『MOTHER』ファンの方が思いを込めてつくった
「おまえのばしょ」のジオラマ風アクリルボックス。
それをもとに商品化した「エイトキューブス」が
とうとう完成し、発売されました!
この8つの「おまえのばしょ」を眺めていると、
『MOTHER2』のことがどんどんよみがえってきます。
大好きなゲームの話をするのは、
大好きなゲームをプレイするのと同じくらいたのしい。
先日募集し、たくさんの方が応えてくださった、
「私の好きな『おまえのばしょ』」を発表します!

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#5 マグネットヒルの思い出

略前に街から壁越しにマグネットヒルが見えるので、
「どうやってここを攻略するのだろう」と
ワクワクしながら1周目をした思い出があります。
(しま)

ォーサイドの都会の
片隅にある感じが心に残っています。
自分の街にもこんな場所があるんじゃないかと
探し回りました。
(ビット)

都会のフォーサイドに住む人の中でも
この美しい場所を知る人はどれくらいいるのかな?
とか考えるとワクワクする。
(リナ)

のど真ん中、塀ひとつ隔てたところに
「おまえのばしょ」があるなんて‥‥!
驚きと共に親近感のような思いを持った記憶があります。
今でも街を歩いていると
「もしかしてこの塀を越えた先に
自分の場所があるのかも?」
と思ってワクワクしてしまいます。
(てんかす)

はバイクに乗って色々なところに行きます。
特に目的地を持って走っているわけじゃないのですが、
山中湖の湖畔にある船着き場が自分にとっての
「おまえのばしょ」だと思っていて、よく訪れています。
バイクでの移動はテレポートのようなものです。
子供の頃はバスや電車を使わないと
出かけられないような場所も、
バイクに乗るようになって一人で行けるようになりました。
マグネットヒルのある大都会フォーサイドは
オネットからのバスの終着地です。
ネスたちは砂漠で渋滞に巻き込まれ、
ここに辿り着くあたりでテレポートを覚えます。
どんだけ離れていても彼らは行けるようになります。
まるでバイクを手にした自分のように。
そんな初めてバイクに乗った10年前を
思い出しながら書かせていただきました。
(@hoshiniku)

ォーサイドをぐるぐる回ってると
「壁に囲まれた何かがある! めっちゃキレイ!
絶対『おまえのばしょ』だ!」
ってなるじゃないですか。
でもどうやっても中へ入れない。あのもどかしさ。
他の場所は洞窟の先ばっかりで中に入らないと見えない景色。
でもここだけはボス倒さなくても見れる。
早く行きたい! でもどこから?
小学生ながらに考えさせられた今でも大好きな場所です。
(針山ネス)

までは洞窟の先や人気のない草むら等、
自然界に生成される物だと思っていたので、
都会の真ん中に有名デザイナーの
作品のごとく現れるイレギュラーさが好きでした。
(ならなら)

ス、ポーラ、ジェフ、プーのともだち4人が
はじめてそろって倒すボスが
マグネットヒルのきょだいネズミでしたね。
はじめて『MOTHER2』をプレイした際、
4人で敵を倒すときの無敵感、安心感、頼もしさを
マグネットヒルで感じたのを今でもずっと覚えています。
あの時の感動は忘れられません!
(NTM)

ォーサイドで、あきらかに怪しいものがあって、
すぐにでも調べたい、でも壁が邪魔で通れない
というもどかしさが印象深いです。
壁を通れるアイテムでもあるのかと思いきや、
まさかの下水道を通るという移動方法でした。
音を手に入れた後はすぐにどせいさんの温泉へ行きました。
(ウ~マンボ!)

こへはサマーズの博物館で電話取らないと
始まらないイベントを通して行くとこなので、
最初はスルーしちゃって
ファイヤースプリングまで行っちゃったんですよね。
当然マジカントイベントは始まらず、
その時になってやっと、
マグネットヒル行ってないやってことに気がついて‥‥。
そういううっかり特急便みたいなこと
やった思い出があります。
(まひろさん)

ォーサイドについて町並みに驚いた。
高層ビル郡にワクワクしたのを今でも覚えています。
そんな町中に何かある、フェンスに囲われた不思議な場所。
すぐに おまえのばしょ とわかった。
でも行けなかった。行き方がわからなかったから。
結局気づいたのは、サマーズで王子を仲間にした後だった。
ここの博物館にあった後、
あ、あそこにも博物館あったよな!?
何かあるんじゃないかって。
たくさん遠回りしてようやく見つけたこの場所が
一番思い入れがある。
(けんけん)

