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斉藤ノブさん、『ドンキーコンガ』に挑戦!

 
速報! ドンキーコンガの
第2弾、発売決定!


すでにドンキーコンガにハマっているみなさま、
また、ドンキーコンガがほしいけど迷っているみなさま、
朗報です!!
「ドンキーコンガ DISK2(仮)」
が発売されることが決まりました!
発売日や曲目、価格など、
まだ詳細な情報は入手できていないんですけれど、
わかり次第、あらためてお伝えしますね。
「タルコンガが1タイトルだけでむだになっちゃう」
なんて考えて、買うのをためらっていたかたも
それならダイジョブでしょ?
「ドンキーコンガ DISK2(仮)」が出るまで
いまの曲目で、たっくさん遊んでおきましょう!
さ、はやく仕事片づけて、遊ぼうっと。
‥‥じゃない、今日も更新があるのだった。
では、ドンキーコンガの最終回です。どぞ!



こんにちは〜っ!

日本を代表するパーカッショニスト(打楽器奏者)、
斎藤ノブさんを迎えてお送りしている、
『ドンキーコンガ』特集の第4回目(最終回)です。

前回は、斎藤ノブさんと事務所のみなさんによる、
『ドンキーコンガ』の4人セッションを
お送りいたしましたが、
いや〜ホント、すんごいことになっております。
まだ見てない人はぜひぜひチェックしてみてください!
(ページの一番下にリンクがありますよ)


▲『ドンキーコンガ』をプレイする斎藤ノブさんたち。
一番左が斎藤ノブさんです。
斎藤ノブさんのホームページはこちら。
※SAITO NOBU OFFICIAL WEB SITE
http://www.nobusaito.com/


で、「その『ドンキーコンガ』ってなんぞや?」
と申しますと、
昨年12月に任天堂より発売された、
ゲームキューブ初となる"音ゲー"(音楽ゲーム)でありまして、
テレビ画面に映し出される曲のリズム(指示)に合わせ、
タルのカタチをした不思議な楽器、
"タルコンガ"を叩いて遊ぶというゲームなんですよ。


▲不思議な楽器"タルコンガ"です。
叩くだけではなく手拍子にも反応するんです。



※『ドンキーコンガ』公式ホームページ(任天堂)
http://www.nintendo.co.jp/ngc/gkgj/


ということで、今回は、
『ドンキーコンガ』特集の締めくくりとして、
斎藤ノブさんに
打楽器を演奏する魅力&楽しさを語って頂くとともに、
斎藤ノブさんオススメの打楽器を使った曲(レコード)を
紹介していただきたいと思いまっす。

打楽器って、おもしろい!

ではでは、さっそくなんですが、
斎藤ノブさんに質問〜!

そもそも、なんでパーカッショニストの道を
目指そうと思ったんです?



「じつは、(1967年)京都から上京すると同時に、
作詞・作曲家である浜口庫之助先生が設立した、
"リズムミュージックカレッジ"へ入学しまして、
そこでリズムレッスンを受けていたんです。

でも、当時は
ドラムが流行っていたという時代背景もありまして、
打楽器は打楽器でも
ドラムのほうに興味があったんですよ(笑)。

しかし、まわりを見てもドラマーばかり、
そこで、人と違う楽器を演奏したいと思いまして、
浜口庫之助先生の家に置いてあった
ボンゴやコンガに興味を持ったんです」



▲これがボンゴです。


▲で、斎藤ノブさんが叩いている、
縦長の筒状の楽器(赤茶色)がコンガ。


うんうん、なるほど〜!
そうだったんですか〜。

「楽器としても一風変わっているじゃないですか。
また、人より目立ちたいということもありましたし(笑)、
それではじめてみたんです。

ここ最近、カラオケボックスなどでも、
お酒がしみているような、
ヨレヨレのボンゴが置いてあったりしますけど(笑)、
その当時は、パーカッショニストって
ほとんどいなかったですし、
打楽器というとドラムがメインで、
ボンゴ、コンガは非常に珍しい楽器だったんです」


一般に知られてきたといえど、
いまでさえ、ボンゴ、コンガを
なかなか目にする機会は少ないですものね。

「そうですね。
ギターやベースなどとは異なり、
身の回りにボンゴやコンガがないので、
みなさんもなかなか目にしたり、
演奏する機会も少ないと思うんですけども、
『ドンキーコンガ』のような
ゲームが発売されたことによって、
みなさんに打楽器の楽しさを
知ってもらえる機会が増えたのは嬉しいですね」




ふむふむ、
"打楽器を叩く心地よさ"みたいな感覚は、
『ドンキーコンガ』でも味わえるかもしれませんね。

ところで、斎藤ノブさんにとって、
打楽器の魅力ってなんですか?

