さまざまな分野で活躍されている方のなかに
『MOTHER』シリーズが大好きだという人が、
ありがたいことに、けっこういらっしゃるんです。
公式グッズを身につけてくださっていたり、
取材で『MOTHER』のことを語ってくださっていたり、
ときには私たちのイベントにひとりのお客さんとして
ふつうに来てくださっていたり‥‥。
そんなアツい『MOTHER』ファンの方に、
大好きな『MOTHER』についての思いを
存分に語っていただく場をつくりました。

1人目としてご登場いただくのは、
お笑いトリオ、パンサーの菅良太郎さんです!

ゲーム好きとして知られる菅さんが
オールタイムベストのゲームとしてあげているのが
『MOTHER2 ギーグの逆襲』です。
発売から30年以上経ってもなお、
彼のベストゲームであり続ける理由とは‥‥?
菅さんに『MOTHER』シリーズへの思いを
たっぷり語っていただきました。

>菅良太郎さん プロフィール

菅良太郎(かん・りょうたろう)

2008年、尾形貴弘・向井慧とともに、
お笑いトリオ「パンサー」を結成。
特技は「パラパラが踊れること」。
趣味は「音楽を聴く」「漫画を読む」。
ゲームも好きでラジオ番組
「アフター6ジャンクション(アトロク)」で
ゲームオブザイヤーを発表するなど、
たくさんのゲームを日夜プレイしているのだとか。
現在は『王様のブランチ』(TBS)、
『有吉の壁』(日本テレビ)、
『デカ盛りハンター』(テレビ東京)などに出演中。

●パンサー公式ページ(吉本興業)
https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=2755

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#2 『MOTHER2』は教科書

──
菅さんが『MOTHER2』をプレイするときに、
主人公(ぼく)の名前は何にしていたんですか。
いつもロールプレイングゲームを遊ぶときは
適当に名前を考えているんですけど、
『MOTHER2』のときはデフォルトの名前でしたね。
──
「おまかせでいい」というやつですね。
そうです。
だからネス、ポーラ、ジェフ、プーでやってました。
デフォルトの名前でプレイするのは
『MOTHER』シリーズだけかもしれないです。
──
どうして名前をつけなかったんでしょう。
『MOTHER』シリーズはキャラクターが立ってるんで。
そのままの名前が好きなんです。
ペットの名前だけは自分で入力したかな。
そのころゴンタって犬を飼っていたので、
ペットの名前はゴンタにしたと思います。
──
好きな「こんだて」は?
「あんかけ」。
──
あんかけ!
あんかけ焼きそばがめっちゃ好きなんです。
今も好き。
──
「かっこいいもの」は?
「ミスチル」。
──
Mr.Children!? 
PKミスチル!
「PKミスチル」(笑)。
大ファンだったので。今でも好きなんですけど。
──
ゲームの進行中に質問される、
プレイヤー自身の名前はどうしました?
自分の本名を入れてました。
だから、最後は感動しましたね。
あとね、音楽もいいんだよなあ!
オレ、サントラを初めて買ったんですよ。
「エイト・メロディーズ」も良かったし、
「ポリアンナ」は死ぬほど聴いてましたよ! 
あの曲を聴きたくて、ゲーム中に
自分の家に戻ってきたりしてましたもん。 
やくしまるえつこさんが歌う
「SMILES and TEARS」
(「SMILES and TEARS 2010」)も
すごくいいですよね。
──
『MOTHER2』は5周されていると
おっしゃっていましたが、
小学6年生でプレイしたあとも、
何度もプレイされているんですね。
小学6年生で最初に1回、
そこから中学生か、高校生でプレイしていて。
そのあとWii Uが発売されたあとに
ダウンロード版をたぶんやって。
20代、30代、40代で
それぞれプレイしているんですよね。
──
年齢を経て『MOTHER2』を遊び直すと
ゲームの印象も変わりますか?
いま自分には子どもはいないですけど、
子どもができたら、
絶対にプレイさせたいゲームです。
「教科書」ですよ。
──
『MOTHER2』は教科書。
そう思いますね。
お父さんお母さんが
『MOTHER』シリーズのファンだったら、
子どもにも遊ばせたいって思うはずですよ。
──
菅さんが『MOTHER2』を
子どもに遊ばせたいと思う理由は
どんなところですか。
本当に悪い人って出てこないんですよね。
全体に愛が流れていて。せつないところもある。
マジカントのフライングマンが
仲間になってくれたときに、すごくうれしくて。
それで何度もフライングマンを連れていったら、
どんどん死んでしまってお墓になってしまう。
オレはなんてことをしてしまったんだ‥‥と。
小学生のときにそれを知って、
かなり食らいましたよ。
大人になってプレイするときは、
フライングマンは絶対に仲間にしないです。
そういう世界を知ってもらいたいですよね。
あと、ことばの魅力。
どせいさんのセリフって哲学じゃないですか! 
だから、どんな子どもにも
安心して薦められるゲームだなって。
『MOTHER2』は
「大人も子供も、おねーさんも。」って
本当にあのキャッチコピー通りの
ゲームだと思います。
──
2006年発売の『MOTHER3』も
リアルタイムで遊ばれていたそうですね。
芸人になってからですね。
発売すぐにプレイしたはずです。
『MOTHER』シリーズの新作だ、
と思ってやりましたけど。
プレイしてみたら‥‥
こんなに暗いの? って。
──
『MOTHER3』は
どれくらいプレイしたんでしょうか。
『MOTHER3』は2周かな? 
たしか2周してるんだよな。
戦闘がBGMのリズムに合わせてボタンを押す
サウンドバトルじゃないですか。
オレ、あれがめっちゃ上手かったんですよ。
裏打ちも得意でした。
最初気づいてなかったんですよ。
連打したらうまくダメージがつながるなーと思っていて、
気がついたら裏打ちができるようになっていて。
おもろ! って。
──
そういう攻略情報は、
攻略本や攻略サイトを参考にせず?
そうです、そうです。
『MOTHER2』は友だちと情報交換してやってましたし、
『MOITHER3』はひとりでコツコツやってましたね。

(つづきます)

2026-04-02-THU

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  • スタイリスト:岩切 歩
    ヘアメイク:勝 健太郎
    写真:池田 晶紀