ROROS TWEED

ブランケット(ヴィンタースコッグ)

COLOR

  • アップルレッド
  • フォレストグリーン
  • ミルクティー

ロロスツイードのブランケットと出会って
10年ほどになりました。

「あたたかい」という
ブランケットに一番求める機能を
満たしてくれているのはもちろん、
なによりも気に入っているのは、
その見かけのかわいらしさです。

なんともいえない色合い、柄。
はじっこのブランケットステッチ、
ぬくぬくした風合い。
膝にかけるだけでなく、
くるまったり、時には床に敷いたり
(我が家では小さい子どものお客さまが遊びに来た時に
敷物代わりにすることも)、
ベッドカバーにしたり。
たたんでかごの中に収まっている姿も好きなのです。

今年のweeksdaysは、
去年、好評だったグリーンと赤の2色にくわえて、
ふんわりとやさしげなミルクティー色がお目見え。

リビングのソファ、ダイニングの椅子、
ベッド脇のサイドテーブル‥‥。
部屋のあちらこちらにおいても様になる。
冬気分をぐっと盛り上げてくれること、まちがいなしです。

(伊藤まさこ)

ノルウェー中部のロロス村。
海抜600メートル、冬はマイナス40度にもなるという
世界遺産としても知られるこの小さな村で
「ロロスツイード」はつくられています。

無農薬の牧草で育つ羊の新毛(ニューウール)をつかい、
北欧で唯一、国内で紡績(糸づくり)をしている
関連会社のラウマ社とともに、
染織、機織りまでの製品化の工程を
グループ内で一貫しておこなっています。

ロロス村はもともと銅鉱山の町として
17世紀から300年間、栄えてきました。
そんななか、18世紀に、鉱山管理者のヒョルト氏が、
まずしかった村の人々のための基金を設立。
それをもとでに、村人たちは
ウールなどの手織りの仕事をはじめます。
それが伝統的に受け継がれてゆき、
個人宅での手織り仕事をグループ化して、
まとまった販売所をもうけるというかたちで、
1938年にロロスツイード社が誕生します。
そして1952年には織機を使っての工場生産を開始。
そうして現在のような、世界的に評価される
ロロスツイードがつくられるようになりました。

原毛は「ノルウェージャン・ホワイトシープ」から。
無農薬の牧草を食べて育った
健康な羊たちから、春に刈り取った毛をつかいます。
この羊毛のいいところは、
水に強く、かつ、繊維の回復力が高いこと、
そして柔らかさも兼ね備えていることです。
織り上げた生地は、お風呂くらいの温度のお湯で洗浄、
乾燥ののちスチームとブラッシングを繰り返して、
ふんわりと起毛させることで、
ほどよいボリューム感がありながら、弾力性にとみ、
防寒・保温性ばつぐんのツイードがうまれます。

このブランケットのデザインは、
「ヴィンタースコッグ」(Vinterskog)という
ロロスツイードを代表する「もみの木」柄。
短辺の端一列にもみの木が並び、
その上に大粒の雪が舞っているようすが描かれています。
色はフォレストグリーンとアップルレッド、
「weeksdays」おなじみの2色にくわえて、
新色としてミルクティーが登場します。

アップルレッドはちょっとだけえんじがかったはっきりした赤。
フォレストグリーンは、オリーブグリーンに近い、落ち着いた色。
ミルクティーはまさしく、
濃く淹れた紅茶とミルクをまぜた、あの色です。

幅135センチ、縦200センチの大きなサイズですから、
もちろん、寝具としてお使いいただけますし、
大きなひざかけとして、
また、冬のインテリアファブリックとしてもどうぞ。

ロロスツイード社のオリジナル収納バッグがつきますので、
オフシーズンにはこれに容れてしまってくださいね。

アップルレッド、フォレストグリーン、ミルクティー

素材

毛100%

サイズ

約135×200㎝

重さ

約1670g

生産国

生地:ノルウェー

知っておいてほしいこと

  • ・石油系溶剤による、
    弱洗いのドライクリーニングが可能です。

  • ・お使いのデバイスによって、
    表示される色味は、微妙に異なります。
    そのため、じっさいにお手元に届いたとき、
    お手持ちのデバイスでご覧になっていたときの印象と
    少しちがった色味に見える場合があります。

スタッフクレジット

写真|有賀傑
ヘアメイク|廣瀬瑠美
スタイリスト|伊藤まさこ
モデル|萌菜(身長156cm)