ォーサイドのへいに隠れてる男が
「ここはおれのばしょじゃなくて
もしかしたらおまえのばしょかもな」
って言ってることに、
最初は意味がわからなかったけど、
マグネットヒルに行けてはじめて
「おまえのばしょ」という意味がわかり、
こういうセリフにヒントを隠してるんだなと思った。
(ねしゅ)

うちゅうの黒いあいつが強かった‥‥。
(ゆうま)

か過ぎる所や騒がし過ぎる所は嫌い、
賑やかな場所を遠目から見ていたい、
という自分が居たい場所に
「大都市の中の誰も来ない場所」の
マグネットヒルはぴったり。
でも、下水道は通りたくないなぁ。
(猿石)

『MOTHER2』のプレイを幼なじみの後ろで見ていて
「おもしろそう!」と購入しました。
レイニーサークルまでは流れを見ていて、
初めて自力で到達したのがマグネットヒルでした。
小学生の時の話ですが結構憶えてるものですね。
(お肉)

レイヤー視点ではその「何か」は丸見えなのだが、
ネスや彼にとっては壁しか見えないし、
フォーサイドでそんなことをいちいち気にしてる人もいない。
というのがわざとらしさを感じなくて良いなと。
物語後半で再度訪れたときに、
「ここにつながるんだ」という伏線めいた仕掛けと、
大都会であるくせにそこだけは静寂に包まれるのが、
まさに「おまえだけのばしょ」を
表していることに感動を覚えた。
(のぶ)

会の片隅にこんな神秘的なものがあるの?
と不思議な気分に。
ギャップとかシュールとかを
まだ理解できていない子供だった私。
たぶんあの時の感情こそ、
純度の高いそれだったと思います。
(アントキの水田)

部から見える、どう見ても「普通でないばしょ」。
フォーサイド到着時には行けないのに、
当時小学生だった私はめちゃくちゃ時間をかけて
そこへ行く方法を探して
周りをウロウロしていた記憶があります。
家のルールで一日一時間だけ許された
ゲームの時間を一週間分ほど費やした後、
本当の攻略ルートに戻れたのでした。
(しろーちゃん)

にはない雰囲気で、幼少期のトラウマです。
(ぼくぱん)

界有数の大都会でありながら、
主人公たち以外は誰も入れない広場
というシチュエーションに童心をくすぐられ、
「ぼくたちだけの秘密基地!」
感があってとても印象に残っています。
大都会の喧騒を尻目にあの場所で
レジャーシートでも敷いて
ひとやすみする仲間たち‥‥
みたいな光景を想像します。
(奈華)

都会の摩天楼の真下にあり、
ブロック塀に囲まれていて、
見えているけど行けない場所というのが、
マグネットヒルの印象でした。
やがて大人になり、大人の目線を持った頃、
街中を歩いてそういうヘンな場所を見つけた時に、
その場所は「おまえのばしょ」ではないけれども、
「だれかにとって いみのあるばしょ」なんだろうな、
という考えを持つようになりました。
そんなふうに、
「じぶんにとって いみのあるばしょ」が
「おまえのばしょ」なんでしょうね。
(わいばーんさん)

の「おまえのばしょ」が洞窟を通り抜けた
人里離れた場所にあるのに対して、
ここだけは大都会のど真ん中に、
しかも人工の下水道を抜けた先の
人工の壁で囲まれた場所にあることに、
プレイしていた当時
小学生だった私はとても違和感を感じました。
「これ、壁を乗り越えればすぐ行けるじゃん。
なんでわざわざ敵がいる道から行くんだろ?」と、
不思議に思ったのを覚えています。
しかし今になって考えてみると、
楽な行き方をしたら意味がないのだとわかります。
「おまえのばしょ」はあくまでも目標地点であり、
ただの結果発表の場であって、
重要なのはそこに辿り着くまでの道程なんですよね。
過程で困難を乗り越えたからこそ、
成長という結果を得ることができる。
正に人生そのものだと思います。
今の自分にとっての「おまえのばしょ」がどこにあるのか、
未だに模索中ではありますが、ネスのように行動的に
人生という旅路を歩んでいきたいと思います。
(イライコナイ)

会のど真ん中に人知れず存在している
という点に魅力を感じてました。
私も自分のすんでる町で「おまえのばしょ」を
八ヶ所探した思い出が甦りますね!
(テオ)

グネットヒルのボスきょだいネズミ。
なにも見ずに描いたらそのヘタクソぶりに
当時一番好きだった友達に大ウケし
「おやびん」というなまえまで付きました。
その後おやびんのマンガをかきシリーズ化もしました。
(ma2ell)

※エイトキューブス(マグネットヒル)は現在売り切れ中です。 ※エイトキューブス(マグネットヒル)は現在売り切れ中です。

(つづきます)

2022-09-01-THU

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