REPORT

nooyのシャツヘムtee、
あのひとに着てもらいました 
cimai 大久保真紀子さん・
三浦有紀子さん 
[01]白と黒と、ストライプ

長袖Tシャツからのぞくシャツの裾。
重ね着でタックアウト? ‥‥かと思いきや、
じつはこれ、Tシャツに「シャツの裾」を縫い付けた、
nooyの「シャツヘムtee」なんです。
重ね着はほとんどしない、という伊藤まさこさんも、
「これだったら!」と納得した、
すっきり&シンプルな一枚を、
埼玉県幸手市でパン屋さん「cimai」を営む
大久保真紀子さん、三浦有紀子さん姉妹に
着てもらいました。
手持ちの服でコーディネートをしてくださったようす、
伊藤さんのレポートでお届けします。

文=伊藤まさこ
写真=南萌(weeksdays編集部)

cimai(シマイ)さんのプロフィール

姉の大久保真紀子さん、妹の三浦有紀子さんが
ユニットとして、イベントなどでパンの販売を開始、
活動の幅を広げ、2008年埼玉県幸手市にパン屋
「cimai」をオープン。
全国のカフェ、雑貨店などでも
定期的にパンの販売をしている。
著書に
『cimaiのイーストと天然酵母のパンレシピ バターも
卵も使わない しっとり、もちもちのおいしい生地』

がある。
「weeksdays」ではこれまでに2つのコンテンツに登場。

●cimaiのウェブサイト
●オンラインショップ


今まで知らなかった街が、
身近に思えるようになるってちょっとうれしい。

「サッテ(幸手)」という場所を、
そう思うようになったのは、
ひとえに真紀子さんと有紀子さん姉妹のおかげ。

ふだんあまり会えなくても、
朝、cimaiのパンを焼くと思い出すんです。
ああ、元気かな? って。

weeksdaysのご登場は3回目。
以前はt.yamaiのブラウスを着ていただきましたが、
今回はnooyのシャツヘムteeを。

「好きなものが似ている」というおふたり。
ふだん出かける時は、
コーディネートがかぶらないように、
事前に相談して着ていく服を決めるとか。

「似ている」とはおっしゃるものの、
着こなしはちょっとずつ違う。
今回はどんなコーディネートなのかな、と
楽しみにうかがうと‥‥

シャツヘムteeに合わせるパンツや靴を、
用意してくださっていました。

右の有紀子さんは、white/stripe、
左の真紀子さんはblack/stripeを。

今回も事前に相談を? と尋ねると、
「ちょっとバタバタしていたので、
今日決めようと思って」とのこと。
でもさすが息がぴったり。

お似合いですね! と言うと、
「ふだんTシャツはほとんど着ることがないんですが‥‥」
と意外なお返事。

「若い頃はピタッとした
チビTを着ていたこともあったけれど、
最近は全然。似合わないって決めつけていました。
でもこのシャツヘムteeは着た感じがいい!」
と真紀子さんが言えば、
「そうそう。今のオーバーシルエットのTシャツは、
着ると『今からトレーニング行くの?』みたいに
なってしまうものもあって、躊躇していたんだけれど、
これは着心地がいいのに、きちんとして見える」
と有紀子さん。

真紀子さんはパンツと、
有紀子さんはジャケットを合わせて。

ふだん重ね着はほとんどしないというおふたり。

「一枚着ただけで、
重ね着っぽく見えるの、いいですね!」

そうなんです。
シャツの上に長袖Tシャツを重ねて着ると、
ちょっとごわっとした着心地になってしまうけれど、
このシャツヘムteeは、
ウェスト部分に切り替えがあるので、
見た目にもすっきり。
着心地もいいのです。

上下ともブラックのコーディネートの有紀子さん。
ジャケットからちらりとのぞくシャツヘムteeが、
いい感じ。

ジャケットを脱ぐとこんな感じ。
印象ががらりと変わります。

シャツヘムteeを一枚でサラリと着た真紀子さん。
「上から下まで黒でまとめても、
裾のシャツ部分がポイントになるから、
重たい感じになりません」

「後ろ身頃によったタックもかわいいですね」

こちら有紀子さんの後ろ姿。
色が違うと印象もかなり変わります。

耳元にはピアスをちょこん。

手首には太めのバングルを。

さりげないアクセサリー使いが、
nooyの服にぴったり。
この匙加減、参考にしたいものです。

2025-09-15-MON