贈りものについて考える
「ほぼ日の贈りものマルシェ」では、
2024年4月、母の日・父の日について
アンケートを実施しました。

たくさんのご参加をいただき、
ありがとうございました!

先月の「母の日アンケート・回答編」に続き、
来る父の日(6月16日)を前に、
今回から3回に分けて、
みなさんからいただいた回答をご紹介します。

前へ目次ページへ次へ

回答編01

 
こんにちは。
「ほぼ日の贈りものマルシェ」チームです。
「母の日父の日アンケート」から、
先月の「母の日アンケート・回答編」に続き、
「父の日」についての
みなさんからのご回答を紹介します。
ちなみに、父の日については、
以前行った「みなさんの贈りものアンケート。」のときと同様、
母の日に比べてちょっと回答が少なめでした。
でも。
みなさんから寄せられたエピソードには、
お父さまとの、
贈りものを介したあたたかい交流を感じるものや
おたがいのうれしさを感じるものがたくさんありました。
また、家族だからこその率直なエピソードも、
忘れられない思い出になっているのだろうな、
というものばかりでした。
今回から3回に分けてご紹介します。
どうぞご覧ください。

結婚後、初めての父の日に
夫の父に贈りものを送ったら、とても喜ばれ、
お礼の電話が自分の携帯にかかってきて驚きました。
夫の父からの初めての電話でした。
(みはる)

父の日は
福光屋の日本酒の小瓶のセットを贈ります。
年齢的にたくさん呑むわけではないので、
いろいろな種類のお酒を少しずつというのが
楽しいかな、と。
箱に入った「お父さん日本一」という言葉も
嬉しいようです。
30年ほど前、金沢に単身赴任の経験があるので
福光屋さんからその思い出話が始まることも。
(うらら)

児童養護施設で働いていました。
家族と一緒に生活をすることが出来ない子供達が、
集団生活をしている施設です。
毎年「父の日」は、
施設の園長先生にみんなで感謝を伝える日でした。
客席の中央に園長の席を特別に設け、
子供達が色々な出し物をします。
歌や演奏やダンスなど。
そして代表の子が感謝状を読み上げて、
プレゼントを渡します。
まるで物に執着の無い、
いつも着のみ着のままの園長
(駅前で浮浪者と間違えられるほど!)だったので、
プレゼントは、子供達の笑顔の写真にしました。
園長ご自身は全く、
ご自分の身なりに無頓着だったのに、
子供達の洋服や髪型にはとても注意を払っておられ、
とにかく身ぎれいにするように! と
愛情深く注意されていました。
怒ると怖い、でも尊敬できる、
子供達の偉大な父親でした。
(あっちゃん)

物欲もなく、唯一の趣味が登山の父。
父の日の贈りものに悩んだ結果、
選択したのは登山系の雑誌。
自分では敢えて購入はしないけど‥‥
とても嬉しかったようで、
父も含めて登山仲間のみんなで
回し読みしているみたいと母から伝えられた。
ただ、登山雑誌は毎月発刊。
なぜか年1の父の日が、
月1の父の日みたいになっている。
年間定期購読も考えたけど、
あえて毎月発売日に本屋へ行き、
実家に送る日がかれこれもう5年以上。
ひと月に一度、
ささやかなプチギフトと定期連絡日になっている。
(とっちゃん)

シャツをプレゼントすることが多かった。
1枚ダメになると
1枚おろす形を取っていたので、
亡くなった時に1枚、
新品のシャツが残ってた。
(小寅)

お義父さんはスイーツが好きなので、
父の日も誕生日も
いちごショートケーキと決めています。
もれなく笑顔。
(なごやのまゆこ)

いつも照れくさくて伝えられないことを
手紙で送った。
(あおい)

すぐごろ寝する人なので、
それまでも枕などを
贈ったことがありましたが、
ある年「これだ!」と思い、
人をダメにするソファ
(無印良品の大きいビーズクッション)を
贈ったところ、大のお気に入りとなり、
「うっかりウトウトしても頭ごっちんしないので、
これのおかげで寿命がのびた」
と現在も使ってくれています。
(rasa)

育毛剤を渡したら、
わしははげてない、
少ないだけだと言われたが、
使ってくれている。
(炭酸大好き)

父の日は、
明るい色のシャツをプレゼントしています。
いま、高齢者施設に入所していますが、
わたしがプレゼントした服を
着てくれているのがうれしいです。
(うさこ)

 
明日に続きます。

2024-06-03-MON

前へ目次ページへ次へ