
贈りもののことを考える
「ほぼ日の 贈りものマルシェ」チームでは、
自分から自分への贈りものについて、
エピソードを募集しました。
そこで集まったみなさんからのすてきな経験談を
ご紹介します。
- こんにちは。
- 先日、贈りものについて考える
「ほぼ日の贈りものマルシェ」で、
みなさんの「自分への贈りものエピソード」を
募集しました。
たくさんの投稿をありがとうございます。 - 誰かへの贈りものを考えることは
自分の心の中のあたたかいものを引き出し、
相手を思う気持ちをなにかのかたちにして渡す、
とくべつな交流だということを、
これまでのコンテンツで感じてきました。 - よろしければこれまでの投稿コンテンツ
「贈りものの思い出」 、
「母の日アンケート」
「父の日アンケート」
もご覧ください。 - そして今回の「自分への贈りものエピソード」。
自分から自分へ贈りものをすることは、
誰かを大切に思うのと同じように、
ふと立ち止まったときや何かのターニングポイントで
これまでの自分を祝ったり記念したり励ましたりする
すてきな機会だということを、
アンケートをして、強く感じました。 - おつかれさま、でも、よしがんばろう、でも、
そういえばこれ好きだったよね、でもなんでも、
そのときの自分を自分でよろこばせる。
贈る自分も贈られる自分も、いいやつになれる。 - これからもみなさんに、
そんな機会をつくってほしいなと思いました。 - では、みなさんの投稿を一部ですがご紹介いたします。
今日から5回に分けての、連載です。
どうぞお読みください。
石がついたピアス
不妊治療をしていた時に、
ちいさな石がついたピアスを買いました。
流産を2回経て、新卒から10年勤めた会社を辞めて、
転職して、転職後しばらくして治療を再開したけど、
全然うまくいかなかった時です。
今まで贈りものは、
なにかがうまくいった時にするものだと
思っていたけれど、
そうでなくてもいいよな、と買ったこと思い出します。
今年、息子を無事に産むことができ、
このちっちゃなピアスを見ると
なんだかじんわりとした気持ちになります。
(ふふふ 30歳代 女性)
バイクの免許
自分への贈りものはバイクの免許です。
学生時代に、親友から
「あなたも免許を取ったら?
一緒にツーリングしようよ。」
と言われていたものの、
特に興味もなかったので取りませんでした。
でも、もうすぐ還暦というとき、
「死ぬ時に
『あれしておけばよかったなぁ』
と後悔したくない」と思い、
さらに、ダーリンから
「一緒にツーリングしたいから、
バイクの免許取らないか?」
と言われて一念発起。
何度も補習を受け、なんとか還暦目前に
バイクの免許を取得しました。
中古ですがバイクも買って、
お天気のいい休みの日に
ダーリンとツーリングしています。
我ながら、素敵なプレゼントだと思っています。
(あんちゃん 60歳代 女性)
家族旅行
年2回の家族旅行です。
夏は海べの街で海水浴。
冬はスノーリゾートでスキー。
宿に温泉がついていればなおよし。
子供と一緒に、自然と美味しいものと、
身体を動かすことが何より大好き。
家事と仕事と育児に奮闘している毎日。
なかなかゆっくりと家族と向き合えない日々。
日常から離れて、
プロの手にかかった家庭では作れない料理の数々に
舌鼓を打ちながら、
時間を掛けて対話しながら、食事の時間を楽しむ贅沢。
今の私には最高で最大なご褒美になっています!
(YUAO 50歳代 女性)
「ねむれないくまのために」の敷きパッド
私が「自分への贈りもの」に選んだものは、
「ねむれないくまのために」の敷きパッドです!
「ねむれないくまのために」では
すっかりおなじみの、ディーブレス社の
敷きパッドです!
以前から「くまもとろけるふとん」を愛用したので、
己への誕生日プレゼントに買ってみたところ、
上も下もとろけることになって
素晴らしい睡眠になりました‥‥!
寝る環境を整えて、
20代になっても元気でいれるように頑張っていこう、
って思いました。
(ワタゲビト 20歳代 男性)
小さな記念品
私の旅行は、ほとんどが出張です。
そして、そのほとんどで、何かの役目を果たします。
人見知りの私にとって、
目立ったことをするのはけっこう大変なのですが、
勧めたり依頼したりしてくださる方のことを思って、
毎回がんばります。
そんな自分への贈りものは、小さな記念品。
特に、北海道に行くと、
お土産屋さんでマリモを売っているので、
出張の度に買い求めています。
並んだマリモの瓶が、がんばりの証。
誰にも明かしていない、自分だけにわかる、
大切な贈りものです。
(たれのこ 30歳代 女性)
ケーキ
ありきたりですが、
お気に入りのお菓子屋さんのケーキです。
気の張る仕事の後は、
いつも取り置きを頼んでおいて、購入します。
そのお店のケーキを食べて以来、
もう他の店のは食べなくなりました。
若いご夫婦がこだわりを持ってやってる
良心的なお店で、
お店の人に会うだけでも「気」がよくなる、
私にとってのパワースポット。
ちっちゃいけれど、他県からもお客さんが来ていて、
うちの近所にあってくれて、ほんとに幸せです。
(ぴょん 60歳代 女性)
- 明日もおたのしみに。
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2025-04-14-MON
