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入社4年、じょうの場合

渡邉 青 サイエンス・マジック部 入社4年

国立沼津工業高等専門学校卒
在学中にエンジニアリングを学び、2020年から
アプリの開発やシステム保守の仕事に携わる。
ほぼ日には2022年に中途入社。
現在はほぼ日手帳アプリやドコノコ、
アースボールなど幅広いサービスを担当。

これまで主に手掛けてきたこと
ほぼ日手帳アプリ
ほぼ日のアースボール
ドコノコ

──
現在、エンジニアとしてほぼ日でお仕事をしている
じょうさんは、
どんな学生生活を過ごしていたんですか? 
じょう
熱心な自学自習には取り組んでいなくて、
プログラミングとゲームに明け暮れていました。
最低限の単位取得ができていれば、
残りの時間は可能な限り
プログラミングのアルバイトや
ほかの興味があることに使っていたので、学生として
褒められた姿ではなかったと思います(笑)。
ですが、自分のやりたいことに
最大限に時間を使ったのは、
いま振り返ってもよい選択だったと思っています。
──
学生時代からプログラミングをされていたんですね。
その後、別の会社で経験を積んだのち、
ほぼ日に中途入社されました。
前職ではどんなお仕事をしていたんですか? 
じょう
ゲーム系の会社で、アプリやウェブサイトを
つくっていました。
──
業種としては、現在とあまり変わらないのですね。
ほぼ日に来てからここが大変だった、
びっくりしたということはありましたか? 
じょう
ほぼ日は、
いわゆる「縦割り」の会社ではないので、
入って間もないぼくが、かなり早い段階で
「ほぼ日のアースボール」チームの
開発の中軸に抜擢されたんです。

ほぼ日のアースボール ほぼ日のアースボール

じょう
先輩はついていてくれましたが、
開発のコースやスケジューリング、全体方針を
自分がメインで考えることになりました。
当時、社会人歴としては2年目だったとはいえ、
まだ22歳だったので、
責任感を持って挑まなければならない仕事を
躊躇なく渡してもらったことに驚きました。
「実力が仕事に見合っているからやってみて」
というよりも、「とりあえずやってみようか」で
仕事が来る印象でした。
そんなふうにいろんなことをやらせてもらえるのは
嬉しくもあり、大変でもありました。
──
このインタビューのシリーズでは、
「ほぼ日では自分から手を挙げないと仕事がない」と
話してくれた乗組員が多かったのですが、じょうさんは、
そういうわけではなかったのでしょうか。
じょう
そうですね。サイエンス・マジック部
(テクノロジーや技術の力でコンテンツをおもしろくしていく、
おもにエンジニアの部署。くわしくはこちらをご参照ください)

は、ありがたいことにほかのチームの人から
「これできる?」と声をかけてもらうことが多いので、
任せてもらえる仕事はけっこうあります。
「ほぼ日手帳アプリ」も、
いまは大きなプロジェクトになってるけど、
いちばん最初は「とりあえずやってみて」
と任されました。
こんな大事なプロジェクトを
ぼくが始めていいんだろうか、という思いと戦いながら
進めた記憶があります。

