夕方6時30分ごろになったら、
ほぼ日のキッチンでなにかをつくり、
まわりで適当な雑談をし、
それを生中継するという、
行き当たりばったりな中継コンテンツです。
さぁ、今日はなにをつくって話しましょうか。
中継のある日は、午後6時30分になりましたら、
Twitter(@1101complus)から生中継します。
3月4日
ロールキャベツ
みなさんこんにちは、ほぼ日のスガノです。
昨日はつめたい雨が降り、
冬に戻ったようなお天気でした。
こんな寒い日はロールキャベツがいいな、と思いました。
牛乳とバターをたっぷり使った
ホワイトソースのロールキャベツ。
きんぴらごぼうにひきつづき、
今回も私の母の料理集
「スガキョンレシピ(出版の予定なし)」を
参考にしてつくりました。
ロールキャベツ、気づけば
2時間くらいつくりつづけていました。
けっこうな力作です。
もしかしたら本日も夕方6時半に、
中継をはじめるかもしれません。
ほぼ日のTwitterをのぞいてみてください。
(↑時間になりましたら、
Twitterアカウントから生中継します)
<材料>
キャベツ1玉/たまねぎ2個/あいびき肉500g/
ベーコン/顆粒スープのもと/片栗粉少々/
パン粉/卵/マヨネーズ/塩/こしょう/炒め用の油
マッシュルーム1パック/
バター大さじ6、大さじ1/小麦粉大さじ5/
牛乳500ml/生クリーム70ml
————————————
スガキョンレシピに公開の予定はないので、
くわしめに作り方を掲載しますね。
ポイントは「ひとつひとつに味つけする」です。
1)大鍋に湯を沸かす。塩ひとつまみ入れる。
キャベツの芯に包丁を入れる。
湯が沸騰したら、
キャベツの芯を下にして下ゆでする。
2)たまねぎは1/4に切ってから
横方向にうすぎり。
油大さじ1で、少し茶色になるまで炒めます。
塩胡椒、顆粒スープのもと、それぞれ大きめのひとつまみ。
バターふたかけ投入、火を止めます。
ひとにぎりのパン粉、
粗熱をとってから卵1個を入れ味見します。
(→ここで味が決まる!)
2)
鍋のキャベツをひっくり返し、
芯を上にする。
いい頃合いになったら
菜箸でキャベツを突き刺し、
鍋から引っこ抜くようにして出す(ここがポイント笑)。
キャベツはゆですぎると破れるので、
下ゆではほどほどに。
流水で冷やします。
4)
ボウルにひき肉と塩胡椒少々を入れます。
そこに2)のたまねぎを加え、
マヨネーズをブチューっと入れます。
5)
キャベツを1枚ずつむき、
包丁で芯を削ぎます。
肉ダネをげんこつ小に、
空気を抜くようにまるめます。
6)
肉ダネをキャベツでくるくる巻きます。
その際は少量の片栗粉を糊にします。
7)
鍋に巻いたものをしきつめ、
ひたひたの水を入れて火にかける。
(今回はキャベツのゆで汁を使いました)
ベーコンを数枚、載せる。
顆粒ブイヨンを小さじ2ほど入れる。
蓋をして10分。
(今回はもうすこし多めに火にかけました)
8)
ホワイトソースをつくります。
まずはマッシュルームをバター大さじ1で炒め、
塩胡椒しておきます。これは別にとっておく。
9)
バター大さじ6、小麦粉大さじ5を火にかけ、
焦げないように炒めてぶくぶくさせます。
鍋の中身を激しくかき混ぜながら、
牛乳500mlを少しずつ加えていきます。
(鍋の中身がまとまったら牛乳を加えてまたまとめる)
最後に生クリームを加え(今回省きました)、
塩胡椒で味をみます。
炒めたマッシュルームを加えます。
すべてをいっしょに盛りつけて、できあがり。
パンでどうぞ。
みんながおいしいおいしいと言ってくれて
調理担当の3人はうれしかったです。
今日のホットトピックは、
「野菜はあんがい水に沈まない」
ということでした。
キャベツの下ゆでのとき、
まるでキャベツに意志があるかのように
鍋からぷかりぷかり浮いてびっくりしました。
だから食事中、みんなにも、
「水に落ちてしまったとき、
まわりに野菜が浮いていました。
さて、あなたはどの野菜につかまったでしょうか?」
という妙な質問をすることになりました。
ななちゃんの叫んだ
「白菜!」にはリアリティがあったなぁ。
見えたもん、私には
白菜を脇にはさんで水からあがってくる
ななちゃんが。
2020年3月4日 (スガノ記)
(今夜もおたのしみに!)
2020-03-05-THU