この1月から3か月間、
TOKYO FMの平日の夜に流れていたのは
「ねるまえのまえ」という番組です。
おのののかさんと関取花さんが
平日2日ずつ、パーソナリティを担当。
番組が終わったあとは、
毎日手書きの「放送後記」が
Twitterにアップされていきました。
その「放送後記」に使ってくださっていたのが、
ほぼ日手帳でした。
パーソナリティ、スタッフ、リスナー、
みんなで共有した「放送後記」手帳のこと、
それをきっかけにそれぞれが使いはじめた
個人のほぼ日手帳のことを、うかがいました。

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第1回 みんなと共有する「放送後記」手帳のこと。

TOKYO FMのラジオ番組「ねるまえのまえ」。
パーソナリティは
月・火がタレントのおのののかさん、
水・木がミュージシャンの関取花さん。
ディレクターさん、作家さんも
ほとんどが20代女性で構成された番組です。
この番組では、毎日の放送後に
その日の内容を振り返る「放送後記」に
ほぼ日手帳を使っていました。
(この手帳のカバーを選ぶようすはこちらに)
この手帳は番組内で
「ねるまえ手帳」と名づけられ、
放送のある月~木はそれぞれパーソナリティが、
手書きでその日のことを書いてweb上にアップ
金曜にはリスナーのみなさんの投稿を貼り、
土、日はスタッフさんが持ち回りで書く、というかたち。

この日は、ふだん別の曜日を担当している
おのののかさん、関取花さんが二人そろって登場した日。
放送が終わった9時半すぎ、
まだ放送が続いているかのように
ディレクターさんとおしゃべりしながら
お二人はどんどん手帳を書いていきます。
(この日に書かれたページはこちらに!)
これまでの放送後記は、
たとえばこんな感じ。

1月9日は、
ディレクターのメイDさんのデビュー日!
初めてディレクターの大役を果たした
メイDさんがほっとして泣いてしまったことが
書き残されています。

おのさんが2月にはりつけた
ブラックサンダーのパッケージ、
折りたたまれているのを開くと
かわいいメッセージが!

毎週金曜日、リスナーのみなさんの投稿が
貼られているページ。
(1/30のページには、
イラストの得意な関取さんが
かわいく書いた「お品書き風」の放送内容が!)

土曜日、ADのみあさんが書いた
毎日のディレクターさんの似顔絵と、
チームで飲みに行った日曜日の報告。

番組は残念ながら
3月いっぱいでの終了が発表されましたが、
手帳には3か月間の放送の思い出が
ぎっしりとたまりました。

 
 
 
 

毎日、作品を作っている感じでした。
自由な使い方ができるので、
そのぶん最初はハードルも高かったけど、
振り返ってみると
たいせつな思い出になりました。
(おのののか)

お寿司を頼んだ日には
お品書きっぽく書いたり、
「推し動画」の日はパソコン画面を描いたり。
その日のメッセージテーマに合わせて
書くのが楽しかったです。
(関取花)

月・火はおのののかさん、
水・木は関取花さん。
それぞれのパーソナリティの方が書いて、
金曜日は「リスナーズフライデー」と名付けて
リスナーのかたの投稿を載せていました。
そして、土日は私たちスタッフが。
1週間のつながりがこうして見えたのは、
1冊の手帳という形があったからこそです。
(池上みあ アシスタントディレクター)

「放送後記」を書く時間が
「ねるまえのまえ」という番組の軸になっていました。
書いている時間におのさん、花さんとスタッフが
「今日こんなことがあったね」
「こういうメールがきてたね」って
1時間半の放送を振り返るんです。
その時間でよりなかよくなったり、
次にどんな放送にしたいか話し合えたり。
その時間がすごくたいせつでした。
(橋本颯希 ディレクター(メイD))

そして、
この「放送後記」をきっかけに
パーソナリティのお二人、
スタッフのみなさんが
個人でもほぼ日手帳を使いはじめてくれました。

(つづきます)

2020-03-22-SUN

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  • 番組放送、いよいよあと4日!

    「ねるまえのまえ」最終週が
    3/23(月)〜26(木)、毎晩20時から
    放送されます。
    寝る前の前の時間に聴くのにぴったりの
    おしゃべりと音楽の1時間半。
    ぜひ、聴いてみてくださいね。