
声優の中村悠一さんは
『MOTHER』シリーズの大ファン。
『MOTHER』シリーズを全てプレイしており、
任天堂のYoutubeチャンネル
「ナカムラ☆チャレンジ」では
『MOTHER2 ギーグの逆襲』をプレイし、
ご自身のYoutubeチャンネルでは
『MOTHER』のプレイ実況動画を配信しています。
『MOTHER』シリーズのグッズもたくさんお持ちで、
ふだんから『MOTHER』と
ともにある生活をおくっているそうです。
今回は、雑誌『CONTINUE Vol.86』の
特集「MOTHERのかたち。」の記事、
「中村悠一 スペシャルインタビュー」に
掲載されなかったお話をここでご紹介します。
ほぼ日MOTHERプロジェクトで
グッズ開発をしている
ほぼ日MOTHERプロジェクトメンバーに
いろいろ感想を教えてくれたんですよ。
中村悠一(なかむらゆういち)
声優、ナレーター。主な出演作に『ハイキュー!!』シリーズ(黒尾鉄朗)、『僕のヒーローアカデミア』(ホークス)、『おそ松さん』(松野カラ松)、『呪術廻戦』シリーズ(五条悟)、『逃げ上手の若君』(諏訪頼重)、『チ。-地球の運動について-』(バデーニ)、『出禁のモグラ』(モグラ)など多数。YouTubeチャンネル『中村悠一のあそびば』『マフィア梶田と中村悠一の「わしゃがなTV」』も大好評配信中。
X: https://x.com/nakamuraff11
YOUTUBE:https://www.youtube.com/channel/UC3eYAvjCVwNHgkaGbXX3sig
- ──
- 中村さんは『MOTHER』シリーズの
いろいろなグッズを
お持ちになっているそうですね。
- 中村
- 「ほぼ日」さんが
『MOTHER』グッズをどんどん作るから(笑)。
気が付くと「ほぼ日」のホームページに
新しいグッズが並んでいるんです。
止まらないんですよ、「ほぼ日」さんのグッズ制作が。
ホームページで新しいグッズを見つけるたびに、
すぐにチェックをしています。
- ──
- 中村さんは普段の生活においても、
『MOTHER』シリーズのいろいろなものを
お使いになっているそうですね。
たとえば、目覚まし時計のサウンドは
『MOTHER』のBGMを使っているとか?
- 中村
- そうです。
『MOTHER』の最初の曲「MOTHER EARTH
(MOTHER)」を使ってます。
おかげで、ちょっとこの曲がキライになりました(笑)。
- ──
- 目覚ましアラームだけに。
- 中村
- そうです。
毎朝、このBGMに起こされているので‥‥。
- ──
- ほかに愛用品はありますか?
- 中村
- けっこういろいろ使っているんですけど
‥‥具体的にはなんだろう?
いま持っているのは‥‥このジッパーバッグは
『MOTHER』シリーズのグッズですね。
いつも持ち歩いています。
- ──
- ありがとうございます。
こちらはどうやってゲットしたんですか?
- 中村
- これは去年の一番くじ
(一番くじ MOTHER2 ギーグの逆襲 30th Anniversary)
のG賞(あずけるジッパーバッグ)ですね。
- ──
- 中村さんの日常生活のいろいろなところに
『MOTHER』シリーズのグッズが活躍されているわけですね。
この夏の『MOTHER』シリーズのグッズはいかがですか?
- 中村
- 「どせいさんのキャンディボトル」いいですね。
フタの裏に足がついてる‥‥。
ちょっと見えているのがかわいいです。
あと『MOTHER2』ロゴのフィギュア‥‥
すごいですね、
これ‥‥光るんですか?
- ──
- 光りません。
フィギュアなので‥‥。
- 中村
- これは持ち歩きするものじゃないですよね。
『MOTHER』シリーズのグッズって、
実用性があるものが
‥‥意外と少ないですよね(笑)。
- ──
- そうですね、「マニマニのあくま」とか、
「どせいさん ひざたけぬいぐるみ」とか、
思いかえせば、たしかに実用性はまったくないですね。
夏の新作で実用性があるといえば、
「サマーズのビーチサンダル」とか
「サマーズのビーチバッグ」ですかね。
- 中村
- あと、実用性のあるものというと
アパレル系、Tシャツぐらいじゃないですか?
