シンクーが時間をかけて大切に作ったのが、
ハローウォッシュとセラム ウォッシュ、 2種類の洗顔料です。
自分たちが本当に欲しい商品を求めるうちに、
「こう洗いたい」と「こうありたい」は
よく似ていると感じるようになりました。
洗うって、肌のことだけじゃない。
モノやコトを清潔に保ち、心にまで働きかける。
その人らしさが、見えてくる。
さまざまな分野のプロたちが習慣にしている
「洗うこと」を、ミニエッセイでお届けします。

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04 佐伯日菜子さん 株式会社ほぼ日  幼少の頃からの憧れ、ザクロの香りをお守りに。

美大でデザインを学んだあと、ほぼ日に入社し、
現在は「CACUMA」(カクマ)や「水沢ダウン」などの
アパレルブランドを担当している佐伯日菜子さん。

シンクーのハローウォッシュを使ってみて、
まず、泡の感触に驚いたといいます。
「これまでは、泡立てが少し億劫に
感じることがありました。
でも、シンクーのハローウォッシュは、
きめ細かい、やわらかな泡が
ワンプッシュで出てきて、
そっと肌に置いてやさしく洗うだけで、
キュッと洗いあがります。
ユーカリの香りも心地よくて、
家族と一緒に使うのもいいですね。
毎晩の洗顔だけでなく、
さっぱりしたい朝にも使っています」

もうひとつ、洗うことのたのしさを
気づかせてくれたのが、
イタリア・フィレンツェで生まれたブランド
「サンタ・マリア・ノヴェッラ」。
ザクロの香りのシャンプー、
コンディショナー、ボディミルクを、
思い切ってセットで購入したそう。

▶左から、ヘアコンディショナー、シャンプー、ボディミルク。▶左から、ヘアコンディショナー、シャンプー、ボディミルク。

「このザクロ、幼い頃の思い出の香りなんです。
スタイリストをしている母の仕事部屋に
飾ってあった、サンタ・マリア・ノヴェッラの
陶器製のザクロのオブジェに、
ザクロの香りが染み込ませてあったんです。
私にとって、懐かしい香りであるとともに、
母の仕事部屋という、大人の世界と結びついた、
背筋が伸びる香りでもあります。
これまでいろんなブランドのザクロを試しましたが、
なかなか好みのものに出会えなくて。
大人になって、サンタ・マリア・ノヴェッラを訪れて、
ああ、やっぱりこの香りだ、と惹かれました。
憧れのザクロのオーデコロンを何度か使い、
ヘアケアは、ちょっと高いので(笑)、
半年くらい迷って、思い切って購入しました。
お風呂で髪を洗っていると、ごきげんになれるんです。
残り香もキツすぎることがなくて、
髪をほどいたときにふわっと香る程度。
ちょっと背伸びして買うことで、
もっと頑張ろうという気持ちにもなります。
香りって、目に見えないからこそ、
自分を表現するファッションのひとつだと思うんです」

さえきひなこ・株式会社ほぼ日乗組員 

学生時代のアルバイトから数えて、ほぼ日歴は8年。
数々のアパレルブランドの企画を担当するほか、
プライベートでは、アーティストの
スタイリングを担当している。

2021-08-10-TUE

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