「ドラムですと、
直接手で叩かないでスティックを使いますよね。
しかし、コンガやボンゴは、
直接手で叩いて音を鳴らすんです。

自分の体にリズムが伝わるという意味では、
スティックを通さず、手で叩いているぶん、
すごく直接的なんですよね。

直に手で叩いて演奏する打楽器というのは、
自分の体はもちろんなのですが、
演奏を聴いているお客さんにも
そのリズムやグルーヴなどが伝わりやすいと思うんです。
人間の皮膚感みたいなのが感じやすいんですよ。
そういう部分が楽しいですよね。



また、道具がなくても、
手さえあれば、なんでも叩けます。
自分のヒザを叩いてもいいですし、
机叩いてもいいですし。
"手軽に演奏できる"、
という部分も楽しさのひとつだと思います

さらに打楽器の場合、
コード、和音、音程というものが
あまり関係ないんですよね。
自分でオリジナルのリズムパターンを作って
演奏することができ、
楽器の叩き面(皮)の、
いろいろなところを叩くことによって
さまざまなな音が出せるんです。

指1本、指2本、指3本と
叩く指を増やすことにより、
その音量も音圧も変わってきます。

素手ひとつで、
いろいろな音色を作り出せるというのが魅力ですね」


なるほど、なるほど〜!

"人間の皮膚感みたいなのが感じられる"っていう意味、
なんだかわかるような気がします。

斎藤ノブさんたちに演奏していただいた、
『ドンキーコンガ』の4人セッション、
まわりで見ていても、すごくおもしろかったですし、
演奏している人たちのグルーヴ感なども
すごく伝わって来たような気がしました。



「『ドンキーコンガ』の4人プレイはおもしろかったですよ。
4人それぞれのリズムが決まっていて、
ドラムでいえば、ひとりがハイハット、ひとりがスネア、
ひとりがキック、もうひとりがシンバルという風に
分かれていますよね。

それぞれが自分のリズムを担当するわけですが、
なかでも4人が揃って手拍子したり、
タルコンガを連打するところは気持ちいいですよね。



自分のリズムパートをしっかり演奏しないと、
全体のリズムも崩れてきますし、
また人まかせにできなかったり、
音楽のコンビネーションのおもしろさみたいなものも
味わえると思います」



打楽器が好きになった人に、
ノブさんからのオススメ。

いや〜、斎藤ノブさんに
『ドンキーコンガ』を楽しんでもらえてよかったです。
こちらも、オススメしたかいがありました〜。

で、こんどは逆に斎藤ノブさんからのオススメ。
『ドンキーコンガ』で遊んだことのある人、
まだ遊んだことのない人を含め、
打楽器の楽しさ、そして音楽の楽しさなどを
みなさんに知って頂きたい、ということで、
斎藤ノブさん推薦の
打楽器(コンガやボンゴなど)を使った曲(レコード)を
紹介しちゃいます!



有名アーティストやカバー曲など、
みなさんが知っているような曲を
チョイスしていただきました。
いろんな国の曲、いろいろなジャンルが揃っていますよ!

みなさんの知ってる曲はあるかな?

アルバム名: 『WELCOME HOME』
(ウェルカムホーム)
アーティスト名: Osibisa
(オシビサ)
ラテン系、レゲエ系の要素を取り入れたロック、"アフロロック"の王者と言われているオシビサのアルバム。なかでも斎藤ノブさんのオススメは『サンシャインディ』という曲。『サンシャインディ』は、'98年にマット・ビアンコと言うアーティストがカバー曲を発売しヒットさせたので、知っている人も多いはず。ジャケットのイラストがかっこいいです!

アルバム名: 『RED HOT』
(レッド ホット)
アーティスト名: Mongo Santamaria
(モンゴ・サンタマリア)
コンガのオーソリティーで、ラテンパーカッション界の神様とも言われているモンゴ・サンタマリアのアルバム。ジャズミュージシャン、ハービー・ハンコックの名曲『ウォーターメロンマン』のカバー曲が収録されています。クルマのCM(スバルのフォレスター)にも、この曲が使われているのでみなさんも一度は聞いたことがあると思います。

アルバム名: 『JOSE "CHEPITO" AREAS』
(チピート・アリエス)
アーティスト名: JOSE "CHEPITO" AREAS
(チピート・アリエス)
ラテンロックバンドである、サンタナというバンドで活躍したティンバレス奏者、チピート・アリエスのソロアルバム。いかにもキューバラテンというカンジの曲です。