──
手帳アプリの初期にも関わっていたんですね。
じょう
はい。最初はサイエンス・マジック部主導で
動き始めて、いろいろなプロトタイプを
どんどんつくっていきました。
そこで、まわりのみなさんが
「会社として、このアプリを進めてもいいかも」
と感じてくれて、チームが再編成され、
引き続き開発のメンバーとして入れてもらいました。
──
最初にプロトタイプをたくさんつくったことが、
アプリのその後のために大切だった。
じょう
ぼくとしては、そこで大きい結果を残せたかというと
自信はないですけれど、
「最終的にリリースされたアプリのこの部分は
最初のアイデアが元になってるな」
「最初に検証したから、本格的に開始してから
悩まずに済んだな」といったことは実感しています。
──
大事な最初の部分に関わることが多い
お仕事なんですね。
じょう
はい、それが役目だと思います。
──
プロジェクトの最初を任されるとき、
どんなことを心がけているんですか? 
じょう
最初に「つくってみて」と言われて
自分が出すものの正答率は、
たぶん50パーセントもないと思っていて。
でも、たとえば、
自分が候補として出した10個のうち、
3つが間違ったものだとしても、
いったんそこで形にしておけば、
あとはその3つを省いて、
残りの7個について集中できます。
だから、間違った3個は無駄にならないんです。
そう考えて、とりあえず相手の話を聞いて、
自分がイメージできたものをまずはつくってみる
ようにしています。
──
仕事の内容を具体的に聞いていると、
「エンジニア」という枠組みを超えた、
自由なクリエイティブを感じます。
じょう
考える場面は多いです。
部署の目標として、ほぼ日手帳アプリや
アースボールのような既存のものを
ちゃんと運営していくのはもちろんですが、
大きさは問わず、年に何個かあたらしいものを
つくることを意識しています。
ほぼ日ではエンジニアリングだけじゃなくて、
企画力が試されるシーンがたくさんあって。
いま「ドコノコ」のメインエンジニアを
しているんですけれど、
エンジニアとしての仕事以外にも、
「ドコノコがリリース10周年を迎えて、
次の周年を迎えるにはどうしたらいいか」
ということを、チームのみんなと一緒に考えています。
それから、ビジネス的な、お金まわりの話を
考えなければいけないシーンもあります。
それらはやったことがない領域なので、
かなり苦戦しているところです。

──
「エンジニアだから、
システム以外の問題は考えなくていい」
じゃなくて、チームの一員として
意見が求められるんですね。
じょう
それがいいところでもあり、
難しいところでもあります。
たぶんほぼ日では、エンジニア以外も、すべての人が
自分の領域外の仕事もやることになります。
みんなが一度は苦労する
ポイントかもしれませんね。

──
年齢に関わらず大きな仕事を任される、
クリエイティブな考えが必要‥‥など、
おもしろくもあり大変でもあるほぼ日の仕事を
経験してきたじょうさんが、
いま、ほぼ日で働き続けている理由はなんでしょうか。
じょう
ほぼ日はすごく働きやすい、ということが大きいです。
休みも自由に取れるし、社内イベントもおもしろいし。
それから、前の会社はエンジニアの会社だったので、
全員がずっとデスクに向かって
パソコンをさわっているのが当たり前でした。
でも、ほぼ日ではエンジニアの割合が
全体の2割ぐらいで、 エンジニアじゃない人のほうが
圧倒的に多いですよね。
だから、エンジニアリング以外の業務に
呼んでもらうことがよくあるんです。
それはエンジニアの専門の会社にいたら
できない経験だったと思います。
ぼくは飽き性なところがあるので、
自分の仕事以外を手伝えるのは、
ふだんの仕事の息抜きにもなっています。
──
「自分の領域外の仕事もしなければならない」と、
「ふだんできない経験ができる」は、
表裏一体ともいえますね。
「これだけやっておけばいい」ということはなくて。
じょう
なので「自分はエンジニアだけやりたい」
という人だと、ちょっと合わないかもしれません。
でも、いろいろやりたい人は、ぜひ。
本当にいろいろできます(笑)。
──
いままでで一番「自分がこれをやるのか」
と思ったお仕事はなんですか? 
じょう
「生活のたのしみ展」に、
ぼくは2回参加していて、
2回とも食堂のキッチン担当だったんです。

生活のたのしみ展 生活のたのしみ展

──
はっ‥‥そうでした。
じょうさんといえば、
たのしみ展の食堂のイメージです。
じょう
学生のころに
飲食のアルバイトを経験してはいましたが、
エンジニアになってからも、まさか年に一回、
飲食店のキッチンを担当するとは
思っていなかったです。
最近は、たのしみ展以外でも、
食品イベントのスタッフに抜擢されたりしています。
料理が好きだからいいんですけど、ときどき
「なぜエンジニアが仕事で料理をしているのか」
と我に返ります(笑)。

──
エンジニアも、自分の領域外の仕事をどんどんやる
「ほぼ日ならでは感」を、
日々感じるお仕事なんですね。
次のお料理仕事も楽しみにしています。
ありがとうございました! 

(次の乗組員に続く)

聞き手:松本万季(新卒3期生)
マンガ:松本夏歩(新卒4期生)

2026-10-30-FRI

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