REPORT

やすみの日にしたいこと[3]
白湯で過ごす1日

ゴールデンウィークの「weeksdays」は、
新商品の紹介はおやすみして、
伊藤まさこさんのエッセイをおとどけします。
テーマは「やすみの日にしたいこと」。
ゆっくりした時間のなかで、
伊藤さんは、どんなことをするのでしょう?

時々、半日か1日丸ごと、
白湯だけで過ごします。

と言っても、
意識的にしているのではなく、
「もうお腹に何も入らない」
と限界を感じることがあるから。

頭の中もそうだけれど、
胃袋も情報がいっぱいになると、
自分に何も入ってこなくなる。
だからいったんからっぽにして、
一度、整えるというわけ。

「からっぽ」の日は、
パソコンも開かず、携帯電話も見ず。
連絡を取りたい時はどうすればいいの?
仕事は大丈夫?
なんて声が聞こえてきそうですが、
あんまり気にしません。

喉が乾いたら、白湯を飲み、
お腹が空いても少しがまん。
グーグーというお腹の音に慣れる頃には、
あれ? 体調がよくなっている。

読みたいなと思っていて、
手つかずになっていた本でも読みながら過ごす1日。
ほかにはなーんにもしません。
だって、せっかくのからっぽデーですもの、
たまにはこんな日があってもいいじゃない?

(伊藤まさこ)

2019-04-28-SUN