アルバム名: 『THE GLAMOROUS LIFE』
(ザ・グラマラス ライフ)
アーティスト名: SHEILA E.
(シーラE)
『パープル・レイン』などの曲で有名なミュージシャン、プリンスがプロデュースした、女性パーカッショニスト、シーラ・E.のアルバム。ラテンミュージックをポップに昇華したサウンドで、斎藤ノブさんも「シーラEは、E(いい)らしい!(笑)」とおっしゃってました。

アルバム名: 『CARAVAN SERAI』
(キャラバンセライ )
アーティスト名: SANTANA
(サンタナ)
さきほど紹介した、JOSE "CHEPITO" AREAS(チピート・アリエス)も参加しているラテンロックバンド、サンタナのアルバム。数あるサンタナのアルバムのなかでも名盤中の名盤。リーダーでありギタリストのカルロス・サンタナは、2000年のグラミー賞を獲得した実績もあり、おとーさん、おかーさん世代だけではなく若い洋楽ファンにもお馴染みかもしれません。

アルバム名: 『The Path』
(ザ・パス)
アーティスト名: Ralph MacDonald
(ラルフ・マクドナルド)
ニューヨークを拠点に活動する、カリビアンフレイバー溢れるパーカショニスト。じつは斎藤ノブさんのお友だちでもあります。1981年のグラミー賞、"最優秀リズム&ブルース・ソング賞"を受賞した経歴の持ち主。DREAMS COME TRUE(通称:ドリカム)の吉田美和さんのアルバムやツアーにも参加している人なんです。

ほほう〜!
みなさんの知ってる曲やアーティストっていました?

ちなみに上記で紹介したレコード、
一部、廃盤になっているものもありますが、
CDとして復刻されていたりもします。
もし気になるアルバムがあれば、ぜひ聞いてみてください。



斎藤ノブさん、本当にありがとうございましたー!



そんなこんなで、全4回に渡ってお送りした
『ドンキーコンガ』特集ですが、
『ドンキーコンガ』のゲームの楽しさ、
そして打楽器を演奏する楽しさなど
わかって頂けたでしょうか?

あ、そうそう、最後に!
ドンキーコンガ』は、
曲のリズム(指示)に合わせて、
"タルコンガ"を叩くだけでなく、
プラスアルファのお楽しみとして、
3種類のミニゲームも収録されているんです。


▲"タルコンガ"の左右を叩いてツタを登る、
『100Mクライマー』。



▲右手で投げて、左手で受ける、
お手玉ならぬ、『お手バナナ』。



▲ハンマーの代わりに手拍子で叩く、
『ドンキーコンガ』版の"モグラ叩き"、
『沈め!クルール』。


それぞれのミニゲームは
"タルコンガ"を使って楽しむことができる
アクションゲームとなっているんです。

今回は詳しく紹介できませんでしたけど、
通常のコントローラでは味わうことのできない、
"タルコンガ"ならではの操作感がオモシロイですよ!

「リズムに乗るのがちょっと苦手かも?」

なんて、人でも楽しめますので、
ぜひぜひ体験してみてくださいな!

というわけで、また次のゲームをお楽しみに!

(C)2003 Nintendo (C)2003 NAMCO
(P)2003 U's BMB Entertainment Corp./Nintendo
manufactured by U's BMB Entertainment Corp.


斎 藤 ノ ブ さ ん 情 報

R e l e a s e
ノブさんの新ユニット「Vibes」の
ファーストシングルが2月25日に発売されます。
タイトルは『In your eyes』
(COCA-15658 ¥1,050 tax in.)
フジテレビ系列の「奇跡体験!アンビリバボー」
エンディングテーマにもなっていますので
ぜひ聞いてみてくださいね〜!
なお、「Vibes」では4月にアルバムリリース予定!

L i v e
「斎藤ノブpresents Music Blow!!」が
3月7日(日)目黒ブルースアレイジャパンで開かれます。
斎藤ノブ(perc.)、村石雅行(d.)、下町兄弟(rup)、
大西亜里(vo.)、松本圭司(key.)、田中義人(g.)、
岡本真来(Vo) 黒須克彦(B)、
スペシャルゲスト・中西圭三。
問い合わせはブルースアレイジャパンまで。
03-5496-4381


樹の上の秘密基地への激励や感想などは、
「秘密基地」と書いて、
postman@1101.comに送ってください。

2004-02-10-TUE