スポーツ総合雑誌『Number』の
創刊40周年・1000号を記念して、
アスリートが躍動する表紙の展示や
トークライブの生中継を、
Web上でおこなうことにしました。
題して、「ほぼ日」オンラインミュージアム。
1980年から今に至るまで
あらゆるスポーツの瞬間を切り取りつづけ、
アスリートたちの知られざるドラマを
スポーツファンに届けてきた『Number』。
写真を見ただけで記憶が揺さぶられる
表紙の写真と編集部の声が並びます。
いま明かされる「表紙の物語」とは――。

※渋谷パルコ「ほぼ日曜日」での開催は
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため
残念ながら中止となりました。
「ほぼ日曜日」のページはこちら

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10 2018年~2020年 人生の種々相

 
2018年の大谷翔平選手の
メジャーリーグ「二刀流」デビュー。
2019年に開催された
ラグビーワールドカップ日本大会での
ベスト8進出による盛り上がり。
そして2020年、『Number』が
記念すべき1000号を迎えました。
『Number』創刊号から1000号まで、
もっとも多く表紙に登場した
イチローさんが記念号の表紙も飾りました。

Sports Graphic Number 950号
2018年4月12日発売
鈴木七絵(打)/AFLO/田口有史(投) Sports Graphic Number 950号 2018年4月12日発売
鈴木七絵(打)/AFLO/田口有史(投)

 
ご存知二刀流 大谷翔平の、
メジャーデビューを追いかけた号。
投打に衝撃的なデビューを果たしたことは
記憶に新しいが、さて、
この号の表紙を「投打」のどちらで行くのか。
投打2枚写真の組み合わせも考えたが、
2枚写真というのはインパクトに欠ける。
そこで、表紙の紙を2倍の大きさにして折りたたみ、
通常の面には「打」を、
そして折りたたんだ部分には「投」の写真をあしらい、
Number初の「二刀流表紙」を作った。
おかげさまでこの号は売れ行き好調、
雑誌としては異例の重版をかけることができた。
〈編集者・瀬尾泰信〉

Sports Graphic Number 975号
2019年3月28日発売
表紙撮影:佐貫直哉 Sports Graphic Number 975号 2019年3月28日発売
表紙撮影:佐貫直哉

 
イチローが東京ドームでの
メジャーリーグ開幕2連戦し、
後に突然の引退発表。
当初は「プロ野球 平成ルーキー秘話」の
特集を組んでいて、表紙まで決まっていました。
校了直前のサプライズでしたが、
宇賀編集長の決断のもと、
急遽表紙をイチローに差し替え。
わずか2日間で13ページの
巻頭特集を組んだのでした。
不測の事態にウルトラCで
対応できた特集だと思います。
〈編集者・高木麻仁〉

Sports Graphic Number 986号
2019年9月12日発売
表紙撮影:佐貫直哉 Sports Graphic Number 986号 2019年9月12日発売
表紙撮影:佐貫直哉

 
ラグビーワールドカップ2019の
開幕1週間前に発売されたプレビュー特集です。
W杯でも大活躍したリーチマイケル主将を始め、
福岡堅樹、松島幸太朗、姫野和樹の4人が、
ガッチリ肩を組んだ表紙ですが、
実は雑誌校了の2日前に撮影されたものです。
ワールドカップを控え、
過酷な合宿と練習を続ける選手たちの
スケジュールを確保するのは困難で、
なかなか表紙撮影のメドがつかなかったのですが、
奇跡的に4人が集まる機会を確保でき、
その後のジャパンの活躍を予言するような
4人が並び立つ表紙となりました。
〈編集者・高木麻仁〉

Sports Graphic Number 987号
2019年10月3日発売
表紙撮影:スエイシナオヨシ Sports Graphic Number 987号 2019年10月3日発売
表紙撮影:スエイシナオヨシ

