さあいよいよGWは「生活のたのしみ展」。
「ほぼ日」内の飯島奈美さんのウェブショップ
「SUPER LIFE MARKET」では、
いままでに展開してきた食品・グッズ・書籍に加え、
新製品がずらりとならびます。
すでに「生活のたのしみ展」サイトでも
お伝えしておりますが、
新製品のこと、もっと知っていただきたくて、
ここで、さらにくわしい情報をまとめました。
ここで紹介したアイテムの一部は、
後日ウェブショップにもならぶ予定です。
どうぞおたのしみに!

前へ目次ページへ次へ

ウメサミコのレシピ

フードスタイリストの飯島奈美さんが考案した
まったく新しい調味料「ウメサミコ」。
じつは「はちみつ」でできているのです。
梅酢の塩分を落として煮詰め、はちみつとかくはん。
とろりと一体化させることでさわやかな梅の香りと、
梅エキスのようなしっかりとした酸味、
やさしい甘さが合わさったシロップがうまれました。
じつはこのウメサミコは飯島さんがご自身で
梅酢とはちみつを混ぜて、それを炭酸水などで割って、
スポーツドリンク代わりに
夏の飲み物として飲んでいたものが原点。

さて、どんな使い方があるのか、
飯島さんに「ウメサミコ」をつかった
オリジナルレシピを考えていただきました。
ドリンクだけでなく、
いつもの料理にもつかえます。
もちろん、「おいしい!」ものばかり。
ぜひ、ためしてみてくださいね。
おすすめの「飲み物」や「お料理」を
6つご紹介します。

ウメサミコスカッシュ

さっぱりとしているけど、ほどよい甘さがちょうどいい、暑い日に飲みたくなる、ドリンクですよ。

(飯島さん)
冬は炭酸水のかわりにお湯割りにしてホットドリンクとしていただくものおすすめです。スカッシュにはレモンの輪切り、お湯割りにはシナモンパウダーや生姜スライスなどをを加えるといいですよ。

材料:1人分

  • ウメサミコ大さじ1
  • よく冷えた炭酸水200ml
  • 適量(お好みで)

作り方:

  1. グラスに分量の1/4程の炭酸水(50mlぐらい)を入れて、ウメサミコを加え、マドラー等で優しく混ぜ合わせます。
  2. 1に残りの炭酸水を入れ軽くひとまぜし、お好みで氷を加えます。

いわしのウメサミコ煮


いわしと梅干しを一緒に煮る“いわしの梅煮”に似たお料理。梅干しの代わりにウメサミコを使うことでさっぱりとしたあじわいに、コクが増します。

(飯島さん)
ウメサミコを加えることでいわしの魚臭さが和らぎます。青魚が苦手な方にもおすすめですよ。

材料:2人分

  • いわし6尾
  • 200ml
  • 100ml
  • ウメサミコ大さじ1と1/2
  • しょう油大さじ1と1/2
  • しょうが(薄切り)1かけ

作り方:

  1. いわしの頭、内臓を取り、流水でよく洗って水気をふき取ります。
  2. 鍋に水、酒、ウメサミコ、しょう油を入れて火にかけます。
  3. 煮立ったら、しょうがを入れ、1を並べます。再び沸騰したら落し蓋をして、15分ほど、弱めの中火で加熱します。

ぶりのウメサミコ照焼き


ぶりの照り焼きと聞くと白いごはん。でも、この照り焼き、お酒といただいても抜群なんです。ウメサミコ効果でいい「照り」が出ますよ。

(飯島さん)
ぶりは下処理として、梅酢を使うといいですよ。ぶりの生臭さを消すことができるんです。

材料:2人分

  • ぶりの切り身2枚
  • 梅酢大さじ1
  • 薄力粉適量
  • ししとう4本
  • 少々
  • 大さじ2
  • しょう油大さじ2
  • ウメサミコ大さじ1/2~1
  • 適量

作り方:

