REPORT

小ひきだし、あの人の使い方 その1

指定席
古川ゆかさん

杉工場 × weeksdaysの小ひきだしを
使ってくださっている
国際薬膳師の古川ゆかさんのお宅を
伊藤まさこさんが訪ねました。
この小ひきだし、整理整頓だけじゃなく
木の家具として「触ってよし」のよさもあるという
古川さんの使い方、どうぞごらんください。

(取材・文・写真=伊藤まさこ)


小ひきだし、いろいろな使い方のコンテンツは
こちらからどうぞ。

古川ゆかさんのプロフィール

ふるかわ・ゆか

国際薬膳師。
大学卒業後、出版社で料理本など
実用書の編集に携わる。
退職後、薬膳を学び、現在は自宅で薬膳教室を主宰。
家事をしているおだやかな時間が大好き。
最近はしなやかな体づくりを目指して
パーソナルトレーニングを受けている。


小ひきだしは、
前から気になるアイテムだったという古川さん。

古道具屋さんに行くと、
ついつい目がいくけれど、
つまみのデザインがちょっと、とか、
形がもう少し違ったらな、とか。
カタカタしたり、
手触りがざらっとしていたり。
何かがちょっと足りなくて、
買うにはいたらなかったのだとか。

weeksdaysのサイトを眺めている時に、
見つけたのがこの小ひきだし。
「これだ!!」とピンときたんですって。

届いた日は、
小箱を中に入れては、
「きゃー、ぴったり」
なでなでしては、
「きゃー、すべすべ」
とひとり、喜びを噛み締めていたそう。

小ひきだしは一階のリビングが定位置。

「どこでも自由に見てね」というので、
遠慮なく開けてみると‥‥

上段ふたつがアクセサリー入れ。

「小引き出しがくる前、
アクセサリーを2階の寝室に置いていたときは、
身支度を整えて、玄関で、
あ! あれつけたかったな‥‥と思っても、
面倒でそのまま出かけてしまったり。
ここに置くことでグンと出番が増えました」

3段目には、爪切りや体温計、ハンドクリームなどなど。

4段目は文房具。

‥‥と、ものの見事にすっきり。
どこになにが入っているかが一目瞭然です。

ふと、家の中を見回してみると、
キッチンクロスはここ、
空き瓶はここ、読み終わった新聞はここ、
とグループごとに仕分けがされている。

毎日届く郵便も来たらすぐに開けて、
いるものといらないものに仕分けするんですって。

必要なものは、
気に入りのかごや箱に収納。
好きなものだけしかないからこその、
この統一感。

小ひきだしは、
まるで前からここにあったみたいに馴染んでいました。

子どもの頃から整理整頓が身についていたのですか? 
と尋ねると、
「20代の頃、取材で訪れた家事評論家の方の、
『すべてのものに”指定席”を』
という言葉に感銘を受け、
家に帰ってすぐに実践したのがきっかけ」
そんな答えが返ってきました。

とくに「小さなものほど指定席を」
と言われて、なるほど! と思ったのだそう。

「かねてから、
爪切りどこだっけ? ホッチキスは? なんて、
探しものをするのがいやだなぁと思っていたんです」

じっさい片づけてみると気持ちがいいし、
探しものをする時間もなくなって一石二鳥だったとか。

「余計な買いものもしなくなったし、
ものも還る場所があってうれしそう」

たしかに。

自称「手触りフェチ」という古川さん。

「この小ひきだし、外側だけでなく、
引き出しの中も触り心地がいいでしょう?
届いた日は、夫もすーっと撫でてうっとりしてた。
気持ちいいねって」

ものの指定席がある古川家では、
「使ったら戻す」が身についているそう。
家中が淀みなくすっきりしている理由は、
こんなところにあるのでした。

「見た目よし、触ってよし、使ってよし、
の3拍子揃った小ひきだし。一生ものです」

なんてうれしい言葉をいただきました。

2024-02-13-TUE