 
中身はほぼ秋競馬特集なのですが、
ラグビーW杯日本代表のアイルランド撃破を受けて、
急遽、福岡堅樹選手の
劇的なトライシーンを表紙にしました。
試合が終わったのは、最終校了2日前の夜。
「この歴史的な一戦を表紙にしなかったら
『Number』の沽券にかかわる」
という理由をタテに頼み込み、
表紙サシカエを了承してもらった。
特集のラインナップを考える際に、
日本がアイルランドに勝つと
思っていなかった自分を恥じると同時に、
ラグビー日本代表の歴史的快進撃の始まりを
雑誌の表紙として刻印できたうれしさが募りました。
競馬の写真も小さく表紙の左上に入れるという
異例のデザインで進めていたら、
本当に校了ギリギリの時間に
「『Number』の『N』の字が写真で消えてる!」
と営業部から異論が出て、
写真を少し小さくしたのもいい思い出です。
本来は表紙を飾っていただくはずだった武豊さん
(ルメール騎手とのツーショットで
素敵な表紙が出来上がっていました)が、
ライターの片山良三さんを通じて、
「表紙が変わったのはもちろん納得。
次は、競馬が歴史的快挙をやって
表紙を奪ってみたいものです」
とコメントしてくれたのにはジーンときました。
〈現編集長・宇賀康之〉

Sports Graphic Number PLUS December 2019
2019年11月9日発売
表紙撮影:近藤篤 Sports Graphic Number PLUS December 2019 2019年11月9日発売
表紙撮影:近藤篤

 
“ここが最後”と決めて臨んだ、
15人制日本代表としての集大成のワールドカップ。
ドラマチックな激闘を終えた彼の表情は、
一点の曇りもない清々しいものだった。
開幕前の予想外のアクシデント、万感のトライ。
完全燃焼で駆け抜けた日々に迫った。
〈記事より〉

Sports Graphic Number 1000号
2020年3月26日発売
表紙撮影:佐貫直哉 Sports Graphic Number 1000号 2020年3月26日発売
表紙撮影:佐貫直哉

 
日本初のスポーツ総合誌として
オギャアと生まれた「ナンバー1」から40年、
雨にも負けず風にも負けず冊数を重ね、
ついに1000号到達です。
雑誌の名前が「数字」なだけに、
1000を刻めた感慨も格別。
表紙の撮影場所は、六本木ヒルズ屋上。
「51」を象ったネックレスを着け、
「ナンバー1」ポーズみたいな東京タワーを
バックに映えるイチローさんが印象的でした。
社史によれば、この雑誌のコンセプトは
「スポーツの世界には人生の種々相がある」
だったそうです。
それに倣って言えば、
人生もスポーツも「まさか」の連続。
現在、新型ウイルスが
世界中で猛威を振るっておりますが、
そんな「まさか」にも負けず、
「面白くて、カッコいい」と
皆様に思ってもらえる雑誌を、
1号1号お届けしていきます。
〈現編集長・宇賀康之〉

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明日からは、
『Number』編集部が選ぶ、
記憶に残る名試合を振り返ります!

2020-08-01-SAT

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  • 8月19日(水)20:00から
    中村亮土×真壁伸弥×生島淳×糸井重里
    ラグビートークを生中継!
    「ラグビー日本代表が語る、
    必然で掴んだ大金星。」

    日本中が熱狂した、
    ラグビーワールドカップ2019から1年。
    ほぼ日も「にわかファン」として
    おおいにたのしませてもらいました。
    「Number1000」のトークイベントとして
    4月に開催を予定していたラグビートークを
    オンライン配信することにしました。
    ラグビーワールドカップ2015に出場した
    元日本代表の真壁伸弥さんと、
    『Number』で数々の文章を書いている
    スポーツライターの生島淳さん、
    にわかラグビーファンの糸井重里はそのまま。
    そして、あらたにスペシャルゲストとして
    ラグビーワールドカップ2019に出場した
    日本代表の
    中村亮土選手(サントリーサンゴリアス)
    にも登場いただけることになりました。
    生中継を見るためのチケットは
    1,100円(税込)、
    7月28日(火)午前11時から
    販売をはじめます。

    詳細はこちら

  • 『Number』1000号と、
    特製クリアファイルをセットで販売中!

    「Number1000」のイベントのために制作した
    限定グッズの特製クリアファイルを
    『Number』1000号と
    セットで販売しています。
    人差し指を立てたイチローさんの
    表紙が印象的な『Number1000』では、
    創刊1000号記念特集として
    「ナンバー1の条件」をテーマに、
    イチローさんがナンバー1への想いを語る
    ロングインタビューが掲載されます。

    特製クリアファイルは全3種類。
    1000冊ある『Number』の表紙から、
    「野球」「サッカー」「女性アスリート」の
    3つのテーマでわけたクリアファイルを
    このイベントのために作りました。
    これまでに『Number』の
    表紙を飾ったアスリートたちの
    生き生きとした表情が並びます。
    3つとも、A4サイズの紙がちょうど収まる
    220mm×310mmの大きさです。

     

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