  1. ぶりの切り身に梅酢を振りかけ、5分置き、ペーパー等で水気をふき取り、薄力粉を全体にまぶします。
  2. フライパンに油を入れ加熱し、ししとうに塩少々を振りかけ、さっと焼き、一旦取り出します。
  3. 同じフライパンに油を加えて熱し、①を入れます。中火で両面を3~4分ずつ焼きます。
  4. 酒、しょう油、ウメサミコを加え、中火で加熱したまま、全体にたれを絡めます。

豚ときのこソテー


豚肉のソテーとフルーツソースの相性は抜群! このレシピではそのフルーツソースをウメサミコでつくります。酸味と甘みが絶妙なバランスで、ぐんと味がしまり、おいしくなりますよ。

(飯島さん)
今回はとんかつ用の豚肉を使いましたが、豚の薄切り肉や鶏もも肉でもおいしくできますよ。

材料:2人分

  • 豚肩ロース肉(とんかつ用)2枚
  • 生しいたけ4枚(石づきを除き半分の大きさに切る)
  • しめじ1/2パック(石づきを除き手でほぐす)
  • ホワイトマッシュルーム1パック
  • にんにく1/2かけ(皮と芯を除き薄切り)
  • ローズマリー2本
  • ウメサミコ大さじ1
  • 適量
  • 黒コショウ適量
  • オリーブ油適量

作り方:

  1. 豚肉は1枚を4等分に切り分け、両面に塩、コショウをします。
  2. フライパンにオリーブ油を熱し、生しいたけとしめじ、マッシュルームを入れ、塩をひとつまみ振り、中火で炒めます。全体に火が通ったら一旦お皿に取り出します。
  3. 同じフライパンにオリーブ油とにんにく、ローズマリーを入れ、弱火にかけます。香りが立ってきたところで、豚肉を入れ、片面につき3~4分ほど中火で焼きます。
  4. 2を3に戻し入れ、ウメサミコを加えて手早く炒め合わせます。

鶏レバーとごぼう炒め


レバーの香りが苦手な方にもおすすめ。クミンとウメサミコの意外な相性、おたのしみください。

(飯島さん)
トマトとクミンを加えて煮ることで一気におしゃれなあじわいに仕上がるお料理です。お酒にも合いますよ。

材料:2人分

  • 鶏レバー230g(食べやすい大きさに切る)
  • ごぼう1/2本(斜め薄切り)
  • にんにく1/2かけ(皮と芯を除き薄切り)
  • トマト1/2個(1cm程度に角切り)
  • 白ワイン100ml
  • クミンシード小さじ1/3
  • 小さじ1/3
  • オリーブ油大さじ1/2
  • ウメサミコ大さじ1/2
  • 黒コショウ適量
  • イタリアンパセリ適量(粗みじん切り)

作り方:

  1. フライパンにオリーブ油とにんにくを入れ弱火で加熱し、鶏レバーとごぼう、塩を加え炒めます。
  2. 全体に油が回ったら、トマト、白ワイン、クミンシードを加えます。煮立ったら、アルミホイル等で軽く落とし蓋をして6分程、ごぼうが柔らかくなるまで煮ます。
  3. 落とし蓋をはずし、ウメサミコを加えさっと混ぜ、お皿に盛り付け、仕上げに黒コショウとイタリアンパセリを散らします。

トマトとパイナップル


デザート、それとも冷菜? もちろんそのどちらとしてもおいしくいただけます。メインのお料理と一緒に並べて、箸やすめのように食べるのもいいですね。

(飯島さん)
トマトと合わせる食材は季節によって変えるといいですよ。夏はスイカ、秋はいちじくや柿、冬はいちごを合わせてみても‥‥! トマトとモッツアレラチーズを合わせてカプレーゼのようにいただくのもおすすめです。

材料:2人分

  • トマト中1個
  • パイナップル1/4個
  • 梅酢小さじ2
  • オリーブ油大さじ1
  • ウメサミコ大さじ1
  • バジル適量

作り方:

  1. トマト、パイナップルは食べやすい大きさに切ります。
  2. 器に1を盛り付けます。梅酢、オリーブ油、ウメサミコを回しかけ、バジルをちぎりながら散らします。

写真:有賀傑

2022-04-28-THU

前へ目次ページへ次へ