも、
もっとリズムのノウハウを教えるような
教材的な音楽ゲームがあってもいいのでは、と
思いまして、
自ら企画書を書いて
任天堂さんに見てもらったんです。
── え、つんく♂さんご自身が
企画書を書いたんですか?
つんく♂ そうなんです。
で、その後、任天堂さんと、
もう少しつっこんで話をすることになりまして、
それがきっかけで『リズム天国』を
プロデュースすることになったんです。
── 具体的には、
どのように制作作業を進めていったんですか?
つんく♂ ゲームを通じて
リズムのノウハウを教えるような仕組みにするには
どのような構成にすればいいのか、
というのを任天堂さんと
打ち合わせを繰り返しながら煮詰めていきました。



じつはリズム感を養うためには、
リズムをキープする(リズムを刻む)というのが
非常に大事なことだとボクは思っているんですね。
そこで、ボクが考える
「リズム論」を理解してもらうため、
またリズム感を養ってもらうため、
任天堂のゲーム開発スタッフを集めて、
ダンスレッスンを行ったんです。
── え! ゲームの開発スタッフを集めて
ダンスのレッスンを?
つんく♂ そうなんです。たとえば、竹馬なら
1日練習すればある程度乗れるようになりますし、
縄跳びだって1日練習すれば
二重跳びができるようになると思うんです。
それと同じようにリズム感に関しても、
数時間レッスンをすれば
ある程度良くなるものなんです。
ぜひ、それを体感してもらって、
その成果がゲーム内容に繋がれば、
どんなに言葉や企画書で説明するよりも
早いんじゃないかと。
実際、このダンスレッスンを終えたあとに、
任天堂さんから上がってきた試作品を遊んでみたら
急にゲーム内容が面白くなったんですよね。



普段ボクは、モーニング娘。などの
プロデュースを手掛けていますけど、
彼女たちは特別な音楽スクールで
勉強していた子ではなく、
あくまでもフツウの女の子たちなんです。
でも、そんな女の子たちが、
武道館でコンサートを
開けるまでになるんです。
リズム感というのは訓練して憶えていけば、
あっという間に身に付くものなんです。
ボクは、そのようなリズム感を良くする
ノウハウを持っていますので、
それを全国の人たちに
体験してもらえるようなものを
作りたかったんです。

どうですか、みなさん。
とっても興味深いでしょう?
リズム感というのは、
訓練すれば良くなるものなんですね。

そうそう、この『リズム天国』には
自分のリズム感をチェックできる、
「リズム感チェック!」という
モードも収録されています。



これは、Aボタンを押すだけの
簡単な3種類の測定を行い、
自分のリズム感を数値で表してくれるというもの。
リズム感が良いのか悪いのかって
なかなか自分でも分からないものですよね。
でも、この「リズム感チェック!」を行うだけで、
自分のリズム感はどれほどのものなのかを
知ることができます。
これだけでも、すっごく面白いですから、
ぜひみなさん試してもらいたいと思います。



さて、まだまだ、
つんく♂さんのインタビューは続きます。

次回は、リズム感とはいったい何なのか?
また、どうすればリズム感が良くなるのか?
などをうかがっていこうと思います。

ぜひぜひ、次回をお楽しみに~!


(C)2006 Nintendo / J.P.ROOM
2006-08-03-THU