中川實穗さんは「ほぼ日」の読みものの仕事を
ときどき手伝ってくれる書き手さんで、買いものが好き。
ショッピングに行くとつい何時間も練り歩き、
「もの」について語ればまぁ、いついつまでも話し込む。
「あれを買おうかな」「これが便利そうだな」と
いつも考えていて、買ったり買わなかったりする。

そんな彼女が、1年半ほど前に引っ越しました。
「引っ越しに乗じていろいろ買ってしまいました」
などと言うのです。
しかもインスタでそれを発表している熱心さ‥‥。
いったい何を買ったのか?
とくと語ってほしくて、連載してもらうことにしました。

>中川實穗さんのプロフィール

中川實穗(なかがわ みほ)

ライター、編集者。
演劇や映画にまつわるインタビュー記事や
公演パンフレット編集を手掛ける。
「noteを書く根性はなく、Twitterも腰が引けているが、
Instagramには積極的」
とのこと。
ぜひInstagramをフォローしてください。
Twitter:@miho_sgt
Instagram:@nkgwmi

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第5回 疲れたときこそ、魚焼きグリルパン

わたしはこの家に引っ越してから、
どんなに疲れていても、
どんなにめんどくさくても、
自炊ができるようになりました。

それはなぜか。
そう!
【魚焼きグリルパン】と出合ったからです。

その名の通り、魚焼きグリルで使う調理グッズです。
いろいろな素材のものが出ていますが、
わたしは鉄製のものを使っています。

▲使いすぎてボロボロです ▲使いすぎてボロボロです

魚焼きグリルって、構造的には
小さなオーブンみたいなものなので、
なんでも美味しく焼けそうだなと
前々から思っていました。

でも一向に使う気になれませんでした。
なぜなら、掃除がめんどうだから。
あんな小さいスペースに、油が落ちたりはねたりして、
一体どう掃除したらいいのか!?
考えただけで、避けてしまいます。

でも、この魚焼きグリルパンには蓋があるので
庫内が全く汚れません。
あと、このままテーブルに出せるので、
洗い物が減ります。
しかも調理器具としてはサイズが小さいので、
フライパンより力を使わずに洗えるところもいい。

わたしは仕事でへとへとになりやすいので
そういうときはテイクアウトに頼ります。
でも本当は、
そういうときこそ家で素朴なものが食べたいんです!
塩振って焼いただけの野菜とか、
茸焼いてポン酢かけるとか‥‥。
それが、この魚焼きグリルパンに入れて
数分放っておくだけで食べられる。
しかも皿に移さなくていい。
ラク! 本当にラクなんです!

それではじっさいに、作ってみましょう。
今回は朝食です。

用意したのは、
1)冷凍保存していたビスケット
(パンみたいなほうのビスケットです)
2)ソーセージ
3)冷凍のコーン

これを、魚焼きグリルで10分ほど焼きます。

完成!
このまま食べました。

ちょっと蒸し焼きっぽくなるので、
ビスケットもホクホクです。

朝から料理とか絶対したくないのですが、
このくらいならできます。

もちろん手の込んだ料理にも使えますよ!
ハンバーグやグラタンも作りましたが、
どれも美味しくできました。
実は一回、とんかつも作りました。

あと、わたしは電子レンジを持っていないので、
レンチン系のチャーハンとか餃子なんかも、
この魚焼きグリルパンで温めます。

とりあえずなんでもぶちこめば、
だいたい美味しくなる!
というのがこの魚焼きグリルパン。
魚焼きグリルがあるキッチンには
めちゃくちゃオススメです。

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わたしが使っているもの:
ランチーニ グリル活用ミニ型パン
▲わたしはこの、魚焼きグリルに2つ入るミニサイズが使いやすいなと思っています。

(おわりです。ご愛読ありがとうございました! )

2020-09-12-SAT

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