REPORT

タートルネックとカシミヤストール、
こんなスタイリングで
伊藤まさこ

SLOANEのタートルネックと、
RaPPELERのカシミヤストール、
今季もきれいなカラーがそろいました。
それぞれのアイテムのスタイリングを、
伊藤まさこさんが解説します。
着こなしの参考になさってくださいね。

文=伊藤まさこ 写真=有賀傑

思い切った色と合わせて

SLOANE・タートルネック
[エクリュ]

タートルネック ジーロンラム×カシミヤ(エクリュ)/SLOANE
テーパードリボンパンツ(ブラック・36)/saqui
シューズ ¥22,000/CATWORTH(グラストンベリーショールーム)
ベレー帽 ¥18,000/MANUFACTURE DE BERETS(グラストンベリーショールーム)
その他 スタイリスト私物

モノトーンでシックにまとめると、
ニットの素材のよさが引き立ちます。
ここで合わせたのは、
saquiのテーパードリボンパンツと、
ベレー帽。

首もとをすっきり見せたいので、
髪は後ろできゅっと結びました。

足元は、黒のブーツもいいけれど、
ここではピンクのバレエシューズを。

靴下も薄いピンクにして、
足元をかわいらしく仕上げました。

どんな色と合わせても万能なエクリュは、
着こなしの幅を広げてくれる色。
ふだんあまりしない、思い切った色と合わせて
秋冬のおしゃれを楽しみたいものです。


ちょっとだけ、色を足して

SLOANE・タートルネック
[ブラック]

タートルネック ジーロンラム×カシミヤ(ブラック)/SLOANE
スカート ¥42,900/LE BOUQUET
ブーツ ¥75,900/DIVINA(株式会社金万)

エクリュ同様、
万能カラーのブラックに、
きれいなラベンダーカラーの
スカートをコーディネート。
重くなりがちな秋冬、
ちょっと色を足すと、新鮮な気分になります。

足元はニットと同じ黒のブーツで、
ラベンダーカラーの甘さを抑えます。

オーバーシルエットのニットを着るときは、
全体のバランスをよくよく吟味することが大切。
全身のコーディネートが仕上がったら、
鏡でチェックして、
自分に合ったバランスを見つけてくださいね。


柄物といっしょに

SLOANE・タートルネック
[ブラウン]

タートルネック ジーロンラム×カシミヤ(ブラウン)/SLOANE
パンツ ¥56,100/LE BOUQUET
シューズ ¥53,900/Sanders(グラストンベリーショールーム)

私たちの肌の色に馴染みのいい薄いブラウンは、
大柄なチェックのパンツと合わせたり、
首元に柄物のスカーフを巻いて、
アクセントをつけます。

また、タートルの首元を、
きちんと折るか、クシュっとさせるかで
印象が変わるので、その日の気分で変えてみて。
折り方はこちらを参考に。

同系色のストールとも合わせても。
こうすると首元があったか。
冬も快適に過ごせます。


ショールのように

RaPPELER・ストール
[ライトブラウン]

カシミヤストール(ライトブラウン)/RaPPELER
Sleevelss V Wide Dress(Black)/Honnete
シューズ ¥24,200/CATWORTH(グラストンベリーショールーム)

大判なのにふわりと軽く、嵩張らない。
ラフにクシュクシュっと巻いても、
重たい印象にならないのが、
このストールのいいところ。

同じ、コーディネートでも巻き方次第で
イメージが変わります。

冬のお出かけのおともにも。

明るめのブラウンは、黒との相性もいい。
ここではキルティング地のワンピースの上から、
ショールのように巻きました。


全体を淡くまとめて

RaPPELER・ストール
[ライトグレー]

カシミヤストール(ライトグレー)/RaPPELER
ニット ¥46,200/SLOANE
パンツ ¥31,900/LE BOUQUET
スニーカー スタイリスト私物

その名の通り、ライトなグレーは、
顔まわりを美しく見せてくれます。
シックにも、カジュアルにも
合うところもうれしいんです。

全体を生成色から薄いグレーでまとめて。
巻き方のアレンジも参考にしてみてくださいね。


意外な色合わせを楽しむ

RaPPELER・ストール
[サックスブルー]

カシミヤストール(サックスブルー)/RaPPELER
ニット ¥45,100/SLOANE
パンツ ¥23,100/Harriss(株式会社金万)
スニーカー スタイリスト私物

上品なサックスブルーに、
あえて元気な黄色のニットを
コーディネートしました。

意外な色合わせを楽しみやすいのも、
ストールのいいところ。

じつは私が今年、狙っているのが、
このサックスブルー。
元気な色との相性もいいけれど、
グレーや黒と合わせると、また新鮮。
応用範囲の広い色なのです。


同系色のコートと

RaPPELER・ストール
[レッドチェック]

カシミヤストール(レッドチェック)/RaPPELER
Sleevelss V Wide Dress(Navy)/Honnete(2022年11月発売予定)
コート ¥104,500/hannes roether(株式会社金万)
ブーツ ¥75,900/DIVINA(株式会社金万)

去年販売した時に、好評いただいた、
レッドチェックのストール。
ヘアメイクの草場妙子さんも、この通り
私も身につけて感じましたが、
「赤」ってすごく元気になる。
とくに、空模様がどよんとした日は、
このストールを巻いて出かけると、
晴れ晴れした気持ちになります。

ここではさらに、
同系色のコートをコーディネート。
たまには、こんな組み合わせで
出かけてみてはどうでしょう?


肩にかけて柄を見せて

RaPPELER・ストール
[ブルーブラウンチェック]

カシミヤストール(ブルーブラウンチェック)/RaPPELER
タートルネックジーロンラム×カシミヤ(エクリュ)/SLOANE
テーパードリボンパンツ(ブラック・36)/saqui
ブーツ ¥62,700/Sanders(グラストンベリーショールーム)

ブルーとブラウンを掛け合わせた
チェックのストールは、
肩にかけて柄を見せます。
ふだん、無地、それもシックな色合いが多いという方、
この秋、柄物に挑戦してはどうでしょう?

こんな風に、細めにたたんで首元で巻いても。
ブラウンのダッフルコートや、
水色のチェスターコートにも合いそうだな‥‥と
夢は広がるばかり。
秋冬はやっぱりおしゃれが楽しい季節ですね。

[お問い合わせ先]
株式会社金万 TEL:03-5477-8031
グラストンベリーショールーム TEL:03-6231-0213
SLOANE TEL:03-6421-2603
LE BOUQUET TEL:03-6421-2603

2022-10-19-WED