REPORT

杉工場の小ひきだしと鏡
わたしの使い方
伊藤まさこ

伊藤さんが持っていた
日本の古道具のかたちをもとに、
福岡のうきは市・日野にある「杉工場」に製作を依頼した
「weeksdays」の「小ひきだし」、
そして、その打ち合わせで工場をおとずれたときに
「あったらいいな」というアイデアから生まれた、鏡。
このふたつのアイテムの、久しぶりの再販にあわせて、
伊藤さんの「このごろの使い方」をおききしました。
4回連載でお届けします。

(写真・文=伊藤まさこ)

2・ああ、すっきり

「ひきだしの中の進化」はまだ続いていて、
今日は、器以外のこまごましたものを入れている
小ひきだしの中を整理しました。

まず1段目は、
日々、使うもの。
ここには、最近、体調の変化を記すために買った、
ほぼ日の5年手帳とメモ用紙、ボールペン、
老眼鏡とメガネ拭き、
そして出張のために用意してくれた新幹線のチケットを。
このひきだしの中と、
スマートフォンとパソコンをチェックすれば、
わたしの仕事は万事大丈夫というわけです。

2段目は、事務用品を。
名刺もクリップも、
ここがいっぱいになったら整理します。

左の真ん中の箱には、
気に入りのピカソの名言が書かれた消しゴムと、
ル・コルビュジエの小さな家を模したクリップを。

仕切りには、いいなと思って取っておいた、
グレーの小箱とその蓋を使いました。

消しゴムとクリップは、
気に入っているだけあって、
使うつもりはないのですが、
なんとなく、これくらい
「使うものとそうでないもの」が
混在している方が、
ひきだしの中に呼吸が通る感じがして好きです。

3段目は、老眼鏡の予備と文房具。
ペンケースの中のペンも、
今回、使えるかどうかチェックして、
少し減らしました。

4段目には、
小銭とお財布を。
スマートフォンとカードだけでどうにかなる日も多いので、
お財布を持たない日は週のうちの半分くらい。
長財布を持った時もありましたが、
最近は「お財布です」といった感じの
がま口が気に入っています。

ひきだしの中が整ったら、
棚に収めます。
ああ、すっきり、気持ちがいい!

使ううちに、またきっと中のものが
変化していくと思うのですが、
その報告はまたいつか。

2022-08-07-SUN