- ──
- そうですねえ。ほかでは、うーん。
「サターンバレーのクッキーボックス」は
ボックスがブリキでできているので、
クッキーを食べ終わったあとは
小物入れに使ってもらえるかと。
缶つながりで、新作ではないですけど、
『MOTHER2』ロゴの「TINBOX」とか
トランクのかたちをしていてかわいいです。
- 中村
- なるほど、持ち歩きたい‥‥とは思いますけど、
ブリキって音がするじゃないですか。
僕は仕事的に、音が出るものを持ち歩けないんですよ。
- ──
- ああ! 声優さんは
収録スタジオ内にいらっしゃるときは、
なるべく音が鳴らないように
しないといけないでしょうから‥‥。
- 中村
- そうなんです‥‥。
こういう音が鳴るものは、
仕事部屋で使わせてもらっています。
このクッキーボックスのデザインのように
ゲーム画面をそのまま商品にするっていうのは
すごく良いと思います。
以前も言ったことがありますけど、
「ほぼ日手帳『MOTHER』シリーズ」の
表紙とかすごく良いですよね。
とくにキャラクターたちがずらっと並んでいる
「ほぼ日手帳『MOTHER』シリーズ」の
「CAST(MOTHER 3)」がすごくよくて。
キャラクターの立ち位置とか並び順を考えると、
いろいろと考えることができておもしろいんです。
- ──
- キャラクターの立ち位置とか
並び順をご自身で考えるのが
たのしいんですね。ふふふっ。
- 中村
- 僕が参加させてもらっている
「マフィア梶田と中村悠一の
『わしゃがなTV』」という
YouTubeの番組があって、
そこで番組オリジナルのグッズを作ることがあるんです。
スタッフのみなさんといっしょに
グッズ会議をするのですが、
その会議のたびに「ほぼ日」さんのグッズは
よく考えて作られているんだなあと感じますね。
見習わなきゃいけないところが
いっぱいあります。
どうしてもグッズって、
過去に別作品や別番組で作ったものを
ひな形として提案されることが多いんです。
そうすると、他のコンテンツのグッズと
変わらないものになってしまう。
そこで何か、ひと工夫あったらなと。
頭を使って、工夫することは
コストがかからないんだし、
もうちょっとみんなで頑張って考えてみようよ、
と思っちゃうんです。
「ほぼ日」さんのグッズは
いつも、そういう、ひと工夫があって、
いつもすごいな‥‥
端的に言っちゃうと、
うらやましくなっちゃうんですよ(笑)。
- ──
- グッズを作る側としての意見!
ありがとうございます。
- 中村
- そうなんですよね。
グッズを楽しむ側から、
グッズを作る側にまわると、
また違って見えることがありますね。
- ──
- 「ひと工夫」。
たしかに、グッズのおもしろみのひとつは、
そういった作品のおもしろさを体現する
「ひと工夫」なのかもしれません。
- 中村
- 以前、トンズラブラザーズのぬいぐるみ
(ぼくとともだちシリーズ「トンズラブラザーズ」)が
あったじゃないですか。
あれはぬいぐるみもかわいかったけれど、
箱が良かったんですよね。
トラベリングバスをモチーフにしていて。
ぬいぐるみを箱から出さずに
飾っている人もいるんじゃないかな。
箱も遊び心がある「ひと工夫」というか。
そういうところが、
自分にもすごく勉強になりましたね。
- ──
- さて、『MOTHER』シリーズは
30年以上続いています。
実は『MOTHER3』も来年で20周年なんですよ。
- 中村
- そうですよね。
有野(晋哉)さん
(よゐこ、GCCX有野課長)が言ってました。
「どうせ来年は『MOTHER3』の
20周年グッズが出るんやろ」って(笑)。
でも、こういうグッズが出ることで、
『MOTHER』シリーズが世代を超えて
楽しんでもらえるのがうれしいですね。
「MOTHERのかたち。」展と新作グッズを
中村悠一チャンネルで紹介してくれました。
「暑い夏。行ってきました渋谷PARCO」
(つづきます)
2025-08-27-WED




