「編めるようになりたい!」
編みものへのあこがれを長いこと育てていた
乗組員の羽佐田(ハサウェイ)と松本(まっきー)が、
一緒に編みものをはじめることにしました。
ふたりとも編み針の持ち方もわからない、はじめてさん。
この冬、編んでみたかったものに挑戦しながら、
わからないことやできたこと、右往左往する様子を
交換日記というかたちでお届けします。
羽佐田、松本の順番で日記を交換しますが、
編みものの質問やあまりの慌てっぷりに、
ベテランの先輩が登場してくれることもあると思います。
全国の編みもの初心者さんもベテランさんも、
一緒にこのニットシーズンを楽しみましょう!

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2月18日(水) まっきー

2月18日(水)

 
ハサウェイさん、こんにちは。
寝違え大変でしたね‥‥! 
読んでいるだけで痛そうです。
もうよくなったでしょうか? 
お大事になさってください。
健康なときは忘れがちですが、
身体のどこか一箇所だけでも痛むと
とたんに集中できなくなりますよね。
そんななかでも「仕事も編みものも健康第一」と
学びを得ているハサウェイさん、すごいです。
私もまだ、ガッチガチに肩に力を入れて
編んでいるので、リラックスしながら
編みものを楽しむのが目標です。
指だけじゃなくて、
首や肩、背中、頭、目、腰などなど、
全身の力を借りて編んでいるんだと思うと、
編むためにも身体を大事にしようと
気が引き締まりますね。
私のほうも、手袋がいったん
きりのいいところまで来たので、
というか、わかるところが終わり、
わからないところまで来てしまったので、
いったんお休みしました。
わからないところは次の編み会のときに
先輩に質問しようと思います。
ではなにをしていたのかというと、
祖母と編みものをしていました。
祖母は編みものが得意で、私が小学生のころ、
編み方を教えてくれたことがありました
(なのにすっかり忘れていて、このありさまで、
ごめんと言いたいです)。
祖母は最近少し入院してしまい、
元気がなくなっていると聞いたので、
一緒に編みものをしたら
楽しくなってくれるかなあと思ったんです。
家にあった編み針と毛糸をかきあつめて、
祖母の家に行きました。
祖母が編み方を覚えているかどうかが
少しあやしかったので、
「作り目」は私が用意して、
表編みの編み方を説明しました。
昔は教えてもらっていたのに
今度は私が教えるなんて、
誇らしいようなちょっと寂しいような気持ちに
なりました。
ですが! 編み針を手にした祖母はさすがでした。
まず持ち方がプロでした。
私はいつまで経っても「フランス式」の持ち方が
できず、アメリカ式と独自式の中間みたいな
持ち方で編んでいるのですが、
祖母は針を持ったとたんに完璧にフランス式の
手つきになっていたんです。
きっと昔、この持ち方で、母や叔母の服を
たくさん編んでいたんだろうなと感じ入りました。
最初は「これでいいの?」と
少し不安そうだったので、
どう見ても私よりきれいに編んでいる祖母を
「いいよいいよ! その調子だよ!」と励ます
謎の構図ができていました。
私はまだ人に「いいよいいよ」などと言える
段階ではない。精進精進。
祖母とは最近あまり話せていなかったのですが、
編みものをしながらたくさん言葉を交わせて
うれしかったです。
もっとうまくなって、祖母に追いつき、
ふたりで楽しく大作をつくりたいです。
まずは手袋の疑問を解消して、
この冬のあいだに完成させます! 
ハサウェイさんの首がはやくよくなりますように。

勉強でもそうですが、人に編み方を伝えると、
自分の理解が深まりますね。
自信がついてきました。

編む時間の楽しみ方、なかなか難しいですよね。
集中が途切れないようにしたいですし‥‥
私は一回、
歌詞のない音楽を流しながら編んでみたら、
なんだかすごくおしゃれな人になった気がして、
はかどりました。

(次回は羽佐田です。私もお祖母ちゃんと編みものをしたくなりました。)

2026-02-18-WED

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